◆連載中のアナザーストーリー
丘 奈凰妃(おか なおひ)が、

「見えないものを見る人」「ほんとうのこころの声を通訳する人」
「あなたのこころをぽんと押す、ヒーラー兼石屋」にころがるまで。

こちらから一気に読めますので、ぜひ見ていってね♪

 

 

 

好評連載中「感情記憶をほどいたら、地上が楽園になった」シリーズ。

 

前回は、第25回 思考をほどくステップ5「ゼロに還す」でした。

 

 

* * * * * * * * *

 

 

本日からいよいよ最終章、第4章に入ります。

 

 

【感情記憶】とは?

 

感情 (「種類」×「大きさ」 × 「頻度」)× 思考

 

の繰り返しで、「わたし」の世界を定義づけるプログラム

 

 

 

第3章では、実践ワークを交えながら、思考のほどき方を説明してきました。

 

けれど、今いちど申し上げたいのは、感情記憶をほどく糸口は、いつでも「思考」ではなくて、「感情」の方だということ。

 

 

感情記憶の「思考」の部分にばかり着目すると、脳は理論づけとストーリーを次々に展開して、感情記憶の連鎖ループの中にどんどん突っ込んでいってしまう。

 

でも、その思考の裏には、常に、その思考を呼び起こす元となる「感情」が隠れている。

 

感情こそが、思考に火をつけ、それをループさせる燃料にもなることは、繰り返しおはなししてきました。

 

より根本的に、より深いレベルの感情記憶にアプローチしていてゆくために、いつでも追いかけてゆくのは「感情」の方なの。

 

それを、今いちどしっかり頭においておいていただけたら、と思います。

 

 

さてさて。

 

それを踏まえて、第4章では、何を話すかというと……。

 

実は、多くのひとが、共通してつい突き進んでしまう、楽園への「遠回りルート」「勘違いルート」があってね?

 

その名も、知らず知らずのうちにはまってしまう、トラップ「7つの感情記憶」。

 

そちらについて、ひとつひとつ解説してみようと思うのですね。

 

 

 

 

 

今日は「7つの感情記憶」トラップの1つめ、「怒り」。

 

とても多くの人が、「怒ってはいけない」という勘違いをしている。

 

 

第17回 他人の悪口を言っても、大丈夫ですか? でもすこし触れたね。

 

 

一体、なんで、「怒っちゃいけない」って、思っているんだろう?

 

誰にそう言われたの?

 

いつから、そう思っているの?

 

ちょっと、考えてみてほしいな。

 

 

 

だって……

 

怒りを感じると、とても不快だから。

 

怒りを出すと、人を攻撃して、傷つけてしまうから。

 

怒りによって、誰かに、傷つけられたから。

 

怒りは、とても怖いから。

 

だから、人にぶつけてはいけない。

 

怒りをおぼえてはいけない。

 

コントロールして、怒らないようにしなくてはならない。

 

 

怒りは、こうやって、無意識に抑圧をしてしまうことがとても多い感情の筆頭のように思います。

 

 

ところで、

 

「怒りの正体」

 

って、知ってる?

 

 

…………

 

…………

 

 

怒りとは、

 

「自分のニーズ(ああしたい、こうしたい)が誰かによって阻害された時に沸き起こる感情」

 

 

つまり、その下には、

 

 

「わたしは、ああしたいよー!」

 

 

「本当は、こうしたいよー!」

 

 

が隠れているのね。

 

 

そう考えてみると、怒りって、とても自然な感情だと思いませんか?

 

怒りを一切覚えない方が、なんだか不自然な気もするよね。

 

 

 

けれど、

 

「自分のわがままばかりを言ってはいけない」

 

「他人のことを思いやって、我慢もしなくてはいけない」

 

と、わたしたちは教えられてきた。

 

 

その結果、

 

自分の気持ちをおさえつけて、

 

自分のありのままの欲求は見ないふりをして、

 

そうやって、他人を思いやって、

 

決められた社会のルールの中で、うまくやろうとした、

 

んだよね。

 

 

でもね、よく考えてみて?

 

そうやって、みんなが少しずつ、やりたいこと、本当の気持ち、我慢して。

 

そんな世界って、本当に楽ちんなのかな?

 

 

それよりも、

 

「わたしも好きにやるから、あなたもやってー! お互いにいい感じに、好きにやろうね」

 

の方が、ずっとずっと楽じゃない?

 

怒りを抑圧せずに、適切に感じることで、それが可能になってくるのです。

 

 

怒りは本来、長い時間、持続する感情ではないの。

 

その時に感じきると、消えていくものなんだ。

 

 

怒りが大きかったり、長時間続いてしまったりするのは、

 

・今までに我慢をしすぎて、溜まっている怒りの総量が多い

 

・感じてはいけない、と抑圧するので、なかなか出ていかない

 

からなのですね。

 

 

 

 

そう、

 

怒りは、あっていい。

 

怒りとは、

 

「わたしが、わたしでいるための、大切な感情のひとつ」

 

であり、

 

「生きるため、行動するための、大切なモチベーションになる感情」

 

でもある。

 

 

もともと備わっているものを、

 

我慢して、なかったことにしようとするから

 

無理やりコントロールして押さえつけようとするから

 

苦しいのだよね。

 

 

怒りを覚えてしまう自分を、ダメだと批判するから、苦しい。

 

自分が我慢しているから、怒りっぽい人に対して、イライラするのですね。

 

「わたしは、我慢しているのに!!」って。

 

 

それを繰り返した結果、人は言うのよ、

 

「自分のやりたいことが、わからない」

 

って。

 

 

……それはね、

 

自分が自分に、怒ることを禁じてしまっているから、かも、しれないよ。

 

すこしでも怒りが出て来たら、それは、自分のほんとうの望みを知る、チャンスだよー!!

 

「こんなことを感じちゃだめ!」

 

って思わずに、どうぞ、感情ワークで、どんどんと怒りを出しまくってみてね。

 

それが、あるがまま、の楽園への近道だよ。

 

 

ただし、怒りが攻撃性をともなう時、それをひとにぶつけると、怒りが怒りを呼んで、ご自分も攻撃されてしまう可能性はあります。

 

それすらも、決して悪いことではないのですが、そういった事態を避けたい場合、怒りの安全な出し方を第17回第18回で解説しているので、ぜひご参照くださいね。

 

 

では、次回は、2つ目のトラップをご紹介してゆくよ。

 

お楽しみに〜。

 

 

 

 

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次回、

 

第27回 7つの感情記憶(2) 罪悪感「全部わたしが悪いのごめんなさい」

の予定です(20時頃に更新しています。更新したらリンクを貼りますね)。

 

 

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◆丘 奈凰妃(おか なおひ)ってこんな人
教師一家に生まれた真面目な子が、
「見えないものを見る人」「ほんとうのこころの声を通訳する人」「あなたのこころをぽんと押す、ヒーラー兼石屋」にころがるまでのストーリー。ぜひ見ていってね♪

 

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