好評連載中「感情記憶をほどいたら、地上が楽園になった」シリーズ。
前回は、第17回 他人の悪口を言っても、大丈夫ですか? でした。
最近、とても真摯に、時に熱く、思いのたけを綴ってくださる方が多く、うれしいです。
これからも可能な限り、惜しみなく書いていくから、ぜひ受け取ってもらえるとありがたいよ〜!
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●前回のあらすじ
Q.「えっ、好きなだけ、怒っていいの?」
A.「はい、思いっきりやっちゃってください!」
さて、今日はここからですね。
Q. そんなに怒ったら、怒った念が、相手に飛んでいったりするんじゃないですか?
A.はい、飛んでいきますね。
えー、こわ!! と思われるかもしれませんが、実は、これ、特別なことではないのです。
怒っている時に限らず、わたしたちは感情や思考を、様々な人との間で飛ばし合っているの。
相手のことを強く思ったり、考えるだけで、その思いは相手に、ぴゅーんと飛んでゆく。
好きだよー! っていう気持ちも、心配だな、元気かな? っていう気持ちなんかも、様々にね。
そんなやりとりの中で、わたしたちって、生きているのですよ〜。
ただ、相手に対する思考にくっついている「感情が大きい」かつ「攻撃性がある」時はね、その飛んでいきかたがエグいのね(苦笑)
これはあくまで、ひとつのたとえなんだけど、
普段交換し合っている思いのレベルが
・紙飛行機を飛ばす
・ボールをぽん、と投げる
・ふわーと香水をまとったかのように伝わる
くらいのものだとしたらさ。
攻撃性のある思念や大きな感情は、
・弓矢を引き絞って、ピョウッ! と射る
・切れ味のするどい刀をぶんっ!と投げる
・小型ミサイル発射!!!
みたいな感じで飛んでいくわけです(物騒なたとえで怖がらせることは本意ではないのですが、あくまでもののたとえね)。
仕事柄、そういう見えないエネルギーには敏感でありますゆえ、飛んで来ると、「痛っ」ってなるよ、リアルにね(笑)
とにかく、この飛ばし合いの応酬がはじまると、お互いにろくなことにならないのは、もうおわかりですね。
ですので、今回特別に、そうならない方法をお伝えしますね。
これ、まったく難しいものではないので、覚えておくと、大変にお役立ちです。
目をつぶって、自分を中心にして、周りに白いドーム型のお部屋を思い浮かべます。
そのスペースは、白くて、やわらかく伸縮力があり、かつ、とっても頑丈で、その中であなたが中で何をしようと、叫ぼうと、決して壊れることはありません。
このお部屋の中でなら、どんなことをやってもOKです。
あらゆるものを吸収する素材でできており、何を出しても外には漏れないし、相手に伝わることもありません。
ありったけの感情を、自由に吐き出してくださいね。
イメージ画像を探していたら、こんなかわいいのみつけた。
南紀白浜に実際にあるホテルなんだそう!
ワークが終わったら、
・そのお部屋ごと、エアークッションみたく、丸めて小さくくしゅくしゅとたたみます
・たたんだお部屋を、白く真珠色に光る、光の玉に包みます(大福か白玉のように、白く光る玉でコーティングするイメージ)
・宇宙をイメージし、その宇宙に、先ほど包んだ白い光の玉を浮かべます。
・その白く光る玉が、ぽん!!とはじけ、目に見えないくらいの小さなちりに分解され(原子よりもっともっと小さい素粒子レベルまで)、さらさら……と散って宇宙の一部に戻ってゆくところまでを、しっかりと見届けます。
宇宙に散って消えるまで、しっかり見届けるのがポイント
ここまでが終わったら、大丈夫。
理屈はわからなくても、書かれた通りにイメージすればOKなので、やってみてね。
理屈がわかりたい人のために、さくっと説明すると、
白い光の玉=無条件の愛の象徴
玉がはじける=素粒子レベルに分解された時点で、意味付けのない純粋なエネルギー(これも、無条件の愛と呼ばれるもの)にもどる
以上です。
この白いお部屋は、感情がわーっと出てきた時、思考がぐるぐるする時、外界の情報を遮断して自分を見つめたい時など、様々な用途に使えるから、ぜひ試してみてね。
さて、次回からは、「思考」の扱い方のヒントを、様々にお伝えしてゆく予定ですよ。
これもきっと、面白いお話になると思います。
お見逃しなくどうぞ。
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次回、
第19回 優しい宅配業者ばかりの人、クレーム案件ばかりの人の違い
の予定です(20時頃に更新しています。更新したらリンクを貼りますね)。
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