好評連載中「感情記憶をほどいたら、地上が楽園になった」シリーズ。
前回は、第10回 全ての感情記憶をほどいたら、世界はどうなる? でした。
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さて、今日からいよいよ、具体的に感情記憶をほどいていくレクチャーに入りますね。
今日は、
◆ステップ1 「うたがってみる」
です。
感情記憶=感情の「種類」×「大きさ」×「頻度」によって生成する、あなたの世界を定義づけるプログラム
でしたね。
「なんだかおかしいな」
「うまくいかないな」
「つらいな、苦しいな」
と思う時は、いつか、どこかで生成された感情記憶のプログラムが、今の自分にあっていないサイン、なのかもね。
PCにとりあえず入れてみたアプリとかプログラムが、快適に動作しなかったり、干渉しあったりして、エラーを起こしてしまっている感じね。
ここで、とても重要なことは、
今の自分にとって、どれだけ「正しい」と思われる情報であっても、それが自分にここちよくフィットするかどうかは、全く関係ない、ということ。
「社会は、こうなっているんだよ」
「こんなこと、常識でしょう?」
「絶対に、こうしなきゃだめだよ」
などなど……
小さい頃から無数にGETしてきた感情記憶が、今、自分にとってどんなに影響力があったとしてもね。
それ、ただの、いつかどこかの時期に、何かのきっかけで生成された、ただのプログラムだから。
その時味わった感情がたまたま大きかったから、何度も繰り返し繰り返し言われたから、大切なひとから教わったから……
様々な理由で、自分の中で、優先的、絶対的なプログラムとしてランするようになった。
ただ、それだけのことなの。
前回申し上げましたね、
「その感情記憶が絶対だと思い込むところに、苦しみが生まれる」。
ということは、つまり、その感情記憶は絶対じゃない、って気づけば良いのよ。
これが、絶対感情記憶をほどく、第一歩でございます。
「こうしなくちゃ、いけない」
って思っている自分に気づいたら、
「まず、それをうたがってみる」。
うたがうだけだったら、別に、何も悪いことは起こらないでしょ?
ちょっとやってみてよ。
そしたら、自分が、どれだけたくさんの「絶対的なルール」をもっているのか、に気づくから。
絶対感情記憶をほどくには、絶対感情記憶の存在に気づくこと、これがファーストステップです。
これ、なかなか難しいんだよ?
だって、それを見つけるためには、「わたし、今、こう考えているんだな」っていう観察が必要だから。
「世の中、うまくいかないことばかりだ!」
っていう絶対感情記憶を見つけるには、
「わたし今、『世の中、うまくいかないことばかりだ!』って思ってるんだなー」
っていう、俯瞰視点が必要、ってこと。
それができたらすかさず、
「それ、本当じゃないかもよ?」
って、自分に投げかけてみる。
是非、やってみてね。
そこで、
「何言ってんの? 絶対当たり前のことじゃない」
「じゃあ、どうすればいいの? どうにもなんないじゃん」
などの思考の声が聞こえたら、しめたもの。
それこそが、絶対感情記憶がランしている瞬間を、とらえられた、ってことだよ。
とは言え、世の中には絶対的なルールがあるじゃない?
と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
それについては、次回説明してみるよ〜。
こつこつ書いて10日ほどですが、わたし、我ながら、毎日いいこと書いてるなって思うんですよ(笑)
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次回、
の予定です(20時頃に更新しています。更新したらリンクを貼りますね)。
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