原付で北海道一周!~下道しか走れない運命に踊らされる10日間~ -10ページ目

原付で北海道一周!~下道しか走れない運命に踊らされる10日間~

神奈川県から原付(アドレスv125)で北海道一周をキャンプツーリング(ほぼ野宿)してきた雑記を書いています!バイク・キャンプ初心者、おまけに方向音痴…果たして、無事にたどり着けるのか?

宿も遅く出てきたし、じっくり観光しちゃったので、もう夕方。


ここら辺のキャンプ場は、場が悪いらしいので、泊まる宿を探す。


次の目的は、釧路方面だが、さすがにそこまではたどり着けないので、


近場の摩周湖近くの宿に行くことにした。




地図だと近く見えるが、実際に走ると遠い。。。


途中で、晩ご飯を見つけたスーパーで買うことに。




コンビニのおでんやら、レトルトのカレーやら、なんか北海道らしいもの食べていないのが、お店で海鮮丼を食べる余裕もない。



なので、スーパーなら地元の食材が食べれると思ってスーパーにした。


案の定、おいしそうな食材が沢山…





しかし、これはキャンプ場でなければ厳しいな。




買い物を終えると、足早にバイクにまたがり先を急いだ。


ここで、結構な距離、道を間違えるのだが、なんとか目的地の


ホテル摩周へたどり着く。




意外にも、綺麗だ。部屋も、すごい!


ふかふかの布団。。




ここは、この旅で一番の宿だった。


とは言っても、北海道では2泊しかしてないのだが…。




スーパーで買った刺身の晩ご飯を食べようか、お風呂に行くか迷った。


風呂に入ると食欲がなくなるし、飯を食べると風呂が辛くなる…


2択地獄だ。




散々迷った挙げ句、お風呂に行くことにした。


ザッと浴びればいいよね。




部屋を出るのに、鍵をかけようとするが、閉まらない…


豪華さに反してセキュリティーがザルだ。。。




真正面の客室に至っては、ドアが全開で会話が筒抜け


下品なおじさんの笑い声と、数人の女性の話し声がする。


温泉宿に来ると、なんの集まりなのか、疑問に思う団体がいる。




まぁ、いいか。


風呂場に行くが、結構狭かった。


ちょっと金持ってる家のお風呂くらいの大きさだ。




まあ、ざっと浴びるだけだからと


そそくさとお風呂に入るが、人だらけだ。


みんなおじさん。




おじさんのホルマリン漬けアラカルト。そんな気分だ。


体を洗うおうとすると、席が空いていない



1席空いているのだが、

なんか、黄色いドンキホーテみたいな袋が置いてあるので

困っていると、



「それ、どかしていいから!」とおじさんが話しかけてきた。


「なんだ、これおじさんですか~、じゃあ…」とどかして


体を洗う。




最後にお風呂で温まっていると、さっきのドンキホーテ袋のおじさんが


「どっから来たの?」と話しかけてきた。


ここのお風呂のおじさんたちは地元の人たちで、お風呂だけ入りに来ていて、見ない顔は、一発でよそ者だと分かるらしい。



「神奈川です」というと、少し自己紹介を交えて話した。



おじさんが先に出て、そのあと、しばらくしてシャワーを浴びて出ると、


さっきのおじさんが、体を拭いていた。




「ああ、さっききは…」


ここでも、少し話すことに。なんやかんやで、一緒に出てロビーに場所を移した。



なんやかんやで、俺の行きつけの店で、味噌ラーメンを食ってこいと


言ってくれた。



お言葉に甘えて、食べに行くことに。


最初歩いて行ってこいと言われたが、旅館のぺらぺらな浴衣だったので、途中まで、車に乗せてくれることに。




「あそこだよ、わかるだろ?」


と指さして教えてくれたので、降りてお店に行くことに。




なんでも、おじさんはもう帰るらしく。勝手に言って食ってこいということらしいのだが、いきなり地元感満載のお店に、見ず知らずの一元が入るのは勇気がいった。



ガラガラ…「すません、あの、、、」と言うと


「味噌ラーメンだろ?」お店の店主。




おじさんが、電話で連絡をしてくれていたらしい。


「あ、はい…」恐縮しながらまった。




隣には、常連さんが新聞を読み耽っている。


後ろの座敷席には、カップルやら家族連れやら、いろんな人がいたが


みなさん地元の人のようだ。




完全なアウェイでちょっと居心地が悪い…。



少しすると、味噌ラーメンが出てきた。



早速箸を運び、食べてみると、温かくてうまい。


味噌の素直な味で、コク深い。




味こそ違うものの、


猿払の道の駅で、食べた味噌ラーメンとどことなく共通点がある味だった。




神奈川、東京の味とは違うのはもちろん、


北海道のラーメンは、札幌のラーメンとも違う。


なにか、ぬくもり時な優しい味がする。



食べ終わると、「ごちそうさまでした。」と告げ


宿に戻ることに。




秋と言っても、北海道の秋だ。夜は冷え込む。

薄いホテルのぺらぺらな浴衣で、外を歩ける気温ではない。


人も疎らだが、すれ違う人に二度見されながら宿に帰る。





宿に戻ると、少々の豪華さに嬉しい気分になる。


お腹は満たされたが、刺身は食べないと日持ちがしないので、


夕飯第二弾が始まる。




刺身やらざんぎ(からあげ)やらを買ったのだが、


さすがに刺身はうまかった。刺身が好きなので、こんなうまいものが毎日食べられるなら、ここに住んでもいいな~と思った。



ざんぎは、うん。


むしろ、よく行く神奈川の地元スーパーの唐揚げの方がおいしいかった。





満たされたお腹と心で、ふかふかの布団にて


この日は、睡りに就いた。




今日は、健康で文化的な生活が送れた。




その後、さっきのアイヌコタンのおじさんの元へ。


このおじさんは、このアイヌコタンの自治会長さんのようで、この地域の観光に関する事業のことを色々やっているらしい。


色々、興味深い話を聞かせてくれた。


泊まって行けと言ったり、やっぱ帰れといったり、気分が山の天気のような人なのだが、とても面白かった。




挨拶をして
バイク置き場に戻り、出発しようとすると、

荷物がびしゃびしゃになっていた。


まじか……



そういえば、さっきスコールあったな…





ブーツの中に水たまりが出来ている。


履いてみたが、さすがに夕方だし、ちょっとキツかった。



仕方がないので、カゴに入れて乾かしながら走ることにした。



それまでは、サンダル……さぶいっ


バイクでサンダルってホントはいけないんだよね



カカトとがないサンダル運転は、理論上は切符を切ることは可能らしい…


捕まってる人みたとないけど…

実務上はどーなのでしょうか



朝起きると、昨日しきれなかった洗濯物を回す。


野宿をしていると、なかなか洗濯をする機会がないのだ。




ギリギリに宿を出ると、彫り物が沢山置いてあるお店へ赴く。



実は、昨日少し話し込んだお店でコーヒーをご馳走してくれるというので、


挨拶だけしに行くことに。



なかなか、勉強熱心なご主人で、博識だった。


このアイヌの歴史から、彫り物のこと、色々教えてくれた。





挨拶を終えると、行きたかったアイヌコタンへ。



ナビで調べていくのだが、すぐ隣の地域なのに


ものすごく遠いルートを案内される。





まあ、着いたからいいけど…


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昼間なのか、とても閑散としている。思ったほど、人気観光スポットではないのかな



でも、その独特な雰囲気は楽しかった。



そのお店のひとつ、よく話してくれるおじさんに出会った。


(なんか、出会うのはおじさんだらけだな…)




おいしい食堂があると、教えてくれたので、行ってみることに。


辺久というお店。


ここは、本当においしかった。貧乏旅なので、そんなにお店は食べていないのだけれど、ここの定食は絶品!


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なんだ、昨日もここで食べればよかったな。


ローソンのおでんのだし巻き卵が うまくてお代わりしに行ったのがばかみたいじゃないか…




お腹も満たされると、昨日「目は、気分がのった時にしか入れないという」魂の彫刻師の元に行ってみることに。




すると、先客がいた。邪魔をしては悪いと思い、会釈だけして店内を見る。



すると、「私はね、気分が乗って居る時じゃないと、人形の目は入れないんですよ」


とまったく同じことを、その先客にはなしているおじさんが……。




あれは、セールストークだったのか…


少しがっかりしたが、2日連続してやってきたからには、何か買わないわけにはいくまい。。。



僕は、できるだけ安い小さなコップを買った。。



ん〜観光産業の闇をみてしまった。





土産物屋街を散策すると、どこも楽しくて長いいしてしまう。


木彫りの伝統工芸品などと聞くと、つい足を止めてしまう。




その中で、一軒、こだわっているようなお店があった。


お店には、その時の新聞の切り抜きが飾ってあった。


権威などの力に靡くわけではないが、どこかで影響力を与えるのがこの社会という集団の性であろう。



「私は、気力が高まっているときにしか、目を入れないんですよ」


こう語るのは、天皇陛下も立ち寄ったというお店の主人。





「目は、魂なんです。その魂を入れるときは、のらないときには出来ない。だから、私は、目は気が充実したときにしかしれない。」



お、おぉ~、、なんだかそれっぽい……


「欲しいと思ったら買ってください。ムリには、買わなくてもいい」


こういうご主人に好感が持てた。




明日また来ると言い残して、店を出た。


買うならココかな…そんな印象をもてた




その後、しばらくお店を見てまわっていると、急に


ドン!ドン!  と腹にくる低音が鳴り響く。

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なんだ?!  


店の人々も表に出てくる。




空を見上げると、大きな花火が打ち上がっている





どうやら、今日はたまたま花火の日だったらしい。


花火と言っても、熱海のように常態的にやっているわけではなく、


たまたま大金持ちの大阪のスポンサーがあげてくれたのだとか。




そんな花火を見終わると、土産物屋街沿いにあるセイコーマートへ。



全然町に合ってないんだけど、便利だから赦す。


ここ数日、お世話になっているホットシェフを注文しようとすると、


「うちは、ホットシェフやってないんですよ」と店員さん。




えぇ~!!ホットシェフやってないのぉぉぉぉ?!!!



結構ショックだった、来たときにセイコマに目星を付けていたので、夜食のレモンチキンを楽しみにしていたのだ。




実は、この時初めてホットシェフという名前を知った。


ファミマやローソンを利用していると、どこの店でも常時据え置かれているとの


思いが強いのだが、セイコマではホットシェフとは切り離して考えるようだ。




この後の旅でも、セイコマに寄る度にホットシェフがいるかいないかに


ビクビクしながら過ごした。





独立して欲しい。ホットシェフだけで、店を始めてくれ。


そうすれば、絶対にシェフの料理が食べれる。


僕は、セイコマより、フェフに肩を入れているんだ。




なんなら、神奈川に来てくれるなら 少し、出資してもいい。


1万くらいなら。。。






そんなこんなで、ローソンにも寄り、


買い物を終えると宿に戻った。







コイン洗濯機で洗濯物を回して、


風呂に入った。  



家庭用みたいな狭い風呂なのだけど、檜?作りでお湯も熱く、さすが阿寒湖温泉と謳うだけはある。



これは、気持ちがいいので、夜と朝二回入った。


しかし、乾燥機金かかるな……。


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カッパも濡れているし、気温も下がってきたため、寒くて震える。


グリップヒーターもガソリンスタンドが、先までないために控える。


指先の感覚がほとんどなく、掌でグリップを押していた。





雨上がりのもの悲しげでも、綺麗な夕日を見る余裕もなく、


休む場所を探した。


すると、道の駅 あいおい を発見! しばし休息することに。






道の駅にしては、こじんまりした佇まいだ。


売店に入ると、地元産の白菜がお出迎えしてくれた。


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しかし、店員がとてもやる気がない。。。



来ないでくれ、といった雰囲気を醸し出している。


こんな道の駅初めてだ。




いづらいので、隣の自販機とトイレがある建物へ。


ホットドリンクでかじかんだ手を温めていると、

次々とトイレに人がくる。



ココも落ち着けない、ある程度暖まると、オモテのベンチへ。








すると、さっきの売店のおじさんが、窓越しにこちらの様子をじっと窺っていることに気がついた。





怪しいのだろうか……  確かに、原付でこんなところに来る人は、稀だろう


ニコッと笑顔で返してみると、顔を逸らされた。





ん~どうしたら、仲良くなれるのか。。。




今晩の宿が決まっていないので、泊まれる場所を探すことに。




今日も野宿…と思っていたのだが、安宿を発見!3000円。。。


これはいい。 


速攻で予約して、宿に向かうことに。





今日は、暖かい布団で眠れる…… 




連日の野宿で、少し体が疲れているし、何より日に日に寒さが増す北海道の夜が厳しくなってきた。



冬仕様の寝袋だったら、余裕なのだろうが、あくまで夏キャンプの仕様だ。


厳しいに決まっている。








先に向かうと、どんどん気温が下がってゆく。よかった、宿とっておいて…そんなことを思っていると、いよいよ阿寒湖温泉にたどり着いた。





温泉街は、オレンジの光で包まれている。なんか、綺麗だ





しかし、問題の宿が見つからず、2週くらいした時だった。



「ジョンソンさん!ジョンソンさん!」と大声で叫ぶ、おじさんが。





え?? 知り合い?? まさか、こんな場所で???


と思い、止まると、「ジョンソンさんだよね?」とおじさんが尋ねてくる。







「はい、そうですけど…どこかで??」


全く見覚えがない!しかし、こんなこといったら失礼なのだが、


どこにでもいそうなおじさんだ。 



もしかすると、どこぞでお世話になっていのかもしれない。


ん~でも、全然思い出せない!







そうこう心でUPUがフル稼働していると、「今日、さっっきネットで予約したジョンソンさんだよね?」と続けた。





どうやら、予約した宿のおじさんのようだ。


なんだ、宿のおじさんか…  と思うが、なんで 僕がジョンソンだとわかったのだうか…






宿に案内してもらいながら、話を聞くと、


「グルグル廻っている人がいるからって連絡が来たんだよ」と教えてくれた。




なるほど、そんな連絡網があるのか…すごい。







宿に着くと風呂に入ろうかと思うが、眠たくなるので


入らずに、土産物街を散策することにした。