【ママ ヒント】
算数の先取学習③ 先取りが大学受験に与える影響
今日の記事の独り言
アメリカのトップ大学に合格できたのは、レベル別でクラスが受けられることを早めに気づいたからだと思います。
あの先取りがなかったらフルスカラーシップでのトップ大学合格は無理だったなと。
今回は、算数の先取り学習③についてです
関連過去記事はこちら↓
今回書く「先取り学習」というのは、
アメリカで言うところの「ダブルアップ」とか、「レベル別での上のクラス」の意味として書いています。
算数を、小6年生の時点で2~3年分先を進ませたタロー。
算数の先取り学習➁の記事で書いたように、高校では、
10年生(高校1年生)の時点で、APカリキュラスABが受講できていました。
11年生では、APカリキュラスBCの試験のみをうけて突破。
同時に授業はIB アナリシスを受講。これは2年間でとる必要があるので、12年生の今も受講中。
じゃあ、どれくらい先を進んでいたらいいのか?
2年なの?3年?5年??
算数の先取りはできれば2年
まずは1年先取りの理由
アメリカの高校3年生は8月に始まります。
そして、大学願書の提出期限で一番早い受験のものが11月💦
タローの申し込んだクエストブリッジスカラーシップ受験(アーリーディシジョンの一部でもある)にしても、
アーリーディシジョンにしても、10月には準備が始まり、提出は11月に終わっているところも多いです。
12月には結果が出てしまいます。
ということは・・・
3年生の成績は最初の受験には使えないのです
トップ私立大学を目指す子たちにとって、もっとも通る確率が高いのがこの11月までに出し終わるアーリーデシジョンなと言われます。(5%が10%になるとかではありますが💦)
3年の成績や大会結果は間に合わない。
ということは、高校3年生で学ぼうと思う分は、必然的に先取りしてないといけない。
では、まずは1年分先取りして、高校2年生で全部終わっていたら?
大学受験の期日を考えたらまずは、1年でもOKだと思います。
つぎに2年先取り理由の
高校2年生の10月にトップ私立の大学受験に非常に大きな影響を与えるテストといわれる「PSAT NMSQT」があります。ここにもできれば間に合わせたいのです。
どんな影響を与えるのかは、こちらの記事でどうぞ↓
2年生スタートしてすぐの10月に高得点を出すためには・・
高校1年生が終わるころには2年先が終わっているとベスト。
ということで、
可能ならば算数は2年先取りしておくのがいいでしょう。
2年先取りしてないとムリなの?
いえ、大丈夫です。
PSATにしてもSATにしても算数は、出てもアルジブラ2が出るかな?くらいの簡単な問題どまりです。100点はちょっとやったらとれる。先取りしている子は確実に100点とれますから!
実際、次男は2年先取りが間に合わず、1年で「PSAT NMSQT」で」に挑みまして、長男より20点高い点数をたたき出してきたので。
ただ、一発勝負プレッシャーはかなりあったと思います💦
もっと先取りは効果あるの?
受験に関係する「レベルの高いクラスの成績を提出したい」というのでしたら、1年か2年の先取りでいいと思います。
実際、タローよりも先を進んでいる子たちもいました。
が、一番上のクラスはAPにしてもIBにしても上限が決まっているので、2年先のタローも5年先の子も同じところでおわりました。
1年先を行く次男は、タローのクラスはとれなくなりましたが、それでも受講クラスの選択をうまくすれば高いクラスの選択ができると思います。
ただし!!大学受験には3年・4年先取りは効果があるなと思います。こちら↓
トップ私立大学受験にどのような影響があるの?
タローは、高校生2年生で、通常の高校2年生3年生でとるAPカリキュラスをすでに終わっていました。
そうなると、追加で学ぶことや、復習することができます。
タローの場合は、追加で学びました。
IBの一番上のクラスとりました。それもゆっくりと2年をかけて高い点数を狙って授業が受けられるのです。
また、空いた時間で州立大学で大学の単位をとっている子もいます。
(単位の内容によってはトップ私立大学は考慮しないことが多々あります。ただ、学ぶ意欲があるという評価はされると思います。)
その評価は大きい思います。
子どもの能力と実力を、大学に提出する際に、公の結果を複数準備できる可能性がある。
実はタローよりももっと先取りをしている子たちがいました。
3年先、4年先。
その子たちは、中学生の時点ですでに高校の内容を突破しているため、コンペティションに出てもうちの子より高得点をたたき出して、世界戦など多くの記録を出していました。
そうなると、高校生になっても優先してより高い大会などに選ばれて行きます。
または、高い大会の記録があると、州の大学などのプログラムに参加できる権利がもらえたりもします。
それは、大学に提出する願書に書くことが可能になります。
もう先取りが間に合わない💦
大丈夫です!!
この先取りは、子どもの一部分の実力評価を集めるための1つです。
まだ他にも子どもの実力を見せるためにできることがあります。
それに、一番大事なのは、高校の成績が良いかどうかです。
そこをキープして、他の材料集めをすれば大丈夫!
ボランティア、リーダーシップ、などなど。これもまたまとめていきますね。
ポイント:
・できれば算数は2年先をすすんでみる。
・大学受験の影響を考えて先取りするのなら、受験の流れが見えるように調べておく。願書提出日などは日本の感覚より半年以上早いです💦
・先取りしてもA判定(アメリカの評価の4)に近くなかったら意味がないので、子どもの進み具合をよく見て先取りする。
これにて算数の先取りについてはまとめ終わりました。
また追加が出てきたら記事にしますね。
実際、子どもに聞いてみたよ
:「先取りしてよかった?自分の子どもにもさせる?」
:「先取りして無かったら僕は通ってなかったと思う。他にもどんどん先をしてる子がいるから、楽しかったよ。自分の子にも先取りというか、学びたいだけ進ませるかな。」
なるほど。先取りではなくて、学びたいから進む感覚というのはおもしろい!
アメリカのどこかで、日本人のママやパパが1人で悩んでいるときに参考になればうれしいです。
※アメリカのトップ大学受験は、日本のように1次試験、2次試験といった「受験テスト」ではありません。
数年かけたすべての結果で選考されるのです。
その子の実力を証明して、やっと結果が来るという気がします。
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読んでいただきありがとうございました。
生活をしながらゆっくりとはなりますが、書いていきますので、よろしくお願いします。
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