めぐりあう時間たち | ジョニーの部屋へようこそ

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果てなき夢を追う男、ジョニーの日々の記録

先日CSで

めぐりあう時間たち
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を見ていたんだけれども、
ものの数分で眠くなって即効落ちてました。
起きたら会社に行く時間になっていたという…。
淡々と流れていく映画は、
時と場合を考えて見なくてはダメみたいです。
そんなジョニーです。こんばんは。


私事で申し訳無いんですけど、
実は去年の暮れ、祖父(93歳)が本を出しました。
自伝だから自費出版でもすんのかな?と思ってたら
ところがどっこい、ちゃんと有名な出版社から
装丁もキチンとされて出版されていました。
そのあまりの値段にビックリしたけど。
資料扱いなのかもしれませんね。
昔の経済界の要人のこと書いてあるし。
彼が88歳くらいの頃に書いたものなので、
僕はまだ大学生のままでした。
孫のことにはあまり触れてなかったな。
もっと書けや!と思ったのは内緒です。

僕の祖父は文章を書くのが好きみたいで。
僕がそれこそ物心ついた頃には
彼の机の上には常に原稿用紙がありました。
多分自分の生まれ育った土地のことを
書いていたのだと思う。
その土地の風土記を出したことが
もうだいぶ昔だったけどあったと思う。
作家というよりは、学者に近いのかな。

僕は比較的昔から
作文関連は得意な方で、大学も実のところ
小論文と面接だけで入りました。
恥ずかしながら。
未だにこうやってブログ書いたり、
広告のコピーとかを考えたりするのが
好きだったりするのは、
昔から着々と蓄えて来たものが
あるからこそだと思うんだけれど、
やっぱり祖父の影響がデカい気がする。
隔世遺伝…?

さらに言えば。
母方の祖父は僕がまだ赤ん坊の頃に
亡くなっているんですけれど、
絵を描くのが好きだったみたいで、
もう亡くなって25年近くなるのに、
未だに祖母の家に飾ってあります。
決して上手い絵じゃないけど、
昔からずっと見て来た所為か、
僕は祖父が描いた絵が好きです。

そしてこちらの影響はさらに顕著でして。

僕の今の職業はグラフィックデザイナー。
妹はイラストレーターの卵。
従兄弟に限っては数年前に
マンガで何か賞を取っていました。

何かこう、
「血」というものを感じずにはいられません。


不思議な感じもするんだけれど、
何となく必然のような気もする。
今の自分の職業と先祖の血を照らし合わせると、
めぐりあいのような気がしてなりません。
いつもイライラさせられてるけど、
これは祖父に感謝、かな。