『アナログ』北野武脚本作品 ジワーっと染みる純愛映画 | ジョニー暴れん坊デップのA部屋

ジョニー暴れん坊デップのA部屋

マニアックな話題に特化してます・・・

 

 

・eiga.com 作品情報 『アナログ』

■解説

 ビートたけしが初めて書きあげた恋愛小説「アナログ」を映画化し、二宮和也が主演、波瑠がヒロインを務めたラブストーリー。
 手作りや手書きにこだわるデザイナーの水島悟は、自身が内装を手がけた喫茶店「ピアノ」で、小さな商社に勤める謎めいた女性・美春みゆきと出会う。自分と似た価値観のみゆきにひかれた悟は意を決して連絡先を聞くが、彼女は携帯電話を持っていないという。そこで2人は連絡先を交換する代わりに、毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。会える時間を大切にして丁寧に関係を紡いでいく悟とみゆき。しかし悟がプロポーズを決意した矢先、みゆきは突然姿を消してしまう。

 「鳩の撃退法」「ホテル ビーナス」のタカハタ秀太監督がメガホンをとり、「宮本から君へ」「MOTHER マザー」の港岳彦が脚本を手がけた。

2023年製作/120分/G/日本/配給:アスミック・エース、東宝
劇場公開日:2023年10月6日

 

オフィシャルサイト

 

■スタッフ

監督  原作 ビートたけし 脚本 港岳彦 製作 牟田口新一郎 市川南 中村浩子 小野田丈士 竹澤浩 弓矢政法 潮田一 小野剛 奥村景二 渡辺章仁 檜原麻希 エグゼクティブプロデューサー 豊島雅郎 上田太地 プロデューサー 井手陽子 稲垣優 長汐祐人 アソシエイトプロデューサー 坪井あすみ ラインプロデューサー 鶴賀谷公彦 音楽プロデューサー 安井輝 撮影 板倉陽子 照明 谷本幸治 録音 矢野正人 美術 五辻圭 装飾 前田亮 衣装 伊藤美恵子 ヘアメイク 金山貴成 ヘアメイク(波瑠) 岩根あやの 編集 タカハタ秀太 音楽 内澤崇仁 インスパイアソング 幾田りら VFXスーパーバイザー 大萩真司 佐伯真哉 音響効果 伊藤瑞樹 助監督 成瀬朋一 制作担当 星雅晴

■キャスト

 

■映画レビュー

評価:4.0 「温かい気持ちになる作品」 やっすーさん 

2024年3月31日・・・水島は自分が内装を手掛けた店で美春と知り合った。美春は水島がデザインした店のことをほめて、水島は美春のカバンをほめた。二人はそれから、毎週木曜日に会うことを決めた。そして、水島は美春にプロポーズをしようとしたが、美春は店に来なかった。水島は気持ちを入れ替えていたが、ある日美春が来なかった理由が分かった。水島は美春のすべてを知ったうえで一緒にいることを決めたという内容だった。ゆっくり話が進んでまったりとした印象の作品でした。美春に起こったことをとても残念だなと思いましたが、最後のシーンでこれからは良くなっていくのかなと思いました。波瑠さんをみられただけでも満足しました。

※たまにはこういう純愛映画もエエかもネ(しょっちゅうしょっちゅうだと胃もたれするケド)。

出演者がことごとく素晴らしかったッスー。

 

●予告編(90秒)

 

・yahoo!ニュース 「恋い焦がれる」楽しさと悲しさ――70歳ビートたけし「純愛」を語る

 お笑い界の重鎮で、映画監督・北野武としては「世界のキタノ」と称されるビートたけし氏。そこに今年、小説家としての顔が加わった。初めて自身で書き下ろした小説『アナログ』が発売されると、3週間で10万部を超えるヒットとなった。テーマは純愛。自ら「こんな恋がしたいと思った」と言う。この作品を手がかりに、自身の恋愛に対する思いや、70歳となった今の人生観を語ってもらった。(ジャーナリスト・秋山千佳/Yahoo!ニュース 特集編集部)

 

 

又吉の受賞、腹立たしくて

──初めての長編小説のテーマを恋愛、しかも、とびきりの純愛にしたのはなぜですか。

小説は書く予定じゃなかったんだけど、この話、脚本はもう十数年前からあったのね。海外から「たけしは映画でバイオレンスばかりやっているから、拳銃なしの夫婦愛とか若い男女の話を見たい」というようなリクエストが多くて、いずれ純愛映画を撮ろうと思って。結局、脚本と小説ではオチも変えちゃったけど、見知らぬ男女が喫茶店で知り合うとか、携帯やなんかを教え合わないというのはできてたの。

 そうしていたら、漫才師としてはだいぶ後輩の又吉直樹が小説で(2015年に)芥川賞をとった。あれが腹立たしくてさ。「俺だってあんなものは書ける。そういう小説は絶対に書かないだろうと思われるようなものを書いてやる」と言って、脚本を引っ張り出して、それを小説化したんだ。

『アナログ』の主人公は、デザイン会社に勤務する30代の男性。喫茶店で偶然出会った女性と恋に落ち、素性も連絡先も知らないまま、その店で週1回落ち合うことだけを約束。2人はゆっくりと距離を縮めていくが、やがて思わぬ展開を迎えていく。これまで著書は多数あるが、本書はライターによる聞き書きなどの形式はとらず、約1年かけて手書きでノートに書いていった。ノートは4冊に及んだという。

──10年ほど前の雑誌のインタビューで、「男女というのは分かり合っていない状態の時が面白い」と、まさにこの小説の世界観に通じることを自身の恋愛観として語っていたことがありました。ただ、当時はその先に肉体関係の話があったのが、今回はそこが抜けています。どういう変化があったのでしょう。

 その頃はまだね、自分自身が女の人とのそういうことを嫌いじゃなかったの。今も嫌いなわけじゃないけど、能力がないっていうか(笑)、興味がなくなってるっていうか。ただ、よぼよぼのジジイが女の子といい仲になったとしても、それを純愛とは言わない。この話は、30代の主人公が、まだ女の人を具体的に愛せるという状態でありながら、それがなくても、この子と一緒にいたいという感覚。それは純愛だなと。

──主人公は「肉体関係などどうでもいい」と思っていますが、そうした肉体関係に興味のない、いまどきの30代は「草食系男子」と上の世代から揶揄されます。

 今の男の子は女の子とそんなことをするのがそんなに重要じゃない感じがするね。嗜好の一つには入っているけど、あと5、6個違うのが入っていて、それらの嗜好のためには、この一つをなくしてもいいような感じがある。けれども、我々の若いときだと、頭の中の80%を占めていて絶対外せない1個だから。

──そうすると、主人公はたけしさんの若い頃とは違う。

うん。そういう設定だし、それは自分の理想というのかな、こういうのっていいなあと思う。ギラギラ性欲ばかりのやつより、こっちのほうがいいなと思うんだよね。

 若い人たちに対しては、自分は加害者的というか、俺らの世代がこういう世代をつくってしまったなという感じがある。俺らはあまりにもガンガン勝ち負けを争って、無茶をやってきた。若い人はそれを見て反発もあるんじゃないかなと思う。だから若い人は負けることを俺らほど悔しがらないね。いろんなエクスキューズ(弁解)がいっぱいあって、受け入れ方もスムーズだよね。だけど、この本のテーマでもあるけど、メールやら携帯やら道具を駆使したエクスキューズをすべて取っ払って負けたとき。そういうときに、自分自身を納得させられるか、負けを認められるか。そういうのは、今の子は結構苦手なのかもわかんないよ。

──若い世代の特徴として、デジタルの道具を使ってのコミュニケーションがあります。恋愛にデジタルは必要ないですか。

うーん……。やっぱり恋愛というのは、男女の好き嫌いとかリビドー(性的衝動)があって、その子に近づこうとする。だけど、なかなかはかどらない。こないだ会った人にもう一度会いたいとなるのが「恋い焦がれる」こと。いくら努力しても、なかなか間が縮まらないことが恋愛の楽しさでもあり、悲しさでもある。「明日空いてる?」「空いてる」、じゃあどこで食べる、今日お酒飲む、ホテル行く、やる、というあからさまな展開はつまんねえなぁと。

おくてが芸人になって、大爆発しちゃった

──たけしさんは自身の恋愛でも「恋い焦がれる」部分を大事にされてきたのでしょうか。

 そういうのをしてこなかったことの裏返しだよね(笑)。なんかね、この作品の精神性は、どうもうちの母ちゃんと俺の関係みたいなところがあってね。小さい頃、おふくろから「貧乏だけど、女とかお金とか、あらゆることに品の良い子でいな」と口すっぱくして言われてきたから、俺は基本的には女の子たちにはおくてなんだよね。だけど、そのおくてが芸人になって、金も人気も得たときの裏返しのひどさというのは(笑)。大爆発しちゃったんだよね。それが鎮まったときに、これを書いたわけだ。反省の意味を込めて。

──ご自分の半生を振り返っての贖罪的なところがあると。

そう! ちゃんと昔言われた通りに生きていればよかったのに、という。なんでこんなに下品で歪んだ男になってしまったかと……。

──これまでたけしさんが女性を語るとき、「おねえちゃん」「あの女」という言い方から、性の対象のような印象もありました。ところが、今作の主人公が恋に落ちる女性は「母であり菩薩であり天使」という表現が出てくるように、どちらかというと聖なる存在です。

 俺がおねえちゃんと呼ぶのはね、まず名前を間違えないようにするため(笑)。でも、そのまま年上の女の人という意味もあるんだよね。年下の女の子でも、俺にとって女性は年上という意識なんだね。高校生くらいになったら、おねえちゃんと呼ぶなあ。甘えるわけでもないけど、上から見るようなことはしない。女という存在が母親と同じ部類のように感じてしまって……。歪んでるのかもわかんないけど。お笑いの人間だから女遊びばっかしてるんだろうって言われるけど、そうでもないんだよね。

──小説の主人公と女性の関係も、次第に母と息子の関係のように変化していく部分がありますね。

(主人公が女性から)再教育されているみたいな感じはあるよね。普段の主人公は男3人組でくだらないことばかり言ってんだけど、その女の人の前に立つと(品位を保つような感覚に)教育される。その無理な感覚がたまんない、けど、面白い。ルールを学んでいるみたいなところもあるし。

──たけしさんご自身が再教育されたことは、これまでありましたか。

恋愛で? 再教育されたのは……体罰くらった方が多いかもしれない。懲役何年みたいなもんだから。収監されたとか。みんな俺が悪いのは間違いない(笑)。

今やらないともう終わるなって

──小説執筆も新しい挑戦です。70歳という年齢やキャリアの積み方を考えてのことでしょうか。

 いや、あまりにも時間を無駄遣いしたなと最近気がついたの。そういう時って、たいてい人生長いことないんだよね。だから自分はあと何年と考えると、やってみたいことがたくさんある。今やらないともう終わるなって。ピアノの練習をしたり、絵をまた描き直したり、小説書いたり。ほんと酒飲む時間がなくなっちゃったね。ピアノは先月また新しいのを買った。ただ、弾いてるのが「もしもピアノが弾けたなら」。情けないよ。けど、あれ意外に難しくてね。

──少し前のテレビのインタビューで、人生という山で山頂まで行き、途中まで下ったけれど、また山頂を目指している、という表現がありました。

 俺は漫才で出て、落ちて、そこからテレビでぐんと上がって、という経験がある。ただ、山登りというよりは、富士山からエベレストに乗り換えるみたいに、次のもっと高いところに上っていくイメージでね。上から下に転がって、上に行くときには、ふつう摩擦と空気抵抗があって元の位置まで上がれない。けど、最下点で加速度をつけて行けば、今までの最高点よりももっと高いところに行けるんじゃないかと。

  俺はね、芸人になったときから、年って全然気にしなくなった。年下でも俺より年上に見えるやつもいるし、芸人でも60代のやつを見ると年取ってるなと思うことがあるね。冒険できないのか、しないのか、わからないけど、与えられた仕事をやって、テレビのレギュラーを持って食えればいいんだろうと。俺はそうならないし、それならいつ辞めたっていい。

──その一方で、同じ70歳でも週刊誌では「死ぬまでセックス」という特集も人気です。

 70歳過ぎてセックスが頭に浮かぶやつは相当馬鹿だと思うよ(笑)。もっとやることあるだろうと。俺はタップダンスの練習もするし、ピアノの練習もする。テレビも科学番組を夢中で見て、自分で式を書き出して解こうとしたりもするんだよね。失敗もするけど、何かやってみるんだよね。現役の人と争ってるわけじゃなく、健康やボケ防止のためにやっているわけでもない。面白いからでね。

 長生きするための努力なんかは馬鹿馬鹿しい、くたばりゃいいじゃねえかと思う。何かベクトルを決めて、そこを目指していく過程でくたばるならいいんだ。やることなく死んでいくほうがつらい。まあ、それとは別に、年取って弱った体で、愛する人の体が動かなくなったとき、俺はその人を必死になって介護できるんだろうか……って思うときあるよね。もし愛する人ができたらね。

──結論は出ていますか。

 まあ、そういう苦悩みたいなことを考えるよりは早く死のうという(笑)。

──今回の小説では今までの作品にはなかったような「生」も感じます。心境の変化がありましたか。

 うーん……。心境の変化っていうか、ちょっと楽しいなって思うのは1年前から犬飼ったからかな、ハハ。犬って上下関係つくりたがるじゃない。で、今いい勝負なんだけど、お互い布団の取り合いをしたりして、面白くてしょうがないんだよね。オス犬なんだけど、メス犬がいないから俺の腿に抱きついてきて、何してんだ、お前は、馬鹿野郎って。面白いのは、こういうふうに生活を変えると、小説が書ける。だから、次は犬の小説を書こうと思ってる。

※はい、犬の映画、期待してます。押井守と組んでほしいね。最高な犬映画ができるのでは?

 

●インスパイアソング 「with」幾田りら

※純粋に、澄んだ声に惹きつけられる。インスパイアソングってのが何かは知らんが。

 

・ブックバン アル北郷 男の子という美学

「純愛ものやろうと思ってんだ」

 殿から初めて『アナログ』の構想を聞いたのは、実は「アウトレイジ」(2010年)の撮影に入る半年前のことでした。僕は22年前、たけしさんに弟子入りして付き人を7年間やらせていただいたのですが、当初は仕事がまったくなかったんです。そんな時に殿のご厚意で、「アキレスと亀」の脚本を手伝わせていただくことになりました。主な仕事は、殿が口頭で組み立てるプロットを、僕が文字に起こしてまとめるという作業。要は記録係ですね。それ以来、何か殿がアイディアを思いつくと連絡が来るようになったんです。

 あの日もテレビの収録後、夜中の1時半ごろ当時殿が住んでいた等々力ベースにお邪魔しました。そこでたけしさんが話し始めたのが、後に『アナログ』となる物語の原型でした。殿ってアイディアをいつも大学ノートに箇条書きにしてるんですよ。その時もノートを見ながら「喫茶店、男入ってくる」なんて具合にシーンが語られていったのを覚えています。セリフも全部1人でやるので、まるで落語を聞いているみたいでしたね。もとは映画の台本として考えてらしたのですが、結局半年後に「アウトレイジ」を撮ることになり、この“純愛もの”はしばらく眠ることになりました。

 それが1年半前、急に殿から「北郷悪いな、あのデータまだ持ってるか?」と電話がありました。そこからかなり加筆されたと聞いてはいましたが、本を読んで正直驚きましたね。元データとはまったくの別物で、とても描写豊かに、ディテイルも書き込まれていて。失礼ながらここまできちんと「小説」になっているとは思いませんでした。思い返せばこの1年半、飲み会の回数が減ったんですよ。かなり根を詰めて書かれたんじゃないかな。あれだけ忙しい中で、小説に出てくる建築関係のリサーチとか、電車の時刻表まで調べている様子を目撃したこともありました。

アル北郷

 今回“狂暴なまでにピュア”な純愛というテーマが話題ですが、僕はすごくたけしさんらしいなあと感じています。まず思い出したのが、殿が子ども時代に見たという、つながり乞食の話ですね。「Dolls」でも描かれてますが、ご本人がよくおっしゃる「究極の愛は究極の暴力」という言葉に通じるものを感じました。これまでの北野映画でもそうですが、基本的にたけしさんって男と女がたくさん喋る会話が嫌いですよね。要するにやりたいだけだろって。そういう偽善を笑いにするってことを、コントでもずっとやってきた人ですから。だから携帯やメールもない、最低限のコミュニケーションで男女を描いてみたかったのかなと思います。セックスが出てこないのも、より関係性をシンプルにしたら何が残るんだろうと思われたんじゃないかな。ご本人自身も4年くらい前から「そういうことに興味がなくなって、俺すごい楽しいんだ」っておっしゃってますよね。今までそこに当ててた時間を他のことに使えるからって。「初めからこうしていれば今ごろ大統領になってた」って言われた時は、みんなで「日本は大統領制じゃねーよ!」ってツッコミましたけど(笑)。

 たけしさんってよく「男の子」って言葉を使うんです。「男の子だから我慢できるだろ」とか「男の子だから四の五の言わない」とか。要するにそれが美学なんです。そういう意味で、強がって連絡先を聞かなかったり、最後まで相手を愛し抜こうとする主人公は、限りなくたけしさんに近い。男の子としての、たけしさんの美学がつまった小説なんだと思います。

※『哀しい気分でジョーク』にも通じるストーリーだな。死を扱っているところなどは。

 そこの設定を、もちょっとありきたりなパターンから脱却させてほしかったかも。

 

・日刊ゲンダイデジタル 映画「アナログ」は故・竹内結子さんがヒロインだった…原作ビートたけしが演技力にベタ惚れ

 10月6日から公開されている、ビートたけし(76)初の恋愛小説を映画化した二宮和也(40)主演の「アナログ」。波瑠(32)が演じるヒロインの美春みゆき役は当初、故・竹内結子さん(享年40)が演じる予定だったことが関係者への取材で明らかになった。
     
 「アナログは17年に新潮社から出版され、しばらくして映画化が決まった段階で、たけしとタカハタ(秀太)監督はヒロインは竹内さんで、ということで進めようとしていました。きっかけは、たけしが竹内さんと共演した14年放送の松本清張スペシャルドラマ『黒い福音』(テレビ朝日系)で、竹内さんの演技力にたけしがほれ込んだからだと聞いています。しかし残念ながら、3年前の9月に竹内さんが急逝したことで、ヒロインは波瑠に代わったと聞いています」(たけしの元事務所関係者)

※竹内さんだったらどんな感じになっていたんだろう。人生半ばで非業の死を遂げる、ということで『いま、会いに行きます』とダブりそうかな。イヤイヤ、ホンニンガマサニ・・・

 

●二宮和也×波瑠×幾田りら 公開記念スペシャルトーク

 

※映画を観てから書いた曲なのネン。

 

●もう一度観たら楽しめるポイントをキャストに聞いてみた

 

※出演者たちの仲のいい感じがひしひしと伝わってくる感じです~~~。

 

※リリーさんとかも、喫茶「ピアノ」のマスターで見事なアイプレイヤーぶりを発揮。

 

※このやかましい連れの二人が後半シリアスになる展開もなかなかウマかったなり。

 

★感想:脚本っていうよりは、役者の魅力で引き込む作品といえる!

 

☆オマケ 月替わり企画「日めくり」カレンダー 

4月は【スナフキン語録♪】

 

 

★4月8日(月)

『スナフキンは落ちついていて、なんでもよく知っています。

けれども、自分の知識をひけらかすようなことはしません。

スナフキンから旅の話を聞かせてもらえると、

だれでも自分もひみつの同盟に入れてもらったような

気がして、得意に思うのでした。』

◎「ムーミン谷の夏祭り」より。

 

・スナフキン同盟

・・・ここはバナーを持ってかえって貼るだけで
または心の中で「参加したぞ~」と思うだけで 参加しちゃった事になる
自由気ままな「スナフキン同盟」です・・・。

※「スナ同盟」あったーー。

 

●ムーミン谷を犯罪でいっぱいにしよう!

※スナフキン同盟は、犯罪組織になりそうナナw

 

☆細かすぎて伝わらないスナフキン書籍

・Amazon スナフキンの本音 ~ 自由と、幸せと、人生について 立樹まさ (著)

【内容】
  ムーミンの親友でありながら、孤独と自由を愛し、数々の名言を残しているスナフキン。 彼は自分の考えをひけらかすようなことはしませんが、言葉少なげに語るその内容は私たちに多くの気づきをもたらしてくれます。テクノロジーの発展と価値観の多様化が著しく、ある種の混沌を含む現代においてこそ、スナフキンの発するメッセージは、私たちの心を掴んで離しません。
本書は、そんなスナフキンの語るメッセージを独自の視点で紐解いた一冊です。 スナフキンの名言を一緒に振り返りながら、人生において大きな壁や悩みに直面したときに新しい視点を見つけるキッカケを探りましょう。

  なお、本書はいわゆる「解説本」ではありません。したがって、スナフキンの言葉をどう捉えたらいいのかの参考事例として、あるいはちょっとした読み物として気軽にお楽しみいただければと思います。

 

■登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B07GCX6KBS
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/8/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 15198 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 85ページ
  • Amazon 売れ筋ランキング: - 6,137位Kindleストア 
    • - 2位叢書・全集
    • - 10位哲学・思想の論文・評論・講演集
    • - 10位認識論 (本)

■カスタマーレビュー

◎Poincaré 5つ星のうち1.0 「スナフキンの言葉は素晴らしいが、筆者の解説が凡庸すぎる」

2021年2月20日・・・トーベ・ヤンソンによるスナフキンの言葉は素晴らしいのですが、筆者の解説が凡庸すぎます。ただのファンの感想にしかなっていない。映画サイトのファンの口コミを読むようなものです。これを買ってもネット上にある無料の記事以上の新しい視点は得られないので、より深く知りたい方は原作を読むことを強くおすすめします。(しかも無料の記事の方が情報量が多いです。)買っても時間の無駄にしかなりません。
 厳しくてすみませんが、名言集は名言が素晴らしいが故に稚拙な解説だと見劣りしかしないし、今回のような場合は邪魔にしかならないので、解説をするならもっと作品が生まれたときの時代背景や作者の人柄について知識を蓄え、独自の視点を入れてほしいところです。スナフキンに託けて凡庸な持論をさも有意義なことを語っているように見せているだけです。

※スナフキン本にもピンからキリまでありそうデス。