TARAKOさん追悼

・スポニチアネックスフジ「ちびまる子ちゃん」放送冒頭でTARAKOさん追悼テロップ「大切に演じてくださった…」

　フジテレビのアニメ「ちびまる子ちゃん」の主人公まる子を演じた声優TARAKOさん（享年63）が4日に急逝したことを受け、同番組は10日放送の冒頭で追悼テロップを流した。満開のサクラをバックに「キャスト・スタッフ一同」名義で「天真らんまんで、みんなに愛される『まる子』を大切に演じてくださったTARAKOさんのご冥福を心からお祈りいたします」と哀悼の意をささげた。

　この日の放送は死去発表後初めて。2015年4月の「おばあちゃんの誕生日」が再放送され、まる子の姉役が16年に死去するまで担当した水谷優子さん（享年51）、ナレーションが21年に引退したキートン山田さん（78）だった。TARAKOさんの出演回は24日の放送が最後となる。

※次回のTARAKOさんのラストランは見届けねばなりませんﾖｯ！

・スポーツ報知 桑田佳祐、ＴＡＲＡＫＯさん追悼

　サザンオールスターズの桑田佳祐が９日、レギュラーを務めるＴＯＫＹＯ　ＦＭ「桑田佳祐のやさしい夜遊び」に生出演し、４日に亡くなった声優のＴＡＲＡＫＯさん（享年６３）を追悼した。

　ＴＡＲＡＫＯさんがまる子の声を務めるフジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」（日曜・後６時）のエンディングテーマ曲「１００万年の幸せ！」（２０１２年４月～１７年１０月）を担当。同曲は学生時代からサザンの大ファンのさくらももこさん（享年５３）が作詞を手がけ、桑田が作曲と歌を担当したナンバーで、桑田自身、１７年１０月にアニメのキャラクターとして本編に初登場している。

　桑田は「今年に入って体調を崩されていたということだったんですけれども、私も、エンディング曲として『１００万年の幸せ！』を使っていただきました」と感謝。「『ちびまる子ちゃん』ファミリーには、大変お世話になりました。今でもお世話になっているんですよ」としのんだ。

　１８年１１月に行われた原作者・さくらさんのお別れ会「さくらももこさん　ありがとうの会」に参列した際には、同曲を生歌で“献歌”し、別れを告げている。当時を回想し「（その時に）初めてＴＡＲＡＫＯさんにお目にかかって、お話しさせていただきました。残念でございます。スタッフや関係者の皆さん、ファンの方は悲しんでいらっしゃると思います。本当にご冥福をお祈り致します」と悼んだ。

　桑田は１日に急性硬膜下血腫のため死去した漫画家の鳥山明さん（享年６８）の訃報にも触れた。

　直接会ったことはないが、妻の原由子が「Ｄｒ．スランプ」のラジオドラマに、則巻アラレ役で声の出演をしていた。「４０年ぐらい前かな。その時に『（則巻千兵衛役の）伊武雅刀さんを始め、声優の方々にとっても助けていただいて、よくしていただいた』と、原がよく言っておりました」とコメント。「誠に残念なことで。日本が誇る先生、鳥山明さん。私と同じ歳（とし）だったんですね…」と別れを惜しんだ。

●桑田佳祐 – 100万年の幸せ!!（ﾌﾙｳﾞｧｰｼﾞｮﾝ）

※まるこの声でたくさんの人類が癒され、幸せになったよーーー。天国へ、届け追悼の思い！

●【TARAKOさん追悼】ご冥福をお祈りいたします…大阪「オトバンク」生朗読

・目が見えない人でも読書を楽しめる世の中にしたいという想いで２００４年に設立されたオトバンク。きょう大阪・柏原市で行われたのは地域課題や耳で楽しむ読書「オーディオブック」を活用した心と体の健康などを目的とする連携協定の締結式です。オトバンクが自治体と連携協定を結ぶのは初めてです。会場では柏原市民向けの体験イベントも行われアニメ「ちびまる子ちゃん」などで知られる声優のTARAKOさんによる生朗読も披露されました。

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