■解説
サンドラ・ブロックが主演とプロデュースを手がけ、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピットら豪華キャストが集結したアクションアドベンチャー。
恋愛小説家のロレッタは、新作であるロマンティックな冒険小説の宣伝ツアーに強引に駆り出される。作品の主人公を演じるセクシーなモデル、アランの軽薄な態度にいら立ちを募らせるロレッタの前に、謎の大富豪フェアファックスが出現。フェアファックスはロレッタの小説を読んで彼女が伝説の古代都市の場所を知っていると確信し、彼女を南の島へと連れ去ってしまう。ロレッタを救うべく島へ向かったアランは彼女を発見し、ともに脱出を目指すが、大自然の過酷な環境の中で思わぬトラブルに次々と見舞われる。/2022年製作/112分/G/アメリカ/原題:The Lost City/配給:東和ピクチャーズ
■スタッフ
監督 アダム・ニー アーロン・ニー 製作 ライザ・チェイシン サンドラ・ブロック セス・ゴードン 製作総指揮 J・J・フック デイナ・フォックス ジュリア・ガン マーガレット・チャーニン 原案 セス・ゴードン 脚本 オーレン・ウジエル デイナ・フォックス アダム・ニー アーロン・ニー 撮影 ジョナサン・セラ 美術 ジム・ビゼル 衣装 マーリーン・スチュワート 編集 クレイグ・アルパート 音楽 パイナー・トプラク 音楽監修 ロブ・ロウリー 視覚効果監修 エリック・フレイジャー
■キャスト
ロレッタ・セイジ サンドラ・ブロック
アラン/ダッシュ チャニング・テイタム
アビゲイル・フェアファックス ダニエル・ラドクリフ
ベス・ハッテン ダバイン・ジョイ・ランドルフ
オスカー オスカー・ヌニェス
- アリソン パティ・ハリソン
レイボーウェン・ヤン
ジャック・トレイナー ブラッド・ピット
■映画レビュー
評価:3.5 「80年代テイストと現代の潮流を巧みにブレンド」 牛津厚信さん
2022年6月25日・・・最初にかかる曲に思わずニヤついたり、ヒット映画『ロマンシング・ストーン』的な冒険ロマンスがあったりと、本作はどこか懐かしさがいっぱい。しかし見た目はラメ入りジャンプスーツのように目を引いても、細かな設定は現代の潮流にうまくチューニングしてある。ジェンダーやルックスによってキャラクターが縛られることなく、有名俳優の飛び入り参加や途中退場なんかも自由自在。それでいて、ヒロインの内面を「冒険アイランド」に投影させながら、表層からゆっくり核心へと探求していく周到さが効いている。序盤の男女が揃って繭の中にいるように横たわる描写を形を変えて繰り返しつつ、『アフリカの女王』を彷彿とさせる定番の”ヒル”のくだりを加える趣向もうまい。そして何より「こんなはずでは・・」と現状に嘆く人たちが、がむしゃらに見失ったものを再発見しようとする姿が、悪役のラドクリフを含めて、痛々しくも微笑ましく思えてならないのである。
※普通~~に楽しめる娯楽大作。キャスト陣の頑張りに拍手を贈りたい。
・ムビッチ サンドラ・ブロック&チャニング・テイタム、お互いの娘が幼稚園でケンカ!園長室に呼ばれたと明かす
映画『ザ・ロストシティ』で共演したサンドラ・ブロックとチャニング・テイタムが、米トーク番組「ザ・レイト・レイト・ショー・ウィズ・ジェームズ・コーデン」に出演。映画で共演する前に、それぞれの娘が通っていた幼稚園(プリスクール)の園長室で出会っていたことを明かした。
サンドラには10歳の娘ライラ、チャニングには8歳の娘エイヴリーがおり、2人の娘たちは幼稚園でよくケンカをしていたという。チャニングは「僕たちにはかなり気の強い娘がいるんだけど、小さい頃によく衝突していたんだ」と説明し、サンドラは幼稚園から電話をもらうたびに、ケンカを始めたのが「どうかエイヴリーでありますようにと祈っていた」とのこと。ある時は、ケンカをしたライラとエイヴリーに園長から“誰が一番他人に優しくできるか”という課題が与えられたほどで、チャニングは「娘たちがどこでそんな競争力を学んだのかわからないよ」と語っている。
番組では園長室で出会う前のお互いの印象についても聞かれ、チャニングは「映画の授賞式で見かけて『やばい、サンドラ・ブロックだ…!』って感じだった」とコメント。一方、サンドラはチャニングがストリッパーを演じた映画『マジック・マイク』を観たと言い、「違う意味で『やばい』って思ったわ」と答えている。サンドラは養子縁組で2人の子供を迎えており、娘のライラのほかに、12歳の息子ルイスがいる。チャニングは、2009年から2018年まで結婚していた元妻で女優のジェナ・ディーワンとの間に娘のエイヴリーを授かった。
2人が共演した『ザ・ロストシティ』は、恋愛小説家のロレッタ(サンドラ・ブロック)とセクシーカバーモデルのアラン(チャニング・テイタム)が新刊の宣伝ツアー中に事件に巻き込まれ、南の島で冒険を繰り広げるアクションコメディ。悪役を『ハリー・ポッター』シリーズでお馴染みのダニエル・ラドクリフが演じ、さらにブラッド・ピットがカメオ出演している。本作は2022年6月24日に公開予定だ。
現在57歳のサンドラは、最近は昨年12月にNetflixで配信された『消えない罪』に出演。先日、家族を優先するため、しばらく俳優活動を休止することを明らかにした。41歳のチャニングは、今年2月に米国公開された主演映画『Dog(原題)』で長編監督デビューを果たした。今後は『マジック・マイク』シリーズ第3弾『Magic Mike’s Last Dance(原題)』で主演を務めることが決定している。
※ゴミ箱蹴飛ばすシーンとか、思わず笑っちゃう。サンドラ、私生活の鬱憤を晴らしているのかと・・・。
・ロケットニュース24 映画『ザ・ロストシティ』がとにかく楽しい! ブラピを無駄づかいし倒すところも逆に良き…!! / ネタバレなし
・出演者が強すぎる
上記したように映画『ザ・ロストシティ』は、出演者がとにかく強すぎる。サンドラ・ブロック演じる冒険ロマンス小説作家・ロレッタと、チャニング・テイタム演じる小説の表紙モデル・アランが主役であるものの、脇を固める俳優たちの濃さといったら。カレーとラーメンと豚カツを一度に食べるような、それくらいの濃厚さである。こう書くと、もたれそうな気がしてくるが、そうはならないところがこのメンツのスゴイところ。
話はロレッタ(サンドラ・ブロック)が書いた、ロマンティックアドベンチャー小説の新作にはじまる。この小説を宣伝するためのツアーに出かけたロレッタは、大富豪のアビゲイル・フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)に拉致されてしまう。彼は彼女の小説を読んで、彼女が伝説の古代都市「ロストシティ」を知っていると思い込んでいるのだ。誘拐事件を知ったアランは、ロレッタを助けるために南の島へと駆け付けるが……!?
・圧倒的な存在感を示すイケメンジャック
合間でブラッド・ピット演じるジャックが登場し救出に一役買うのだが、彼のキャラがまた濃すぎる。公式サイトにはジャックについて “物語の鍵を握る?! イケメン” としか書かれておらず、ナンノコッチャと思っていた。がしかし、見てみると「その通りだわ」と腑に落ちること間違いなし。これ以上的確な表現はないと、感心さえしてしまった。
天下のブラピをここまで派手に無駄づかいするなんて、なかなかほかにないだろう。出演時間は主役の2人に遠く及ばないのだが、それでも圧倒的な存在感を示す男、それがジャックだった。
・悪役アビゲイルを演じるダニエル・ラドクリフにびっくり
また驚かされたのが、アビゲイル・フェアファックス役のダニエル・ラドクリフだ。ダニエル・ラドクリフといえば、どうしてもハリーポッターの印象が強い。しかし今回の役どころと言えば、主人公を拉致してしまう言わば悪役。話の通じない感じの癖あるワルっぷりが、ポッターのイメージとかけ離れ過ぎていて最高だった。こんな役も出来たんだなと、改めて俳優のすごさを感じた。なんやかんやで視聴後に一番心に残ったのは、このアビゲイルだった。この路線のダニエル・ラドクリフを今後も見てみたい。
※ハリー・ポッターくん、こんな変貌に・・・。マコーレー・カルキンみたいな人生崩壊は免れたのかしらん?
●予告編
※脇の変な奴で居続けるブラピに拍手やね!!
●ブラピとの爆笑秘話!? サンドラ・ブロック&チャニング・テイタム単独インタビュー
※お二人の関係性がわかってほっこり。
※宇田丸氏、普通に絶賛!!
公開された予告の終盤では、強力なお助けキャラとしてブラッド・ピットが登場。伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」を実写化する映画『バレット・トレイン(原題) / Bullet Train』に主演しているブラッドは、同作にサンドラが出演したことへの恩返しこそが今作への参加を決めた理由であることを明かしており、ハンサムジョークを華麗に織り交ぜた掛け合いにも注目だ。(編集部・大内啓輔)
※ブラピの無駄遣いなら『トゥルー・ロマンス』を置いて他にはないだろう!
・アン・ミカ オフィシャルブログ ザ・ラストシティ 初共演のZAZYさんと!
皆様、こんにちは!明日6/24公開の映画『ザ・ロストシティ』の公開直前イベントに、初共演のZAZYさんと登壇させて頂きましたよ✨✨
主演のサンドラ・ブロックが劇中で着用したのと同じものを着るために、この数週間ダイエットに励みました💜
ZAZYさんとはジャングル・ウォーキング対決をして、映画ポスター完全再現のサンドラの位置をゲット💕
[なんそれポジティブ返し]トーク、再現撮影も楽しかった😍 映画『ザ・ロストシティ』は、サンドラブロックとチャニングテイタムがW主演、共演にはハリーポッター役のダニエル・ラドクリフやブラッド・ピットが集結✨✨
ハリウッド豪華スター競演が華やかすぎる上に、ポップコーン片手に思い切り笑える、大人の本気のおふざけノンストップ・アドベンチャーで、心軽やかになりますよ〜✨✨
男女の描かれ方が新しい関係性で、ロケ地のドミニカ共和国も美しく、観れば恋愛、旅行、仕事もしたくなり、何かを乗り越えようと勇気も貰え、素直になりたくなる映画なので、是非映画館で観て欲しいです!!!
※アン・ミカ&ザジーのコンビはサンドラ&チャニングの何倍もの濃ゆさ炸裂!w
映画館で観たいと思っていた 映画
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ザ・ロストシティ
UNEXTで770円で新作になっていたので観てみました
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サンドラ・ブロック
チャニング・テイタム
ダニエル・ラドクリフ
ブラッド・ピット(多分友情出演)
超豪華なキャストの実現に冒険ものストーリーは大好物
と思って観たけど
正直
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内容は、ありきたりなストーリーw
ジャングルのシーンもスピルバーグほどの
リアル感はなかったなぁ
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最後のクレジットには、プロデューサーにサンドラ・ブロックの名前が入っていたので
仲間とワイワイと映画を作りました・・・そんな感じがしてしまいました
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コメディ要素が入っているので・・無難に最後まで笑ったりしながら観れるけど スリルやワクワク感とかの感情は期待しない方が いいかもです(笑)
ではでは今日も1日顔晴りましょう。
※世間的には賛否両論のようです、はい。
◎オマケコーナー 広告&音楽
◇今日12月5日のコピー
「広告コピーと100の物語」より “教養”編
“あまり本読む時間がないのよね。だから、いい本読みたい。”
(エッセイ)
活字が苦手な人は、絵本も推薦図書の一つ。ノンフィクション作家の柳田哲男さんは「絵本は哲学と文学と並ぶ独自の表現ジャンル」と語っていた。絵を眺めて、簡単な言葉に触れる絵本も読書だ。
(コピーライター&クライアント&媒体)
仲畑貴志 新潮社 ポスター
◇関連画像&サイト&書籍など(細かすぎて伝わらないものも含まれる)
◎上記コピーは見つけられず。新潮社の別の広告を探す。
新潮文庫の100冊」フェアが始まったのは、昭和51年(1976)の夏からでした。つまり今年で30年目です。「そんなに昔でもないんだな」と思われたかもしれませんが、そもそも昭和40年代までは書店店頭での文庫フェア自体がまだ一般的ではなかったのです。それ以前の新潮文庫では、100冊フェアの原型とも言える「ベスト100」というキャンペーンを行ってはいましたが、これは書店での展開ではなく教科書にも載っている新潮文庫収録作品を紹介する小冊子を中学校や高校へ配り、クイズ懸賞付の新聞広告なども出して読書を中高生に推奨するためのキャンペーンでした。
しかし、昭和50年代に入って文庫の読者層が厚くなってくると、文庫にも広告の時代がやってきます。新潮文庫では、昭和51年3月の「松本清張の世界」フェアがその先駆けです。清張ミステリーの文庫が幅広く読者を獲得していった時代で、このフェアは大成功しました。そして、この成功を受けて同じ年の夏から現在に比べれば小規模ながら「新潮文庫の100冊」が始まったのです。
翌年の100冊フェアでは、ヘミングウェイの顔写真に「本はいつでも読めると思うのはまちがいだ」というコピーがあしらわれ、やや規模も拡大しましたが、本格的な大広告キャンペーンが
始まるのは翌53年からです。
※「インテリげんちゃん」ってなんとなく覚えてるぞっ。
◇大人のミュージックカレンダー(12月5日と3日入れ替え)
2018年12月03日
今日12月3日は、シンガー・ソングライター「イルカ」の誕生日。68歳となる
執筆者:長井英治
・・・イルカは、1974年10月25日にシングル「あの頃のぼくは」でデビュー。来年はソロ・デビュー45周年を迎えるベテラン女性シンガー・ソングライターだ。いつまでも少女の雰囲気を失わず活動を続けているが、今日は68回目の誕生日だそうで、改めて誕生日おめでとうございます。「イルカ」というアーティスト名はよく考えるとインパクト大なアーティスト名だが、彼女が女子美術大のフォークソング同好会に入ったばかりの頃、サークル活動の帰り道、皆が持っているギターケースが揺れているのを見て「イルカの大群が泳いでいるみたいに見えない?」の一言を仲間に面白がられ、それがニックネームになったそうである。そんな親しみやすい愛称で活動を始めたイルカは、「シュリークス」の活動を経て、1974年にソロ・デビュー。デビュー曲「あの頃のぼくは」は、かぐや姫、風のメンバーとして有名な伊勢正三の作詞・作曲だ。イルカというアーティストは基本的に自作自演のアーティストだが、伊勢正三の楽曲とは非常に相性が良かったようで、のちにあの名曲を大ヒットさせることになる。
1975年11月5日にセカンド・アルバム『夢の人』と、シングル「なごり雪」を同時発売している。この曲は後にイルカ最大のヒット曲になるわけだが、もともとは前年に発売されたかぐや姫のアルバム『三階建の詩』に収録されていた1曲である。このアルバムには伊勢正三の代表曲である「22才の別れ」も収録されており、オリコンチャートの1位を記録した大ヒットアルバムだ。そんな大ヒットアルバムに収録されている1曲を歌う事に対して、当時イルカ自身が相当難色を示したとどこかで読んだことがあるが、シンガー・ソングライターである彼女がそう思うのは当然の事のように思う。まあ、そんな事実があったかどうかはさておき、意外に知られてないのはアルバム『夢の人』に収録されているバージョンは、石川鷹彦アレンジによるアコースティック・ギターをメインとしたアレンジであるという事だ。シンプルなアレンジでボーカルも淡々としており、どちらかと言うとかぐや姫が歌ったバージョンに近いかもしれない。もしこの曲がそのままシングルカットになっていたら、この曲はここまで大ヒットにはなっていなかっただろう。シングルバージョンの「なごり雪」だが、こちらは松任谷正隆によるアレンジだ。この時期の松任谷は、荒井由実の「あの日にかえりたい」を大ヒットさせており、アレンジャーとしても高く評価され始めていた。ピアノメインのアレンジは曲の終盤に向けてドラマチックに展開されていき、涙失くしては聴けない名曲となっている。結果、この曲は多くの人々に幅広く支持され50万枚以上の大ヒットとなり、これまでに数多くのシンガーにカヴァーされている。ヒット曲において、アレンジの持つ力がいかに重要かをこの曲を聴く時にいつも思い知らされる。
その後発売された「雨の物語」「海岸通」もイルカの代表曲として愛されているが、この2曲も伊勢正三のペンによる楽曲だ。これらのヒットをきっかけに、ニューミュージック界を代表するアーティストになったイルカはアルバム『植物誌』(1977年)、『いつか冷たい雨が』(1979年)を大ヒットさせ、オリコンチャートの1位を獲得している。
イルカは80年代に入ってからも精力的に活動を続け、現在も多くのライブ活動を展開している。80年代以降にも多くの作品を残しているのだがここでは語りつくせないので、また別の機会にじっくり語らせていただきたいと思う。
◇関連画像&動画その他
●青春グラフィティー IN EXPO 2005 イルカ 「いつか冷たい雨が」
※中学のころ、ラジオで聴いて衝撃を受けた楽曲のうちの一つですわ。