左腕を背中に回すと
浮き出た肩胛骨に指が触れた
月の輪郭をなぞるように
波間をするりと抜けていく一艘の舟につられて
どっぷりとした冷たい水に
頭から突っ込んでいるような
まぁつまり
一緒にいたとか触れていたいとか
そういう言葉に集約されるだけだから
まったくもって面白みのカケラもないまま
正体不明の楽しさと、夕焼けへの憧れと、ぬくもりと
そんなモノがかき集められて
ココロという器に詰め込まれて居るみたい。
ソフィア・ローレンのようなアイメイクは
あなたを遠ざける武器にも
あなたを誘き寄せる餌にもなるがいいのに