【英語参考書】初版から30年のポレポレの真価 | 栗山家の日常

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『化学の新演習』の大量修正を見て、他の参考書は大丈夫かいな?と思っていた矢先に知りました。
難関大志望者御用達の英語参考書『ポレポレ英文読解プロセス50』は91刷で内容を大改定しているとのことです。

しかし安心してください!
91刷は2020年6月発行で、2024年3月発行されたのは106刷だそうで、Amazonだろうが楽天ブックスだろうが、巷に出回っている新品は問題ありません。

 

 


メルカリでも4年以上前の版はあまり出回ってないと思いますが、「押し入れの奥から引っ張り出してきて断捨離します」みたいな相当古そうなのも混じっていないとも限らないのでお気をつけを…。

なにしろ書影デザインがずっと同じなので見た目で判断ができないw

まあ新品買っても833円なんでAmazonでどうぞ!


ちなみに91刷の改定箇所は、筆者自らブログで公開しています。優しい!
 



ポレポレ、初めて書影見たときには「え、なにこれ、絶版本にしか見えない古臭いデザインなんだけど…」と思ったのですが、初版から30年経っても版を重ねている超ロングセラー参考書なんですよね。
日本において市販学参書で、英語ほど次々と新しいものが出版されている科目ってないと思うんですけども、そんな中でって出版30年経っても「わかりやすい!めっちゃ実力つく!」って現役で使い込まれてる、名著中の名著なのでしょうね。

さらには筆者の西きょうじ先生自ら、YouTubeで全問解説動画を公開しています。

 

 

すごい時代になりました!!

ちょっと見てみたけど、動画の何がいいって「音」があるのがいいよね、英語は。

ベテラン講師だけあって話も聞きやすいし、あと雑談もモチベーション上がりそうな感じで良かったです。

 

 


なお、英語の構文解釈・精読系の参考書の名著はほかにも『英文読解の透視図』『英文解釈クラシック』が有名だそうで、それぞれ比較解説している動画がありましたのでご参考までに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


長男はポレポレを気に入ってます。
今まで模試などで英文和訳で減点されていて「意味はわかるんだけどな~」とブツブツ言っていて、私は「英語力というより国語力の問題なんじゃ…」と思っていたのですが、文系の英語得意な友達に「これくらいの英文和訳ならポレポレやったら瞬殺だぜ☆」とおすすめされてやり始めました。

「これめっちゃいい!今まで曖昧だったところがすごくクリアになる!英文和訳で自分が減点されてた理由がわかってきた!最初から通しでやっていくと、前の方のページで学んだことを生かしながらやる構成になっていて、力がついていく実感がある。感動した。1日3題やって1か月で2周するわ。薄くてちょうどいい。」
 

と絶賛です。

 

しかし、ポレポレレベルの英文和訳を出す大学は限られていて(早慶と東京一と国際系)、万人向けの参考書ではないようです。

 

 

 

 

Castdiceさん他の情報にもいろいろとお世話になってますが、いわゆる「参考書ルート」ってあまり鵜呑みにしないで、「必要な時がやり時」だなと思う今日この頃です。

私がどんだけ情報収集して、「これいいらしいよ」って、先回りして参考書や問題集を買っては差し入れ、買っては差し入れしているけど、ことごとく本棚の肥やしになってたんですよね。

本人が課題を感じているところに、友達や先輩がちょこっとおすすめするだけで、まあ食いつきのいいことよ…。