【男女別定員】分析結果③偏差値順データ公開しちゃうよ | 栗山家の日常

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都立高校男女別定員問題の件、もう飽きたんでこの記事で書ききって終わりにしますよ!

 

令和4年度の10%緩和策結果をまとめました。

 

ポイント①

偏差値順に並べました。みんな知りたいのそこやろ?

 

ポイント②

男女別定員がもともとない、単位制やコース別の学校も参考になるので入れ込みました。特長がよくわかります。

単位制やコース別の学校は黒字にしています。

 

ポイント③

入学後の男女比率を出しました。男女別定員撤廃後に、男女どっちが多い学校になるのか傾向がわかります。男子の方が1人でも多い学校は青字、女子の方が1人でも多い学校は赤字にしています。

特に男女差が大きい学校は、学校名に色帯を入れています。

ただし単位制やコース別の学校は男女比関係なく、黒字にしています。

 

 

【取り扱い注意】

いつも言ってますが、一次情報確認お願いします。

素人が趣味であっちこっちのPDFからコピペを繰り返して作ったエクセルデータなんで、ざっと確認はしたものの、どっか数字ズレてて間違っててもしらんです!

表をダウンロードしたりスクショしての二次配布はご遠慮ください

 

 

↓同意できる方のみどうぞ↓

 

 

 

 

  偏差値70以上 都立進学指導重点校7校

 

 

 

都立トップ校は西高をのぞいてわかりやすく男子優位でした。

しかもすべての学校で、合格最低点問題が解消されましたので、来年度以降も似たような結果になるのではないでしょうか。

 

●日比谷

そもそも受検者が男子の方が多いので、合格者は男子の方が出やすいのは前提ですが、それでもトップ層は男子の方が優秀なのかなと思います。

トップ校は青天井ですので、最優秀男子は開成・筑駒併願者もいるので辞退者10人とどこよりも多くなっています。そして10人辞退してもなお男子の方が多くなってますね。

女子も4人辞退とやはりどこよりも多いですが、高校受験において最優秀女子は男子ほど併願先がないので、辞退率は低めですね。

 

●西高

受検者は男女ほぼ同数ですが、女子圧勝しているのが興味深いです。日比谷と西は制服の有無もそうですが学校のカラーが違うと思うので、最優秀女子でも「日比谷って感じじゃないのよね」な自由を愛する女子に選ばれているのでしょうか。中受の桜蔭とJGみたいな感じでしょうか。(テキトーに言ってます

 

●立川

立川は創造理数科を新設したので、データの見方に注意が必要です。

創造理数科と普通科は併願スライド合格OKなので、令和4年度の志望者は全員併願希望だったそうです。そりゃそうだ。

まず創造理数科の合格者を完全に点数順で決定し、創造理数科の不合格者と普通科志望者から合格者決定という2段階を踏んでいます。

栗山さんはちゃんとそのへんもデータに反映させました。(私えらい

創造理数科不合格者の数を、普通科の受検者に足してデータ割り出してます。(私本当にえらい(自分で自分の機嫌を取るスタイル

創造理数科はえげつなく男子圧勝でした。やはり理数系は男子がつよつよ…。

立川はスーパーサイエンスハイスクール認定もしっかり強みとして発信しています。創造理数科はもちろん、普通科でも研究系の授業をするのも特色。国の評価と期待も高いので、今後も理系ゴリゴリ進学校の道を歩むでしょう。

今年の結果を踏まえて、来年はさらに男子人気が高まる学校と予想されます。数年後には東大推薦合格者を出したり、難関国公立進学実績も上がり、さらに人気が上がり、偏差値も上がり、と御三家に迫る勢いになるかもしれません。

 

 

 

 

  偏差値65-69 都立二番手校

 

 

 

男子が増える学校、女子が増える学校、奇跡的にハーフ&ハーフというやじろべえバランスに収まった学校と、なかなか面白い結果が出ました。

合格最低点問題が解消していないのが4校(うち1校が唯一男子が損してる駒場)。来年は女子が増えそうな偏差値帯。

 

●国際

男女別定員がない、英語に力を入れている学校は、のきなみ女子が増える法則。女子8割の学校。

 

●小松川、町田

奇跡のバランスの結果がこの2校で出ました!

受検者数が男女ほぼ同数!合格者も男女ほぼ同数!男女比率1:1!すげえーーーなんというバランス!

あぶれる子の心配せず、男女手を取りあってフォークダンス何周でも踊ってほしい。

 

 

 

 

  偏差値60-64 都立三番手校

 

 

 

女子圧勝の偏差値帯です。合格最低点問題も解消してない学校多め。来年はこの学校群から男子がどんどん押し出されます。

この偏差値帯の男子受検生は、チャレンジ受検には慎重になりそう。
 

●豊多摩、北園

やっぱり制服のない学校って女子人気が高くなる傾向があるんですね。

男子はあんまり私服にこだわらなさそうだもんね。むしろめんどくさいから制服ある学校の方がいいくらいの感じじゃないだろうか。

 

●多摩科学技術

英語は女子を、理系は男子を吸い寄せる法則。男子9割に近い学校。理系の大学みたいな環境っぽい。

 

 

 

 

  偏差値55-59

 

 

 

やっぱり女子が増える偏差値帯です。

特に合格最低点が大きい学校もあるので、来年はかなり数字が動きそうです。

 

 

 

  偏差値50-54 

 

 

 

この辺に来ると男子の方が多くなってきます。

やはり女子の方が平均的に優秀だということがわかります。

 

偏差値U50は割愛します。男子比率激高い工業高校とかが多いです。

 

 

 

  男女差って結局なんなのか?

 

まとめますと。

女子は平均点が高いので中堅層に多い。

トップ層も女子は健闘しているが、男子の方が多い。

ただし男子は分布が広くて、下位層も多い。
 

 

↓まさにこれのまんまです。

 

image

 

男子は空間把握能力、論理、数学的能力に優れる。

女子は言語能力、共感力に優れる。…とな。

 

英語は女子を、理系は男子を吸い寄せるという、実感そのまんまですね。

 

さて、長々とシリーズ化?してきた男女別定員問題ですが、いったんここで終わりにします。

今後も動向に注目していきたいと思います。

 

 

注意事項と情報ソース一覧

※上記の表は栗山が個人的な興味関心を満たすために、下記情報ソースを元に作成したものを、個人的スペースである本ブログに一部公開するものであり、その正確性、完全性を保証するものではありません。また本情報によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負いません。
利用にあたっては、必ず下記の一次情報をご自身でご確認ください。



公開日:令和4年(2022)1月7日
都立高等学校入学者選抜における男女別定員の緩和措置
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/archives/relief/relief.html


公開日:令和4年(2022)3月2日
令和4年度東京都立高等学校入学者選抜最終入学手続状況
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2022/release20220302_01.html

普通科(コース・単位制以外)PDF
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2022/files/release20220302_01/01.pdf

普通科(コース・単位制)PDF
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2022/files/release20220302_01/02.pdf

専門学科・定時制課程(単位制)PDF
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2022/files/release20220302_01/03.pdf


公開日:令和4年(2022)7月13日
令和4年度東京都立高等学校入学者選抜における男女別定員の緩和措置の実施状況について
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/relief/release20220713_02.html

別紙詳細PDF
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/relief/files/release20220713_02/bessi.pdf

[みんなの高校] 東京都の公立高校の偏差値ランキング
https://www.minkou.jp/hischool/ranking/deviation/pref=tokyo/c=3/