In the pale light of the morning
Nothing's worth remembering
It's a dream, it's out of reach
Scattered driftwood on a beach


中学時代によく聴いた夏の曲。

 

Summer Night City (Official MV) ABBA

少し怪しげな曲調。夏の夜の街。

暑い夜 、踊る薄着の女、うまい酒。

昼間のすました街より、
夜の街の猥雑さがいい。

僕にとっては印象的な曲だが、
このシングルはABBAにとっては

少し微妙なものらしい。

作詞/作曲したベニーとビョルンは
このシングル曲のミキシングに

1週間以上かけたが、
満足できる出来にならなかった。

次のアルバムまで間があったこともあり、
シングルリリースを強行したが、
セールスはスウェーデンでは

最高1位をとったものの、
イギリスでは最高5位と

ABBAにしては振るわなかった。
(アメリカでは諸事情で未発売らしい)

またミキシングの段階で、

夜の疾走感をだすために
かなり簡潔化が行われたという。
これも彼らが満足できなかった理由

だったのだろう。

どうもABBAはこの曲で
ダイナミックな夜だけでなく、
少し寂しい夜明け(冒頭引用:歌詞の最後部分)も
描きたかったように思える。


Official MVでも夜明けが描かれているし、
ライブではシングルでカットされたイントロ
(夜明け部分)を付け加えて演奏している。
 

Summer Night City 

(Live at Wembley 1979) ABBA
シングルでカットされたイントロから始まる

アグネタは最初は

「ABBAらしくない」と
この曲を好きではなかったが、

後に好きになったと語っている。

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(意訳)

暗い中 朝まで踊り続ける
サマーナイトシティ
公園で 恋人たちが愛し合う
サマーナイトシティ

昼間は眠いの
やってられないわ
もうガマンの限界よ
夜が私を待ってるの
そこでは私は自由なの

夜が来たら行かなくちゃ
この魅力には逆らえないの
夜の街のエネルギーを
沢山もらって放出するの
息してる、生きてるって時間なの

なぜか私に火をつける
キラキラしたものってつかまえにくいの
それはガラクタだって言う人もいるけど
そういう人はいらないの
この雰囲気が大好きなの
そんな私みたいな人 たくさんいるわ

夜が明けて鳥が鳴きだす頃、
朝のぼんやりした光の中には
思いだす価値があるものなんか何もない
それは夢、
手の届かないもの、
浜辺に散らばる流木のようなもの

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「Summer Night City」はABBAのシングル。

作詞/作曲 Benny Andersson, Björn Ulvaeus

1978年9月6日リリース。

スウェーデン ストックホルムにある
彼らのホームタウンへの
トリビュートとして書かれた曲。

ミキシングに満足できなかったが
次の6thアルバム「Voulez-Vous」の
先行シングルとなるべく発売された。

シングルのセールスは地元スウェーデンでは
1位だったものの、世界的に見ると
ABBAにしては振るわなかった曲となり、
このこともあって結果的に
アルバム未収録のシングルとなった。

日本でのシングルはオリコン24位だったが、
ラジオでは良くかかっていた夏の曲と
記憶している。

 

Summer Night City (1978?) ABBA
アグネタ、フリーダの足の長いこと!

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Summer night city
Summer night city

Waiting for the sunrise
soul dancing in the dark
Summer night city
Walking in the moonlight
love-making in the park
Summer night city

In the sun, I feel like sleeping
I can't take it for too long
My impatience slowly creeping
Up my spine and growing strong
I know what's waiting there for me
Tonight I'm loose and fancy-free

When the night comes with the action
I just know it's time to go
Can't resist the strange attraction
From that giant dynamo
Lots to take and lots to give
Time to breathe and time to live

Waiting for the sunrise
soul dancing in the dark
Summer night city
Walking in the moonlight
love-making in the park
Summer night city

It's elusive call it glitter
Somehow something turns me on
Some folks only see the litter
We don't miss them when they're gone
I love the feeling in the air
My kind of people everywhere

When the night comes with the action
I just know it's time to go
Can't resist the strange attraction
From that giant dynamo

And tomorrow, when it's dawning
And the first birds start to sing
In the pale light of the morning
Nothing's worth remembering
It's a dream, it's out of reach
Scattered driftwood on a beach


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以下は過去記事です。