(シングルジャケットから)

久々にフュージョンの紹介です。

COSMOSは1980年代に活躍した女性3人組の
キーボードバンド。メンバーは
田中裕美子(1959年生)、
海江田ろまん(1960年生)、
土居慶子(1961年生)
です。


80年代にフュージョンが流行っていた頃、
カシオペア、THE SQUAREと並んで
僕が聴いていたバンドです。実家には
1st~4thアルバムのLP4枚がありました。

1stアルバム「CAN CAN CAN !」の帯には
「新たな音楽世代の象徴(アイドル)
キーボード・トリオ COSMOS」
と書かれています。

別に女性だから、アイドルだから

LPを買った訳ではありませんよ。

良い曲だから買いました。

もう少し正直にいうと、
カシオペア、THE SQUAREは
レンタルレコード屋さんに山ほどありましたが、
COSMOSはなかったので買ったのです(てへっ)。

 

スパイラル・ドリーム (MUSITOPIA) COSMOS
作曲 土居慶子

記事のタイトルにした曲です。
アルバムには曲毎にライナーノーツがあり、
曲のイメージが紹介されているので
当時の写真と一緒に貼っておきます。




この曲には生演奏の動画がありました。

 

スパイラル・ドリーム (生演奏:レッツゴーヤング)

この動画だと各パートが良くわかると思います。
COSMOSはヤマハ所属なので

機材は基本YAMAHAです。

向って左のピアノが海江田ろまん、
中央のシンセ(GS1?)が田中裕美子、
右が作曲をした土居慶子です。
土居慶子がソロで立って使っているのは、
シンセCS01+ブレスコントローラBC1です。
カッコいいですね。

土居慶子は今はジャズピアニスト
松居慶子として有名です。

この3人は全員作曲もします。
それぞれの特徴がでている?というか
僕が好きな曲を紹介します。
 

CAN CAN CAN ! (CAN CAN CAN !) COSMOS
作曲 海江田ろまん

アコースティックピアノのソロは
もちろん海江田ろまんだと思います。


 

 

Skip Step Snap ! (夢想都市) COSMOS 
作曲/編曲 田中裕美子

この写真だけ、左から、
田中、土居、海江田です。


COSMOSの曲、いかがでしたか?

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スパイラル・ドリーム (Spiral Dream)
作曲 土居慶子、編曲 アンリー・カルノー

1983年7月リリースの
3rdアルバム「MUSITOPIA」に収録。
先行シングルも存在していますが、
アルバム版の方がよく知られていると思います。

シングル「Spiral Dream」は

1983年6月リリース。

 

スパイラル・ドリーム COSMOS (シングル)

シングルとアルバムではソロの部分が少し違い、
(田中が弾くGS1の)シンセパートが、
(海江田が弾く)アコースティックピアノパートに
置き換わっています。(カッコは推定)

読売テレビ「おもしろサンデー」テーマ・ソング

アルバム「MUSITOPIA」のキーボード機材:
YAMAHA GS1, CS70M, CS40M, CS01, DX7, 

A.Piano, FENDER Rhodes

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CAN CAN CAN !  
作曲 海江田ろまん

1982年4月リリースの
1stアルバム「CAN CAN CAN !」に収録。

プロモ用シングル(非売品)にも収録(1982年)

曲「CAN CAN CAN !」のキーボード機材:
FENDER Rhodes, YAMAHA CS40M, Pf, SS-30

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Skip Step Snap ! 
作曲/編曲 田中裕美子

1984年10月リリースの
4thアルバム「夢想都市」に収録。

機材情報無し

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