80年代に高校生~大学生だったオジサン達は、
みんなフュージョンも聴いてたでしょ。
フュージョンって、大雑把にいえば、
基本ボーカル無しのインストゥルメンタルで
曲と演奏テクニックで勝負という感じだろうか。
当時、僕の周りは有名な2つのバンド
「カシオペア」と「THE SQUARE」
のファンにわかれていた。
両方聴いていたけど、
僕はやっぱり「カシオペア」派。
特に1980-1989年の、
野呂一生(ギター)、櫻井哲夫(ベース)
向谷実(キーボード)、神保彰(ドラム)
のメンバーが最強だった。
僕は向谷さんのキーボードが好きだった。
そこで、まずは「サニーサイド・フィーリン」。
この曲はカシオペアの5thアルバム
「CROSS POINT」(1981年)に収録。
作曲は神ドラムの神保彰。
癒し系の比較的ゆったりしたナンバー。
昔は結構BGMで流れていたので
知っている人が多いかも。
サニーサイド・フィーリン(Sunnyside Feelin')
次はノリノリの「ルッキング・アップ」。
この曲は7thアルバム
「PHOTOGRAPHS」(1983年)に収録。
作曲はギターの野呂一生。
ライブで映える曲なんだけど、
僕としてはアルバム収録の
キーボードアレンジもお気に入り。
ルッキング・アップ(Looking Up)
ルッキング・アップ(ライブ 1985年)
野呂一生がステップ軽やかに踊る。
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僕の好きな向谷さんは鉄オタである。
鉄道シミュレーションゲームを作ったり
鉄道音楽(発車/到着メロディ)も
多数、作曲されている。
東京メトロ東西線 全駅(中野駅を除く)の
発車メロディも彼の作曲だ(2015年)。
まぁ、このあたりまでは知っていたが、
なんと2022年も
東急目黒線や西九州新幹線の
発車メロディを作曲されたそうである。
そればかりでなく、
「ロイヤルホストのパンケーキの歌」(2011年)
まで作曲されておられた。
ロイヤルホストのパンケーキを
こよなく愛する向谷実が
想いを寄せて作曲した
ロイヤルホストの公式パンケーキのうた。
こいつは知らなかった。。。
パンケーキ愛に涙がこぼれる6分ものジャズ。