「松田聖子の"悪い娘"の歌」特集

1) TRUE LOVE ~そっとくちづけて 1980年

雰囲気でだまされそうになったぞ。
お泊りの歌じゃないか。

松田聖子、
早くも 2ndシングル「青い珊瑚礁」のB面で
初めてのお泊り。

 

TRUE LOVE ~そっとくちづけて (1980年)
作詞 三浦徳子 作曲 小田裕一郎 編曲 大村雅朗

「夏休みの最後の想い出に」だと?
実にけしからん。
お父さんは許しません
と、言いたいところだが今回だけは許す。

「TRUE LOVE 嘘までついた初めての旅に
TRUE LOVE あなたは指も触れてくれないの」

何もなかったんだな。
お父さんはそう信じるぞ。

しかし、お泊りまでして
娘に手をださないとは、
男としてどうなんだ。
これはこれで、けしからん。

親(オヤジ)心は複雑なのだ。


2) LET'S BOYHUNT 1983年

スキーに行くって聞いてたぞ。
ボーイハントって、いったい何やってんだ。

松田聖子、
8thアルバム「Canary」B面 1曲目で
ワル子予備軍になる。

 

LET'S BOYHUNT (1983年)
作詞 松本隆 作曲 林哲司 編曲 井上鑑

「こちらからは誘っちゃだめ」
「急斜面で転んだ時 
抱き起こしてくれたらその時
やさしく微笑むの」 (ニコっ)

そんな攻略法、どこで習ったんだ。
お父さんは(知ってるけど)教えてないぞ。

「名前はすぐに教えても
部屋番号は内緒なの」 (うふっ)

当たり前だ!

お父さんは頭痛がしてきた。


3) マンハッタンでブレックファスト 1984年

朝起きたら隣に知らない男が寝てた。だと!
だからアメリカに行くのは反対してたんだ。

松田聖子、
10thアルバム「Windy Shadow」A面 1曲目で
やらかす。

 

マンハッタンでブレックファスト (1984年)
作詞 松本隆 作曲/編曲 大村雅朗

「目覚めると横に見知らぬ寝顔が
あなたは誰? 覚えてない
ゆうべ バーボンで上機嫌
あとは記憶さえ消えてる」

「出逢ったばかりで かなり不謹慎
ママが見たら気絶するわ
だめね アルコール控えなきゃ
かなり深刻におちこむわ
名前さえ聞いてない」

「よく見ると好みのタイプ」

お父さんは泣きたいぞ。
好みのタイプかどうかもわからずに、
こんなことを。。。

「マンハッタンの恋は偶然
こんなことよくある話」

ないぞ。絶対にない。

ちょっとそこに正座しなさい。



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「TRUE LOVE ~そっとくちづけて」は
松田聖子の2ndシングル「青い珊瑚礁」のB面曲。
1980年7月1日リリース。

当時、松田聖子のシングルB面曲は
TV、ラジオに流れず、
アルバムにも収録されなかったため、

聴くことが少し難しかったのです。
シングルレコードを買うファンだけへの
貴重なプレゼントでした。

最近はYoutubeなどで
みんなが簡単に聴くことができる様になり
すごく喜ばしいと思う反面、
ほんの少しくやしい気もします。

作詞 三浦徳子、作曲 小田裕一郎
のペアによる初期の曲。


松田聖子ファンならば
是非知って頂きたい曲です。

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以下は過去記事です。

過去記事は「スカーレットの毛布」と
「マンハッタンでブレックファスト 」との

曲の比較分析ですが
お父さんはまだ怒ってます。