Sha la la 見つめ合ってその気にさせて
今頃はどこにいる


アルバム曲ですが良く知られている名曲です。

 

海 サザンオールスターズ 1984年

移り気なアナタに
抱かれてしびれた ほんのチョットだけで
悪い人だと思うけど
アタシがこんな気持ちになるなんて
心から恋してる

アナタに会いに海辺へ通う道
真夏のほんのチョットだけの出来事で
アナタが心変わりするなんて
他の誰かを愛してる

見つめ合ってその気にさせておいて
今頃はアナタはどこにいる

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前にも書きましたが、
桑田佳祐の歌詞はいつも解釈が難しいです。

この「海」については
他の人の解釈をいくつか読みました。いずれも、
"主人公の女性には好きな人が二人いる"
という解釈でした。
"心から恋してる"のも、
"他の誰かを愛してる"のも

"女性"という解釈です。

僕の解釈は
"他の誰かを愛してる"のはシンプルに
"移り気なアナタ"にしました。
主人公の女性が好きな人は一人だけです。

チョットしたことで心惹かれ、
チョットしたことで心がすれ違う
夏の恋。

他に好きな人ができた彼はいなくなり
一人残された彼女は、彼の名を呼び
彼がいた渚に涙を埋めるのです。

皆さんはどう解釈されるでしょうか?

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「海」はサザンオールスターズの
7thアルバム「人気者で行こう」に収録された曲。

作詞/作曲 桑田佳祐、
編曲 サザンオールスターズ、管編曲 新田一郎
1984年7月7日リリース。

元は桑田がジューシィ・フルーツに提供した曲で
13thシングル「萎えて女も意志をもて」B面曲。
(1984年4月1日リリース)



 

海 ジューシィ・フルーツ 1984年

また「ミス・ブランニューデイ」でなく「海」が
サザンのシングルになる予定だったが
発売間近に差し替えられたという。

よく見ていたTVドラマ
「季節はずれの海岸物語」シリーズには
サザンの曲がよく流れていて
「季節はずれの海岸物語 '89夏」で

「海」が流れていました。

 

「季節はずれの海岸物語 '89夏」

(片岡鶴太郎 主演)
江ノ電と渡辺美奈代/古尾谷雅人

徳子役の可愛かずみが好きでした。
(また書いてるよ)

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歌詞を載せておきます。
解釈のお役に立てば。

移り気なアナタに Oh Oh
抱かれてしびれた ほんのチョットだけで
こんな気持ちになるなんて
悪い人だと思うけど

Sha la la 夢のように暮らしたものさ
心から恋してる

海辺へ通う道 Oh Oh
真夏の出来事 ほんのチョットだけで
心変わりがするなんて
他の誰かを愛してる

Sha la la 見つめ合ってその気にさせて
今頃はどこにいる

時折名前を呼んでみた
つれないこの気持ち
言葉じゃ言えない
"好きよ" All I need is you

Sha la la 見つめ合ってその気にさせて
今頃はどこにいる

渚に埋めた涙には
秘密の思い出が
言葉じゃ言えない
"好きよ" Let me kiss you now…

 

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以下は過去記事です。サザン関連でいくつか。

(ん? 原由子だけじゃん)