本来なら大谷選手は新婚生活を始めハッピーなシーズンになるはずが、とんでもない事件に巻き込まれるという青天の霹靂。
当初は7億円だったのが、一気に3.5倍の不正送金という事実が明るみになった。
先月逮捕されたユーチューバーのストマック同様、ギャンブル依存症は手元にお金があればつぎ込んでしまう病気だ。水原容疑者も完全にはまっていて、最終的に220億円勝って280億円負けている。トータルすると物凄い額だが、基本こういったギャンブルの撃ち合いは元手の100倍は軽く到達するので、元手が億単位なら不思議な額ではない。
水原容疑者の心境はとにかく最低元をとらなければならないという状態で、歯止めが効かなかったのだろう。こうなると手元のお金がなくなるまで賭け続ける。
ところで、大谷選手がなぜ不正に気付かなかったかを一般人が騒いでいるが、言えるのはお金持ちは自分の通帳を見ないと言う事だ。基本金持ちは自分の口座にお金があることが分かっているので、支払いができないことがない。しかも支払いは通常クレジットカードなので現金を見る機会も少なくなる。
例えば年収1億の人が普通の一般人よりやや良い生活をしたとしても月々使うのは50万円くらい。税金引かれても月々380万くらい入るから、月に330万円貯金ができる。これが1年で約4000万の貯金になる。翌年住民税などを支払っても約3400万円は残る。要するに、この状態なら年が経つほど貯金が増えるわけだから、さらに通帳を見ることはなくなるのだ。
金銭感覚としては年収1億円の人は1万円が千円の感覚になるので、大谷選手のように数百億持っている人にとっては言うまでもないだろう。
それにしても今回はどちらかと言うと銀行の責任だろう。これが責任にならなければ、その銀行のセキュリティーの信頼はなくなるだろうし、銀行に預ける意味もなくなる。
大谷選手もこれを機にたまには口座を確認することをお勧めする。