鮨は食いたい。しかし高級なものはそうそう頻繁に食べられるものではない。そんな庶民の味方が「回転ずし..........≪続きを読む≫
回転寿司はもう寿司の領域を超えている。純粋な寿司を回転寿司で食べることは先ずないだろう。
時折、本格的な寿司屋に行くとやはり大幅に味が異なる。
寿司の定義は、酢飯 と主に魚介類 を組み合わせた食品であり、回転寿司のメニューは邪道となるところだが、国際化された現状、ベースが酢飯であれば具は何でも良い流れになっても仕方がない。
海外の発想でお寿司に使えるのは「アボカド」。元々はカルフォルニアロールに使われていたイメージがある。生魚が苦手な人に対してマグロの食感を代用したのがそれだ。
そもそも料理は雑菌との戦いである。
もともと生魚を食べるのは日本人くらいで、大陸の民族の主流は「焼き」だ。とにかく、火を通さないとお腹を壊してしまうから、焼いたり茹でたりする。
東南アジアとか辛い料理が多いのも、雑菌が多いからだ。唐辛子の辛さで殺菌している。
だから、外国人から見れば寿司なんて最も危険な食品で、最初はものすごく抵抗があっただろう。
寿司も雑菌との戦いで、酢飯にすることによって殺菌しているし、わさびが魚を殺菌している。
考えてみれば寿司ほど非衛生的な食品はないな・・・。
まあ、回転寿司は機械で製造するし、素手で握ることはないので衛生面では本格的な寿司屋より上か。