中国での出来事。
あまり日本語レベルが高くない中国人が、香水の香りの事を「香水の味」と言うので、正しい日本語は「香水の香
り」と教えた。しかし、何回か教えてもいつも「香水の味」と言う。
なんでかな?と思って調べると、中国語では香りの事を味の意味と同様に「味道」と言う。
日本語の「味」はピンポイントで、味覚だけをあらわしている。
中国語の味を意味する「味道」は意味が複数あり、単に味と言う意味ではなく、においと言う意味も含まれる。
外国語を勉強すると間違いが多々あるが、その間違いがなければ、上記のような意味合いに気付かず単純に単
語を暗記するにとどまってしまうので、「失敗は成功の素」と同様、間違う事はある意味勉強になるものだ。