思考のブログによく出てくるラベル効果。
おおよその人はそのラベルに騙されてしまうのだ。
ラベル効果の一つとして、例えば安物のワインに高級ワインのラベルを貼っておく。すると、余程の通でない限りそれが高級ワインと思いこんでしまう。
成り金の中国人にワインブームが到来した瞬間に、偽造高級ワインが出回るのもこのラベル効果が関係している。
ホテルでもラフな格好で行くとのスーツをビシッと決めて行くのでは、ホテルスタッフの対応が別格に違う事はよく耳にするだろう。とくに海外ではそれが顕著である。
また、吉〇作治のようにディプロマミルと言われる博士号をお金で買う人達。彼らもドクターと言う肩書の効果を良く知っているのだ。
しかし、偽物はやはり偽物で必ず失敗する。結局実力がないからだ。高級ワインのラベルを貼った安物のワインもいつかそれが安物だと気付く人が出てくる。すると、もうそのワインを買う人はいなくなるのだ。
確かに偽物でも肩書があれば、ない人よりは楽に事を進めることができる。しかし、偽物が本当に何か素晴らしい業績を残したとしても偽物であるがゆえに、賞が与えられることはない。
結論として、「人を見るときは肩書でなく、その人を見よ」と言う事である。
ちょっとおかしいなと思ったら、彼らは偽物であるということだ・・・。