東京の芝1800m。例年休み明けの実力馬達がたたき台として参戦するレース。
ポイント
①内枠先行有利
開幕週なので馬場がきれい。先行馬は止まらない。差し馬は外外を回ると届かないので、内側でじっとして4コーナー過ぎから外に出せる内枠が来やすいのだ。
②夏の上り馬より実績馬
前走G1(安田記念、宝塚記念)の馬が実力通り来るケースが多い。昨年は来ないと言われていた3歳馬のワンツー。このワンツーした2頭はG2勝ち経験があった。格が重要。
③血統は長距離なのにマイラーの馬を狙え
直線が長いからなのか、長距離血統の馬が絡むことが多い。
展開は2番のシルポートが単騎逃げ。スローだけど時計は速い競馬になるだろう。逃げ先行有利。
それを追いかけるのは11番ビッグウィーク、4番ナリタクリスタルあたりがやや離れて2、3番手だ。
軸は2番のシルポート。①~③のポイントを全てクリアーしている。昨年は7着に負けたが、今年はG2を勝つなど確実に成長しているので大丈夫だろう。
対抗は東京コースで負けなしの8番ダークシャドウ。格こそ足りないが③は満たす。相手が弱かったとはいえ、エプソムカップの強さは半端なかった。外枠がどうかだが、この馬こそ③の長距離血統なのにマイラーにふさわしい馬だ。
ポイントは3着。よく来るのは人気薄の実力馬だ。
------------------------------
1番エイシンアポロンは瞬発力がないので、速い上りの競馬が苦手に加え、約一年ぶりのレース。有利な内枠だが今回は消しで良いだろう。
夏競馬の連中はあまり来た例がないので、新潟記念組の2頭は消しだ。東京コースも得意ではないし、戦ってきた相手も弱い。
10番ミッキードリームは先行力も瞬発力もあり、能力も高いが外枠+格がないので今回は消しか。
7番リアルインパクトは57kgで距離が1800m。血統的にやや長い気がする上、休み明けは走らないタイプなので消す。
11番のビッグウィークも瞬発力が足りない上、前走はG2惨敗。消しで良いだろう。
-------------------------------
9番シンゲンはなめていると絡んでくるタイプ。外枠がどうかだが格は充分。1800mも負けなしなので人気のなさそうな今回は狙い目だ。
6番アクシオンも歳だが、先行さえすれば根性はあるので粘りそう。このレースはジジイが結構来るのでナメてはいけない。
3番ダノンヨーヨーは出遅れが心配だが、スタートさえ決まれば内枠を利して伸びてくる。
2-8-9、6、3