秋のG1シリーズ第1弾、中山の芝1200m。馬場はやや外側が伸びてくるようだ。先週の500万条件で1分8秒3なので、このクラスなら1分7秒台の勝負になるだろう。
ペースは例年ハイペースだが、このクラスになると、さすがに前もそう簡単には止まらない。逃げ先行有利。
今年は日本勢にG1ホースがいないので、ふつうに外国のG1馬が勝つだろう。
展開は3番のパドトロワと9番ヘッドライナーが引っ張る流れ。それを人気のロケットマンが見ながら早めに先頭に立つ。
軸は人気だが、5番ロケットマン。先行力のあるG1馬。逆らう必要はないだろう。レースっぷりは本当にしぶとい。
日本勢で勝負になりそうなのは4連勝中の10番カレンチャン。この馬も勝負根性は抜群だ。持続するスピードを武器にそう簡単にはへたれない。1200mは4着以下なし、3着までにはなんとか頑張りそうだ。対抗に推す。
押さえは軸としては危ない8番ダッシャーゴーゴー。今回は中段から脚をためる競馬をするだろう。G1で連続降着と言う運の悪さもあるが、高松宮記念は高速馬場を意識して早めに先頭に立つ競馬。そんなにキツイペースでもなかった割に粘れず4着になったところをみると、やや底力の不足を感じる。
6番のサンカルロはこの距離で確実に伸びてくる。毎回不利などで仕掛けが遅れたりしているが、そろそろ来ても良いだろう。速い時計で差して来れるのはこの馬くらいだ。ただ、1着はない。
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14番のエーシンヴァーゴウは父:ファルブラヴと言う時点でG1は来ない。消しだ。内に先行馬が多く、外外を走らされるのも不利。
1番のラッキーナインはスタートが悪い馬。最内枠では包まれて出て来れない恐れがある。前走のように時計が遅ければ徐々に追い上げられるが、速い時計だとキツイ。消し。
条件ベストのビービーガルダンは速い時計の勝負だと分が悪い。消しだ。
グリーンバーディーは大外枠。前が全滅しない限り来ない。消し。
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穴は人気薄の実力馬から、横山典騎乗の7番フィフスペトルを狙う。この馬は一応G12着実績がある上、中山コースが得意。さらに鞍上が横山典。1200mは久々になるが一発あっても不思議ではない。
5-10-6、7、8