季節は移り変わり、料理も様変わり。 | Cuisine Francaise JJ

Cuisine Francaise JJ

"Cuisine Francaise JJ" 東京ミッドタウンにあるレストランでのお話。

久しぶりに料理が更新!です。

桜の嵐のような日々は落ち着きを取り戻し

ゴールデンウィークを待ち構えます。

腰を据えて作った今回の作品たちです

まずは、

「人参の三種のお召し上がりかたで

ガトー仕立て、スープ、サラダで

それぞれの味わいで」


JJ ~ジョエルの物語~-ニンジン
手前は、ま~平たく言うとムースが近いかな?

表面にコンソメゼリーがおおってます。

右上の物はキャロット・ラペと言うサラダですが、

生ハムえを添えてます

一般的なものは、レーズンとオレンジピールで

味を調えますので、甘いのですが、このサラダは

塩で決めます。

左上はスープで上のカプチーノはクミンシード

の香りをつけています。

思う存分人参を味わえます。

人参好きのオイラは好きな一品です。

続いて

「バルバリー鴨胸肉のローストとモモ肉のコンフィの

アンサンブル、季節の野菜たちと

鴨のエキスの赤ワインソースで」


JJ ~ジョエルの物語~-鴨
手前は胸肉のローストで上はもも肉のコンフィです

ローストはご存知ですが、コンフィは?知ってます?

それでは、一晩、塩(か、塩水、紅茶、ハーブ、このみで)

で漬け込みます。

一晩つけ、水で洗います。水分を拭き取って

60℃~70℃の鴨の脂(ラードみたいなもの)に

約6~8時間ゆっくり煮ます。

脂の中で煮るんです。くつくつと。

そして、皮目をパリッと焼いて、できあがり!

と、モモ肉のほうが、じつは、手間がかかってます

野菜たちは季節の野菜と

ジャガイモのピューレとそら豆のピューレをそえてます

ちなみに家では

漬け込みは一緒ですが、脂の中で煮込むは

ラードはサラダ油を使い、ビニール袋に脂を入れ

鴨、鶏などの素材を入れて湯銭で60~70℃の

お湯で煮て行くと、家でもコンフィ!

お試しください。実証済です。

IHは温度設定ができるので、便利です。

「スズキと季節の野菜のソテーを

ベルモットのバターソースに

香草を散りばめて」


JJ ~ジョエルの物語~-すずき
新ジャガ、ズッキーニ、ポアロー・ジョンヌ、ミニアスパラ

ブロッコリーなど

とスズキのソテーとベルモットという白ワインのリキュール

で甘みを出したソースにいろいろなハーブ(香草)

加えてみました。爽やかさを出してみました。

どうでしょう。

久々の料理紹介でした。

高木でした。