6月第2週(6/10-14)の日経平均株価は前週比130.63円高(+0.34%)の38814.56円で取引を終えました。週末にかけて重要イベントをこなしての一週間でした。
米国市場では12日にCPIが発表されました。
総合・コアCPIいづれも予想値より低い物価上昇率が確認され株式市場は好感。NASDAQとS&Pは高値を更新しました。
同日終了したのFOMCでは政策金融の据え置きを決定し、注目されていた各委員の利下げ予想をプロットしたドットチャートは、中央値で24年の利下げは1回と、従来の3回から利下げ回数が減少しましたが、米国株式市場の反応は限定的でした。
これを好感して日本株も上昇となってくれれば良かったのですが・・・
週末の日銀やMSQが控えていたとしても、全く盛り上がりに欠ける展開。
TradingViewの日経平均株価の日足です。
前週と同じく39000円を超えると叩かれる相場推移でした。
MSQは波乱もなくSQ値は38535.35円となりました。
日銀金融政策決定会合では国債買い入れの減額を決定しましたが、減額規模など具体策については7月に先送りとしました。なんとも日銀らしい玉虫色の決定でしたね。
6月第1週の投資主体別売買動向が発表されましたが、外国人投資家は先物合計で3367億円の売り越しと売り越しが顕著になって来ました。
米国市場が堅調でこの感じなので、上よりも下を警戒したポジションを考えておくべきかと勝手に思っています。
個人的には
野村を少し利確しました。1000億円の自社株買いが終了しましたが、PBR1倍理論値を超えることが出来ずw
NTTは大台の150円割れとボトムラインの147円も割れ。信用倍率は再び増加とどうしようもない状況・・・底打ちまでまだまだと言った感。
今年も半年が過ぎようとしていますが、ここまでの戦績としてはまずまずと言う感じ。大きな損失を出さずにいるのが大きいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでも今週もいい相場になりますように。
お疲れ様でした。