(この記事は、9月号会報掲載の記事を、スタッフが代理で投稿しています)

 

 

この3年間、整体(指導)を継続的に受けてきたことによって、
「今回の人生では決して変えられないと思ったところが
 氷解してしまった!」

という実感を何度も味わった。


そのため以前に巻頭言に掲げた「氣道創始」の文章より抜粋したい。
(少々長いですがご寛容の程)

 

 *-*-*


お稽古事としての【個人指導】(整体)


 髪が伸びれば、散髪に行かざるを得ないのに、
 なぜ体のほうは整えようとしないのだろうか。
 この事、改めて真剣に考える必要があろう。


 散髪は仕方ない、体は乱れているかどうかが自覚できないから…
 果たしてそれだけだろうか。
 口では「健康が第一」と言いながら、
 私たちは心(や体)のことをおろそかにしているのではないだろうか。


 ピアノやダンス等々、興味を持ったものなら稽古するのに、
 何故、何より大事な、一生用いてゆく道具である
 体や心の遣い方を稽古しようと思わないのだろうか?


 そして、症状や悩みを抱え、心身に異常を感じた時に初めて慌てる。
 その上、自分自身の身心であるのに病院や心理療法にお任せする。
 この事があまりに可笑しい事、
 中学生でも少し考えれば分かるのではないだろうか。


 然して、心身を整え、育んでゆく稽古の場が
 限りなく少ないのも事実である。
 我田引水となってしまうが、
 ここに氣道そして当会の存在意義があろう。


 とりわけ個人指導(【整体】)はその代表である。
 なお、体(潜在意識)を整える「稽古」という意味で、
 巷の整体とは技術も全く異にする。
 (それは当会の源流である野口整体同様、愉氣を基礎とする。
  他の整体がだんだんと強い刺激でないと感じなくなるのと異なり、
  愉氣は受ける毎に心身が敏感になる。
  かつ依存も全く無い。)


 個人指導(整体)は、身心を育む『究極のお稽古事』であろう。
 しかも受けるだけで稽古になる。
 この点は、大いに特筆すべき事であろう。
 つまり、受動的なお稽古事であり、しかも快ちよい。


 お稽古事と言えば、

 ピアノのレッスンでも最初は先生が模範を呈するように、
 個人指導(整体)は治療的な文脈から始まる事が多い。

 そうして段々と潜在体力、潜在能力を発揮してゆく段階になる。

 こうした流れはピアノに限らず、他のいかなる分野のお稽古事と同様である。


 そしてピアノもそうだが、他の分野では、
 プロになっても必ず稽古(指導)を受ける。

 そのように、「受けるだけで心身を整え、自然に育むお稽古事」として
 個人指導(整体)を活用して戴きたく思っている。


 そのため、裡に潜在する能力や体力を十全に発揮されたい方や、
 ますます楽々悠々と自然に生きることを望む方には、
 ぜひ継続的に活用して戴くことをお薦めしたい。


 体を育むこの稽古は、必ずや、
 人生に安心と活気をもたらす文字通りの基礎となるだろう。


 なお、中には毎週どころか連日で受けられる方もいらっしゃるが、
 ごく短期間での体質改善、潜在意識改善を望む方は別として、
 自覚症状なく通常の健康状態の方ならば
 月に1、2度で充分である事も付記しておく。

 

 *-*-*


11月より、その整体法を習得する。”集中コース”が行われる。
講座&レッスン | 氣道協会

 

今年最後の整体法を学ぶ機会。
多くの方々のためにご活用頂きたい。

 


淨潤



 

(この記事は、9月スケジュールに掲載の記事を、スタッフが代理で投稿しています)

 

 

8月も後半になると、体は秋の準備をしています。


 ※人間の体は、これから起こる未来が反映していて、
  先回りに準備をしています。
  妊娠すると赤子のために、死ぬ4日前に腹部禁点の一つに
  硬結が出ることはその代表ですが…


「死期が分かる講座」参照⇒


  「地震、雷、火事、親父」といいますが、
  拙著「青本
(実践自然健康道)」に書いた通り、
  地震の直前には胸椎8番が捻じれますし、
  雷なら9番、台風は10番が変動します。


  つまり手相以上に背骨で未来を占えるということです「が」、
  それならば背骨を変えれば未来が変わるのではないか!

  と思ったのです。


  そして、とても不思議なことなのですが、
  「今、現在」の体
(や心)を活かしながら調律していくと、
  結果として最も相応しい未来の方向に背骨が動いていくのです。

  (つまり、そうさせるように、その人の体(潜在意識~氣(タオ))
   が私たちを活用しているのでしょう)

 


さて、9月になると昼夜の気温差や湿度差が大きくなるため、
自律神経のアンバラスが浮上し、
眠りや食欲をはじめ様々な変動が生じます。


反対にいえば秋は春同様に

新鮮な気持ちで体質改善に臨む好機でもあります。


積極的に、「自動運動」を始めとする運動法や呼吸法、
「瞑想」、etc.を通して体質改善を図っていきましょう。


 ※実際、子供や敏感な方は、春(2月)か秋に風邪を「引く」ことが多いです。
  (ただ夏に日焼けをし過ぎると、日焼けは火傷と同じなので、
   無駄な風邪を引いてしまいます)


 ※なお、この時期の殆どの症状は、
  上記「自動運動」後の足湯か膝湯で割と簡単に経過出来得ます
  (秋が深くなれば朝もいい)

(長谷川淨潤)

 

 

愛するH弟の仕事場に行かれている方から伺い、

数年たち、その後、その靴を使っている方々の体を観察してきた。

 

私なりにまとめた観察した結果を、

一年くらい前に、H弟と共にいらしたスタッフに、

「体癖と体の周期によって危惧がある」

…という事をお伝えした。

 

そして、その事も陰口になってはいけないので、

今日、H美さんにお伝えした。

 

委しくは、明日(8/20)!

動画にて申し上げますね。

 

 ⇒こちら、あと数日は、以下でご覧いただけます!by永井 8/25

 

 

(メルマガで告知されている媒体です。

 フェイスブック?インスタグラム?インタントグラタン?

 ほんとうに分からないのでごめんなさい。

 メルマガを見てくださいませ!)

 

乞うご期待のほど!!

 

淨潤@今日購入した靴下を履きながら

 

 

 

 

 

今、

これを見ているあなたは誰ですか?

 

 

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

(ここからは9月号の近況報告文章からの抜粋)

 

 “氣道”とは“氣”の道。

 皆さんは誰ですか?

 

 〇〇さんという名前ですか?

 〇〇と考えている思考ですか?

 それに気づいているのは誰ですか?

 

 ───“氣”とは私の本源。

 

 いのちそのもの。

 空、ポカン、気づき。

 

 常にそれであるのに常に瞑想(空)であるのに、

 なぜ気づけないのか。

 

 仏教、禅、道教、その他、様々な求道があるのはそれ所以。

 けれども、それは元々それだったから、求めると離れてしまう。(臨済禅の陥穽)

 

 だから、元々それだったからいいのだ、では違う。(曹洞禅の陥穽)

 

 元々それであることを得心するための道、即ち門無き門を叩くための努力が要る。

 それを“氣道”と呼んでいる。

 そして、“氣道”とは自然に生き、自然に活かすことだとも。

 すると健康、整体も更に顕れる。(健康自然道)

 

 晴哉先生やアジャ、ラマナの言葉の炙り出しを、

 体を通しての禅として行っているのが“氣道”「のapproach」。

  ・9月17日には初めての三日間【心の学校】(=【夢の学校】)を行う。

   そして【空の学校】と続く。

   宜しければ埼玉支部までご参上ください。

   (迷われている方は間際ですので、

    事務局(電話(045-261-3300。留守番電話大歓迎!)FAX(045-261-3304))まで遠慮なくご連絡ください)

(この記事は、8月号会報掲載の記事を、スタッフが代理で投稿しています)

 

 

8月の目玉はスケジュール表に書いてあります通り、
何といっても13日から始まる【空の学校】です。

それこそ“氣道”の真髄、
(いのち=タオ=空)そのものに戻る“氣道”流の接心です。

月末29日からは「滝行マスターコース」もありますね!
一度でも滝行にご参加された方にはぜひお薦めします。

もちろん滝行未体験の方は「滝行合宿」自体にもぜひ。
私たちの滝行は唯一無二。
滝の中で力を抜くという瞑想の一環としての滝行です。


そしてまた“私たちだけが入れるプライベート滝”に入ることができます。
毎年、毎回、皆さんが入られている滝に
きれいな虹がかかるのが大変美しく祝福の時間であります。
見学だけでもぜひ。
(料金は同じになってしまいますが…とても実りあると思います)

 

 

 淨潤



※なお【空の学校】は9月に埼玉支部でも行います!
 (9/17~19【心の学校】(=夢の学校)特別三日間コース!
  のあと20~24日に行います)

 その後は年末12月24~28日横浜道場になります。


 少人数限定なのですぐに予約が埋まってしまうので
 お申し込み前に事務局までお問い合わせされると無難でしょう。

 (すでに9月の【空の学校】も再受講枠はキャンセル待ちになっています)

 

(この記事は、8月スケジュールに掲載の記事を、スタッフが代理で投稿しています)

 

 

7月同様、夏は汗の内攻や、
クーラーによる冷え(あとは寝冷え)に注意しましょう。


「文月(7月)の整体」に書いた通り、
「よく遊び、よく働く」という積極的な体の用い方が、
そのまま夏の健康法
となります。

8月も中旬以降となれば、体の働きも穏やかになり、
後半になれば住む場所によっては体は秋入り。


(つまり、胸椎5番、10番が捻れたり、
 その上の胸椎3、4番が過敏になったりします。


 身体は気象庁の予報よりも数週間ほど早く次の季節になっています。
 その点、旧暦は体の変化に近いです)


【夏のだるさ解消法】


体をよく捻ったあと、
側腹(脇腹の皮膚や筋肉)を摘まみ、
腰部活点(知らない方は聞いて!)
足裏の圧痛点を整圧&愉氣すると抜けます!


※また水分を取りすぎると余分な発汗につながるため
 夏バテになりやすいので「とても喉が乾いた時」は、
 まず温かいお茶などを先に飲んでおくと、
 その後水を飲みすぎなくてすみます。
 ぜひ覚えておいて下さい。



【暑くて仕方のない時《熱中症対策!!》】

※熱中症の〈予防〉にもなるので必ず覚えておいてください!


頭頂部の少し前あたり(ひよめき)をおしぼりで10分程冷やす。
すると全身の火照りが抜けていきます。


※氷よりも水や氷水でしぼったもののほうが効きます。
 ぬるくなれば絞り直すこと。


※そのあとで下頸と上頸に愉氣をすると最高。
 (これは3才以下60才以上の方の発熱時にも有効ですので、

  これまた覚えておきましょう)

また8月は足首が急処であるため

「足首回し」もぜひ試してみてください。
(足の力で回すだけでなく手でも回すと良いです)


※この簡単に思える「足首回し」も殆どの人が上手く出来ていません。
 ですので、整体指導を受ける際に、

 受付の方にぜひ確認してもらって下さい!
 (上記の下頸や上頸の場処を知らない方も遠慮なく聞いてください)

 


(長谷川淨潤)

 

 

(この記事は、7月号会報掲載の記事を、スタッフが代理で投稿しています)

 

 

「今――天心」

 

という言葉が氣道の標語です。

 

そのため私たちスタッフは毎朝、

仕事の前にその言葉に始まるクレドを行っています。

(ご希望の方にはお送りします!)

 

 

「今」と言うだけで天心に戻れます。

 

(ですので「天心」は余計です。

 しかし反対に「天心」という言葉を通して

 「今」に戻れる方もいらっしゃるでしょう)

 

それぞれの個性(体癖やその時の体勢)によって、

言葉により“ほんとうの私”である「今」

すなわち「氣」に戻れるかは違うでしょう。

 

 

さて今年も8月、9月と

「氣道」の本丸講座である【空の学校】を行います。

(8/13~17 東京道場)、(9/20~24 埼玉支部)

 

そしてまた“言葉”によって

どこまでもこの現実世界を変えられるか?

そして愉しめるか――

その答えは(心の学校(夢の学校)にあります。

(8/11&12東京道場)(9/17&19埼玉支部にて3日間)

 

 

「氣道」とは何か?

 

ご存知ない方、感覚的にまだ分からない方は

まずは【体験会】にいらっしゃって下さい。

(7/8(火)・22(火)・8/9(土))

 

*その前に【空の学校】の課題図書でもある

「喜びから人生を生きる」も一読して欲しいです。

 

 

淨潤

 

 

 

 

 

(この記事は、7月スケジュールに掲載の記事を、スタッフが代理で投稿しています)

 

 

いよいよ夏! 

 

  ───例年、体も心も旧暦同様、6月下旬位から夏入りします。

そして呼吸器が活発になるため、行動力が出てきます。


一年は一生の流れと似ています。


(春に誕生し、冬に旅立ち。
 ですから、春
(赤ちゃん時季)からの自然な養生で
 身体を育てた整体の方は、季節にも自然に沿っていきます)

 


さて、「夏」の健康法ですが、

青年期同様「よく働き、よく遊ぶ」ことが養生になります。


というより人間の体(=心)はそのように作られています。

 


更に言うなら、“発汗の大切さ”でしょう。


 ※汗を通して、尿や大便では排泄できない公害物質や
  農薬、水銀を始めとする残留金属も排泄されます。
  精神的な毒も汗を通して、外に流れていくのです。
  
(体と心は一つです)


 ※必要であれば風邪も「引く」ことができ、

  身心のクリーニング(排泄)ができるのです。

  なぜなら風邪の急処と汗の急処は全く同じですから
  
(胸椎5・10番、腰椎1・5番)


  そのように、発汗は(そして風邪も)人体にとって、

  とても重要なバランス機能の現れなのです。


  ですから、夏を存分に謳歌した人は、

  その後の季節である秋~冬も実に快適に過ごせます!

 


ところが…その発汗を邪魔するものがあります。
/(-_-)\。。   ───それは冷房です。

 

 冷房によって発汗しにくくなることだけでなく、

 それ以上のデメリットは、一度かいた汗が引っ込んでしまうこと。


 これを「汗の内攻」というのですが、

 この汗の内攻が実に様々な悪影響を体や心に及ぼしてしまいます。

 しかも一度内攻した汗はお風呂に入っても出にくい。

 


そのため、大股歩きを初めとして、

冷房車から降りた時には

足裏筋肉(下肢第七)を弛めることを常識にしたい

と30年以上言い続けています。(笑)


(腰椎5番を通して「汗の急処」である

 胸椎5番が緩みやすくなるからですが、

 その胸椎5番自体に愉氣するのも、とても良い方法です)

 


また、それらの場処が分からなくとも、

後頭部の出っ張りを10~15分蒸しタオルで温めておくと
足湯よりも発汗を誘導できます。


(頸上の場処が分かればそこを6分間でOK!)

 そこには延髄といって

 人間が生きている本能の中枢があるからです。

 


ですから、発汗だけでなく、

夏場の頭痛、めまい、発熱その他、風邪のような急性的症状は、

それを行うだけで、ほとんど経過してしまいます。


※なお、上記の場処の分からない方は、

 整体指導を受ける際に受付の者に遠慮なく聞いてください。


(あと、肘も冷やさないように! 肘を触って硬かったり
 冷たかったら温めたあと愉氣をしておく事。

 心臓や脳(気にしすぎ)などの影響もとれます)

 


こんな簡単な事で、秋や冬までもが爽快に過ごせ、

体や心(潛在意識)は元気に戻っていくのです。


 

 (長谷川淨潤)
 

 

僕たちは月を指す指。
そして彼の指に寄り添い乍ら僕の指は更に天を指す。

体に捕らわれず
天、空に捕らわれよう。
 

(すると体は最も自由になる。
 命羽ばたく)

 

即ち自然(天)に行き自然を活かす道。

氣道

(この記事は、6月号会報掲載の記事を、スタッフが代理で投稿しています)

 

 

30年前の6月22日。

それが横浜道場の誕生日であった。


ご存じのように横浜道場は

父が食器店を営んでいた家屋であり、築70数年が経つ。

それを”氣道”を伝える道場としてリフォームしてくれたのであった。


その誕生日を迎える前に、一週間ほど両親が

一階の道場で寝泊りをしてくれた事が今でも心に残る。


誕生日を6月22日としたのは、

私が神官になる際よりお世話になっている姉弟子の

井上象英先生のご指定でその日だけが最良とされた。


偶然にも尊愛する晴哉先生のご命日と一緒であったが、

その日を迎えるに当たって父は母はどんな想いで

道場にただ一週間寝泊まりしてくれていたのだろう。


さて”氣道”の理念は「今――天心」である。
過去は記憶にすぎない。いつも「今」しかない。


その「今」という言葉を扉に本当の私である「今」が現れる。

そしてその「今」は永遠に続き動かない。


30才を迎える横浜道場であるが、

今後もその「今」という天心と共に在るという”氣道”を

新ためてお伝えしていきたい。

学び合っていきたい。

 

 

淨潤