「人間は保護色の生き物。 日頃住み慣れた場所の空気や雰囲気は、 あなたの細胞にしみつき、 オーラのように発散される。 インテリアや服装は、 あなたが思っている以上に大きな影響を及ぼす、 重要な要素です。」


美輪ちゃまこと美輪明宏さんの名言はたくさんありますが、家に関する名言を見つけました。↑

まさにこの通りですね。

保護色は、「生き物がもつ環境や背景に紛れるような色や模様のこと」で、外敵に見つかりにくくするためにあります。

私は以前に「擬態」という言葉を使って、家と住人が似通っていることをブログに書いたように記憶しています。

つまり、

家とその住人は、とてもよく似てきます。家はその住人が設えたものですが、それから日々影響を受けてもいます。






しばらくぶりにブログを投稿しています。

お盆休み、みなさまいかがお過ごしでしたか?

今年のお盆(旧盆)、帰省する人が減ったとテレビで見かけました。

お金がかかること、老いた親に負担を掛けられない等、さまざまな理由があるようです。

数年前に、「若い夫婦はそれぞれの実家に別れて帰省する」と聞いたときは、ちょっと驚きましたが、時代の変化ですね。若い夫婦にも、その両親にも、それが良い、それが楽といった本音があると思います。

我が家は愛犬の様子をみて旅行をあきらめたので、こちらで仕事のある娘夫婦がやってくることだけが楽しみでした。

娘たちが来るとなると、普段楽々な生活をしているだけに、時間帯の違う2人に気を使う面もありますが、来ないとなると、私的にはかなり寂しく感じられると思います。

いまのところ、多少気を使うことがある方がありがたいと感じています。


お盆の週に、いつもは仕事で忙しい友に会う機会もありました。

彼女との話はいつも長くなるので、座り心地の良い椅子と長居できる場所を選びます。

お盆中、都内は人が減り、コロナ禍時ほどではありませんが、比較的空いて行動しやすいのでしたが・・・これまでは!

今夏はインバウンドもあって、そうではなかったですね。

でも、上手い具合に空いたカフェを見つけ、それなりに長居することができました。


さて、

私も還暦をすぎ、椅子に対する気持ちが変わってきました。

近年のお洒落なカフェって、シンプルな家具を使っているところが多く感じます。

ちょっと腰掛けるには軽くて良いのですが、年齢を経て、これがちょっと苦手になってきました。

できれば、布張りでお尻が柔らかく当たり深く腰掛けられるタイプの椅子が良いなあと思うように。

もちろん背もたれは必需です。

木製の硬い座面やアイアンの冷たい椅子、背もたれのない椅子は避けるようになりました。

とくに苦手なのは、ラーメン屋さんにありがちなパイプの丸椅子や、カウンターにありがちな随分と高さのある椅子です。長居しないよう選ばれていることもあるでしょう。

先日は野外鑑賞だったので、折りたたみの椅子に座っていましたが、途中眠気に襲われ何度か椅子から落ちそうになりました。

寝落ちしても転げ落ちない椅子が良いなあと、勝手ながら思いました(笑)


何が言いたいかといいますと、椅子を選ぶ時は、必ず座ってみて、自分が居心地良いと感じる椅子にしましょう。

例えば、私は何度もやっちゃいましたが、外国製のお洒落な椅子をデザインだけで選ぶと、日本の私達とは体格が違うので、必ずしも良い座り心地と限りません。

慣れてくることもありますが、落ち着いて食事できる椅子、ゆったり寛ぐ椅子、姿勢良く座れる仕事や勉強用の椅子など、場所・用途と自分の座り心地を確かめて、デザインだけでなく、座り心地が好きな椅子を選びましょう。

座り心地が気に入った椅子があれば、さらにおうちが好きになるでしょう。