ボクシング・アジアパシフィックフライ級新王者の長尾朋範「ラッキー、実力じゃない」相手が左肩脱臼で4回TKO
◆プロボクシング ▽WBOアジアパシフィックフライ級(50・8キロ以下)王座決定戦10回戦 同級11位・長尾朋範(4回3秒TKO)同級14位・小田切駿平(19日、兵庫・神戸市立中央体育館) WBOアジアパシフィックフライ級11位・長尾朋範と、同級14位・小田切駿平が対戦し、4回TKO勝利で長尾が新王者となった。 1回から互いに距離をつかみきれず、クリンチが多くなるなか、3回終了時に小田切が左肩を脱臼。4回が始まったが、レフェリーによる1分間の休憩が告げられ、小田切の負傷で続行不可能が判断された。ジャッジは3者ともに28―29で小田切が上回っていたが、4回3秒で長尾のTKO勝利が決まった。初めてベルトを手にした長尾は「実感がない。終わり方が、こんなの初めてなので。ただのラッキー、実力じゃない。でも、うれしいです」と笑顔を見せた。 長尾はプロ戦歴14戦目で初のタイトル戦。「プレッシャーがあった」と試合の2週間前には急な頭痛で緊急搬送され、その数日後にはぎっくり腰になるなど、精神的に追い込まれていた。それでも、「スタイルを変えて臨んだ」と、いつもの落ち着いたスタイルではなく、相手に合わせて手数を増やし、力のあるパンチを繰り出した。試合は4回TKOとなり、「距離をうまくつかめなくて、主導権を握っている感じもなかった。勝負はここからという感じだった。納得はしていない」と不完全燃焼で終わった。 大商大ボクシング部では1つ上の先輩で元2階級制覇王者の京口紘人(ワタナベ)と関西リーグを盛り上げた。この日も、大学時代の友人が応援にかけつけ、「友だちよりボクシングで上にいったかな」とベルトを巻いて胸を張った。次戦は防衛戦を予定しているが、「30歳で時間が少ない。プロでどれだけやれるか、まだ分からない。フライ級のランキングは強い人ばかり。頑張ります」と意気込んだ。 一方、敗れた小田切は左肩関節脱臼のため、試合後は兵庫県内の病院へ。「チャンスが回ってきたのに、勝てなかった。緊張して硬くなって、やっと自分の距離をつかめてきているところだった。悔しい」と唇をかんだ。 プロ戦績は長尾が10勝(6KO)2敗2分け、小田切は5勝(3KO)2敗。
多分関西のジムに所属しているんだろうけど所属ジムすら記載されてないスポーツ報知さん。
新チャンピオンにケチつけるつもりはないですが、11位と14位で王座決定戦って?相変わらずラウンド数変更したり、契約ウエイトが、どうこうだったり
WBOのアジアってわからん。こんなタイトル取っても世界挑戦者の資格得られるんだ。🙅🙅🙅