井上尚弥が5・6東京ドーム決戦へ向けWBA11位とスパー「自分のボクシングの幅を広げていく」
ボクシングの大橋ジムは25日、世界4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥(30)=大橋=が17日に来日した新スパーリングパートナーのWBA同級11位ケビン・ゴンサレス(26)=メキシコ=と8ラウンドのスパーリングを行ったと報告した。5月6日に東京ドームで行われる元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(29)=メキシコ=戦へ向けたもの。 「一昨年のバトラー戦から(スパーリングの)ラウンド数は多くしている。その延長線上。もともとの腰痛などの故障も少なくなったので長いラウンドをやっている。8ラウンドを(同じ相手と)消化する時は、各ラウンドで相手とのバランス、組み立て方、同じように疲労をためた中での駆け引きを意識するのが目的になる。(現時点での不安は)ないですね。調子良く仕上がっています。万全と言える」と、井上はジムを通じてコメントした。 ゴンサレスは26勝(13KO)1敗1分けで、昨年12月に元WBA・IBF統一同級王者アフマダリエフ(ウズベキスタン)とWBA指名挑戦者決定戦を行い8回TKOで敗れた選手。同時に14戦全勝(10KO)のIBFフェザー級7位ジョナサン・ロペス(20)=米国=も来日し交代でスパーリングパートナーを務める。井上は「2人ともネリには似ていない。ただタイプの違う2選手に対して、自分のボクシングの幅を広げていけば、絶対にネリに当てはめることができる」と、決戦に自信を示した。
試合はあと1ヶ月後ですが、はやくも、盛り上げてますね。今週の日曜日に兄弟W世界戦ですが、話題にならず。