WBAフライ級王者ユーリ阿久井「ここでHR打つのか…」 5・6東京ドーム初防衛戦
配信
プロボクシングWBA世界フライ王者ユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)が15日、岡山県倉敷市の所属ジムで会見し、5月6日に東京ドームで開催される初防衛戦へ意気込みを語った。 「大きい大会になったのはありがたい。自分の仕事をしっかりして勝つだけ」 阿久井が会場に足を運んだのは「8年ぐらい前」にアイドルグループ「SUPER EIGHT」のコンサートだった。妻がファンだそうで、当時の印象を「野球選手はこの会場でホームランを打つのか…と思った。それぐらい大きい会場」と語った。同席した守安竜也会長は「野球場なので、野球をするところじゃと思うとった。ビックリ」と所属選手の晴れ舞台に胸を高鳴らせる。一方で阿久井は冷静だ。「前回は(世界初挑戦で)初めて大きい舞台で楽しめた。もしかしたら、大きい舞台は向いているのかも」と前回のエディオンアリーナ大阪をはるかにしのぐ大規模会場にも物怖じしない。 挑戦者の同級3位・桑原拓(28=大橋)とは日本同級王座を保持していた21年7月に2度目の防衛戦で対戦し、10回TKOで下した。それ以来の再戦となる。 「桑原選手は前回負けているので、対策をしっかりしてくると思う。同じようにはいかないと覚悟している。やりにくいところはあると思う。(桑原の)スピードは警戒している。スピードでポイントをもっていかれないようにしたい」 桑原戦後2年半の自身について「“ミリ単位”で成長はしていると思う」と控えめに語りながらも「チャンピオンとして、しっかり迎え撃つというか、挑戦者を退けたい。できれば倒して勝ちたい」と日本タイトルマッチでの対戦に続き、KO防衛を誓った。
最近は日本選手の世界戦も海外で配信されてますので良い試合すれば注目されるかもしれませんね。個人的には桑原より、アルシニエガ戦が観たかったですが。まぁ大橋興行だしね。