井上拓真 5月尚弥と同日防衛戦へ!初防衛の“ご褒美”で大橋会長が明言
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ボクシングトリプル世界戦から一夜明けた25日、初防衛に成功しWBA世界バンタム級王者の井上拓真(28=大橋)が横浜市内の所属ジムで会見した。IBFスーパーフライ級時代に9度の防衛を成功させた強敵アンカハスに9回KO勝ちした一戦を振り返り「ボクシング人生で一番良いと言える内容。ずっと興奮した状態だった」と前夜はほとんど寝られなかったことを明かし「今やりたいことは練習」と話して報道陣を笑わせた。 大橋秀行会長は5月6日に東京ドーム開催が濃厚となっている、スーパーバンタム級4団体統一王者の兄・尚弥VSWBC同級1位ルイス・ネリ戦の興行に拓真を出場させることを明言した。「強敵相手に内容の濃い試合をした。(次戦は)井上尚弥と一緒にやらせたい。日本中を沸かせる試合ができると思う」と語った。 実現すれば19年11月以来、2度目の兄弟同時世界戦となる。当時、暫定王者だった拓真は正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)に敗れた。今回は調整期間は約2カ月と短いが「気持ちも絶好調なのでこのまま突き進みたい。もう負けたくない」と出場に意欲を示した。WBA同級1位の石田匠(32=井岡)との指名試合が濃厚。「同じ日に試合をやるのは、お互い切磋琢磨(せっさたくま)できる。めちゃくちゃ楽しみ」と初の兄弟同時防衛へ早くも闘志を燃やした。
石田も強敵ですからね。今回は素晴らしい内容でした、石田をどう撃退するのかみてみたいですね。このKO防衛で覚醒するのか?
スーパーフライ級新王者・田中恒成の目標は「4団体統一」井岡一翔へのリベンジ誓う
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ボクシングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ(24日、東京・両国国技館)で、クリスチャン・バカセグア(26=メキシコ)を12ラウンド(R)3―0の判定で下し、世界最速の4階級制覇を達成した田中恒成(28=畑中)が25日、都内で一夜明け会見に臨んだ。 8Rに右ストレートでダウンを奪うなど、12Rを通して相手を圧倒。試合後について田中は「ホテルでゆっくりしていたし、睡眠もある程度とれた。ダメージと体の疲労もあまりなく、これまででも一番ないかなと思う」と語った。 4階級制覇に挑むのは2度目だった。前回の2020年12月で、当時のWBO同級王者(現WBA王者)井岡一翔(志成)に挑んだが、ダウンを2度奪われて初黒星を喫した。そこから約3年で再起を果たし、田中は「一回失敗したところから時間がたった。こうやってはい上がって、またチャンピオンになって、ここで終わらずに結果を出していくのが大事。その過程を見せていきたい」と新王者としてのやる気を見せた。 今後の目標は「この階級での4団体統一」と宣言。井岡はWBC同級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(33=メキシコ)との統一戦を熱望している。田中がベルトを保持し続ければ、リベンジのチャンスが出てくる。まずはWBOからの指名試合に向けて「ここから世界チャンピオンとして、どういうボクシングをしていくのかが大切。指名戦になるので、勝ち続けていきたい」と気を引き締めた。
本人の言う様に統一でもしないと昨日の出来では井岡振り向いてくれないでしょうね。
WBC王者・中谷潤人がWBA王者・井上拓真戦を「視野に入れている」
◆プロボクシング ▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇中谷潤人 (6回TKO) 王者アレハンドロ・サンティアゴ●(2月24日、東京・両国国技館) WBC世界バンタム級王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)を6回TKOで破り、新王者となった中谷潤人(M・T)が25日、都内のホテルで記者会見。「タイトルを獲得して、新たなビジョンが見えてくる。パウンド・フォー・パウンド(PFP、階級を超えた最強ランキング)を目標にしているので、ビッグファイトをしていきたい」と新たな意欲を示した。 フライ級(50・8キロ以下)、スーパーフライ級(52・1キロ以下)はいずれもWBOで、WBCのベルトを巻くのは今回が初めて。子供の頃からずっと目標にしていた緑のベルトだけに、マネジャーとしてサポートしてきた弟の龍人さんは「1ラウンド目からすごく集中していた。入り方がよかったので安心して見ていられました。(最初のダウンを奪った)左ストレートをしっかり決めてさすがだなとおもった。WBCのベルトを欲しがっていたので、ベルトを持っている姿を見てジーンときた」と笑みを浮かべた。 次戦については未定だが、指名試合となれば、対戦相手にはWBC1位のビンセント・アストロラビオ(フィリピン)が浮上する。昨年5月、ジェーソン・モロニー(オーストラリア)とWBO王者を争った(判定負け)強豪で、井上尚弥(大橋)とスーパーバンタム級の世界4団体統一戦を戦った前WBA&IBF王者マーロン・タパレス(フィリピン)のスパーリングパートナーを務めた。 アストロラビオについての研究はまだ行っていないが、「今のところ、どういうタイミングになるかわからないがビッグファイトをやりたい」と話しており、同じ日にWBA王座を9回TKO勝ちで初防衛した井上拓真(大橋)との統一戦も「視野に入れている」という。「そこらへんはタイミング、ですね。決まれば頑張りたいです」と話していた
鮮やかでした。拓真を視野にいれなくてもいいでしょ。バンタムになってパンチがました感じ。暫くはバンタムで尚弥とやったら勝てるかもというところまできて欲しいですな。次の防衛戦に期待してます。