世界初挑戦のユーリ阿久井政悟が公開スパー | ボクシング・メタボリック

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世界初挑戦のユーリ阿久井政悟が公開スパー、相手の梶颯「ズドンと抜けるストレートの貫通力がすごい」
10/24(火) 16:48配信



3回のスパーリングを公開したユーリ阿久井政悟(右)(カメラ・堺 恒志)
◆プロボクシング ▽WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・井上拓真―同級6位ジェルウィン・アンカハス▽WBA世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ 正規王者アルテム・ダラキアン―同級1位・ユーリ阿久井政悟(11月15日、東京・両国国技館)

 WBA世界フライ級正規王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)に挑戦する同級1位のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が24日、東京・新宿区の帝拳ジムでの練習を公開した。

 この日はシャドーボクシングを行った後、WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級4位の梶颯(帝拳)相手に3ラウンドのスパーリングを実施。積極的に前に出て、高速ジャブや強烈な右ストレート、カウンターパンチなどを打ち込んだ。その後も休まずにミット打ち、サンドバッグ打ちを精力的に行った阿久井は「チャンスがあれば(倒しに)いきたい」と王座奪取に意欲を見せた。

 初の世界戦とあって、多くの報道陣に囲まれた阿久井は「ディズニーのグリーティングみたい。ミッキー気分で」とたとえて笑ったが「こんなに大勢の取材は初めて。これが世界戦だなという気持ち」と気を引き締めた。アゼルバイジャン出身で、現在ウクライナ在住のダラキアンは無敗の王者。18年2月に王座を獲得し、6度の防衛に成功している。「映像は少し見ました。やりにくいチャンピオンだなという印象。自分のペースでやってくるので、付き合っちゃうとやりづらい。変則的なパンチと、まとめる時にはまとめてくるところを警戒して、相手に合わせるのではなく、相手が合わせてくれたらいい」と分析した。

 この日も、そのあたりを念頭に置いてスパーリングを行ったが、グラブをまじえた梶は「ジャブのタイミングで右が来る。しかも、来たと思った時にはパンチをもらっている。危ないと体で感じました。抜くところは抜くなど、強弱のつけ方がすごくうまいな。タイミングの良さとズドンと抜けてくる(右ストレートの)貫通力がすごいです。勉強になるように学んで、マネもしたいと思います」と阿久井の強さを肌で感じた思いを口にした。

 10月1日に地元・岡山を離れて、ここまで帝拳ジムを拠点に集中的に練習を実施。最初の3週間は6ラウンドのスパーを週5日敢行。ここまで100ラウンド以上の実戦練習を積んできた。家族も一緒に東京で暮らし、体調管理も万全だという。

 会場は両国国技館だが、リングネームの由来となった勇利アルバチャコフ(協栄)がWBC世界フライ級王座を獲得した場所。守安竜也会長は「いろんな偶然が重なった。ぜひ、(ベルトを)取りたいですね」と岡山のジますム初の世界チャンピオン誕生に期待を込めた。

 今回のイベントはウクライナ支援チャリティーマッチとして、ウクライナ人道支援に貢献する活動を行う予定。

 戦績は36歳のダラキアンが22戦全勝(15KO)、28歳の阿久井が18勝(11KO)2敗1分け。

 ダブル世界戦は、Prime Videoで独占ライブ配信される。

岡山のジムから世界挑戦というと、ちょっと違いますが漫画がんばれ元気とかぶってしまいました。
まぁ元気は岡山のジムから東京のジムに行ってしまいましたが。
あとは辰吉さん、星野仙一さん、チボリ公園かな。
自分は岡山へは、ユーリのジムの先輩であるウルフ時光さんの世界戦ワンディ戦を水島体育館に観戦にいきました。周りに何もなくタクシーもない、バスもない。大きな幹線道路はどちらかわからない。そのうち駐車場の街灯が消え始め、途方にくれて居たところに、どうかしましたか?と声を掛けてくれた男性、訳を話すと、ここは田舎ですので、バスもタクシーもこの時間じゃ無いですよ。ホテルまで、送りますよ。と、車に乗せていただき、車内で話していると地元の新聞記者で、ジムへも取材に行ってるとのこと、会長の現役時代の話し、農協へ勤めながら、岡山のジムから日本チャンピオンになった苦労話しなど話してくれました。
ジムからは20数年振り、3度目の世界挑戦。厳しいとおもうが、ユーリがムアンチャイにぶち込んだ、捩れるような右ストレートを再現して獲って欲しいな。