ユーリ阿久井政悟と世界フライ級王者の興行権入札を9月8日に開催 対戦交渉は合意に達さず
8/30(水) 8:42配信
ユーリ阿久井政悟
世界ボクシング協会(WBA)は日本時間30日までに、選手権委員会が指名挑戦者でWBA世界フライ級1位のユーリ阿久井政悟(27)=倉敷守安=と、王者のアルテム・ダラキアン(36)=ウクライナ=の両陣営に対し、9月8日(日本時間9日)に興行権の入札を開催するように呼びかけた。
入札は米テキサス州ヒューストンで行われ、同委員会のフリオ・タイム副会長が指揮を執る。ファイトマネーの分配は王者が75%、挑戦者が25%で、最低入札額は8万ドル(約1167万円)となる。
WBAは今月3日(同4日)、60日間の期限で4日(同5日)から9月3日(同4日)までの間に両陣営に対戦交渉を始めるように命じていたが、合意に達しなかったようだ。試合はオーダーされてから90日以内に行われなければならないため、両者は10月27日(同28日)までに試合をしなければならないとしていた。
帝拳ジムの本田明彦会長(75)がプロモートしているユーリ阿久井は、今年1月に3度防衛した日本王座を返上。2月4日に約1年ぶりの試合で、世界前哨戦に判定勝ちした。プロ戦績は21戦18勝2敗1分けで、11KO勝ちのうち9度を1回で終わらせている強打者だ。2月1日に発表されたWBA世界ランクで2位から1位に浮上した。
ダラキアンは王座を6度防衛中で、プロ22戦22勝(15KO)の強敵。1月に指名挑戦者で当時同級1位だったデービッド・ヒメネス(コスタリカ)に3-0の12回判定勝ち。WBAの規定では王者は9カ月に一度、指名試合を行わなければならず、2戦連続での指名試合となる。ロシアのウクライナ侵攻により母国開催は不可能で、ヒメネス戦は英国で開催された。
元WBC世界フライ級王者の勇利アルバチャコフ(協栄)に顔が似ていることからリングネームを付けられた男は「岡山のジム初の世界王者」を目指しており、世界初挑戦を待っている。
なかなか決まらないですのぉ。出来る事なら日本開催に🇯🇵本田さん持ってきてあげてください。