元日本王者・大森将平、次戦は新鋭・西田凌佑 | ボクシング・メタボリック

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元日本王者・大森将平、次戦は新鋭・西田凌佑との左対決 8・12大阪

 世界挑戦経験がある元日本バンタム級(53・5キロ以下)王者の大森将平(27)=ウォズ=が8月12日、大阪・豊中市立ローズ文化ホールで同じアマ出身の西田凌佑(23)=六島=とスーパーバンタム級(55・3キロ以下)8回戦で対戦することが18日、分かった。共にサウスポー。現在タイトル戦2連敗中で世界戦線への再浮上を見すえる大森が、プロデビューから2連勝中の新鋭・西田を迎え撃つ。通算成績は大森が21勝(16KO)3敗、西田が2勝(1KO)。

 大森は17年4月の世界初挑戦では、体重超過によってWBOバンタム級王座を剥奪されたマーロン・タパレス(フィリピン)に11回TKO負け。再起後は2連続KO勝ちしたが、昨年8月に東洋太平洋スーパーバンタム級王者・勅使河原弘晶(輪島功一S)に挑んで12回TKO負け。1月の再起戦でフィリピン人選手に5回TKO勝ちし、4月には次戦が内定していたが新型コロナウイルスの影響で中止に。7か月ぶりとなる試合が今回の西田戦だ。

 この日、京都市内の所属ジムで調整した大森は「久々の試合なので新人の時のように、気持ちをガンガン出していきたい。プロでのキャリア差を見せて中盤までに仕留めたい」とKO宣言。「世界王座は夢であり目標。まずは日本、東洋(太平洋)王座から取りたい」とスーパーバンタム級でチャンスをうかがう。ここ2戦は東京・後楽園ホールでの試合が続いたが、18年12月以来3戦ぶりに地元関西のリングを沸かせる。

 対戦相手の西田は、奈良・王寺工時代の14年国体少年フライ級優勝。近大を経て19年10月、6回戦でプロデビューし、タイでタイ人選手に1回TKO勝ち。12月にフィリピン人選手に判定勝ちした。プロ3戦目で日本、東洋太平洋ランカーの大森に挑み、一気にランキング入りを狙う。

 試合はワイルドビートジム(豊中市)による興行のメインイベントとして行われ、新型コロナ対策のため観客席を半減して開催される予定だ。

 ◆大森将平(おおもり・しょうへい)1993年2月2日、仙台市生まれ。27歳。元プロボクサーの父・正喜さんの影響で南京都高(現・京都広学館高)から本格的にボクシングを始める。3年時の国体で少年バンタム級準優勝。2011年4月、ウォズジムからプロデビュー。12年、全日本バンタム級新人王。15年4月、日本同級王座を奪取し、1度防衛後返上。17年4月、世界初挑戦。身長171センチの左ボクサーファイター。元プロボクサーの兄・惇平さんがトレーナー。

 

大森選手世界初挑戦から3年ですか・・西田選手は3戦目で大森選手と対戦幾ら新鋭とはいえここでこけるようなら引退も・・ここで思いだすのは同じジムの先輩名城選手が5戦目で本田選手に挑んだ試合。あの時の再現なるか、大森選手はここで息を吹き返して再浮上してきますか?客席半減でも観客入れてくれるそうです。21日の中谷はやはり無観客?