「厳しい現実だな」 | ボクシング・メタボリック

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ボクシングに魅せられて41年。阪神タイガースファン歴40年世界戦初生観戦は1983年西は熊本・福岡・沖縄とおそらく300試合は越えている。海外デラ・ホーヤとトリニダード戦を観に行っただけ。ニューヨークの殿堂はたった2回。現地速報や新聞情報貼り感想書いてます。

37歳大竹 最年長王座ならず 138秒TKO負け「厳しい現実だな」

WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦 ( 2018年8月25日    米アリゾナ州グレンデール )

ダウンし、立ち上がろうとする大竹(撮影・田中哲也通信員)
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 国内最年長記録となる37歳1カ月での世界王座獲得を目指した大竹は、王者のドグボー(23、ガーナ)に138秒でTKO負けした。開始1分すぎに強烈な左フックを受けて仰向けに倒れ、2度目のダウン後に連打を浴びてレフェリーストップ。プロ37戦目で初のKO負けに「まさか1ラウンドでとは…。厳しい現実だなと思う」とうなだれた。

 14年11月に敵地・英国で世界挑戦失敗後、引退も考えた。フィジカルトレーナー導入など強化体制を変え、根性頼みだったボクシングを「考えてやるようになり、楽しくなってきた」状況での世界再挑戦だった。「ここでボクシングが終わりとは、今の時点では申し上げられない」。明言は避けたものの、通常のボクサーなら定年の年齢で惨敗。現役続行は厳しくなった。

▼ドグボー 彼(大竹)が強く、最後まで耐えられるだけの体力を持っているのは知っていた。だから最初から全力でいくと決めていた。

 ▼金子ジム金子健太郎会長 もう少しやらせてあげたかった。またやると言えば全面的に応援するし、もうボクシングはいいです、となれば本当にご苦労さんと言ってあげたい。

 

米で王座奪取の伊藤雅雪が祝勝会、気引き締め「戦いが始まるのはこれから」

祝勝会前に取材に応じた伊藤雅雪
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 37年ぶりに米国で王座を奪取したボクシングのWBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(27=伴流)の祝勝会が26日、東京・江東区のホテルイースト21東京で行われた。伊藤は祝勝会前に取材に応じ、「戦いが始まるのはこれから。(王座獲得は)スタートだと思っている」と表情を引き締めた。

 先月28日(日本時間29日)の王座決定戦ではクリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)に判定勝ち。そのディアスから帰国後すぐにSNSを通じて「友だちリクエスト」があり、メッセージをやり取り。「ディアスは本当にナイスガイ。僕の方がどん欲だった。いいヤツ過ぎます」と話した。自身のインスタグラムには海外からのコメントも殺到。「最初は翻訳したりしていたけど、数が多くて大変で…スタンプだけ返してます」と笑いながらも「海外でやった意味があった」と振り返った。

 次戦については未定だが、今後も米国でのトレーニングは続ける予定で、9月から英会話を習い始めることも明かした。2カ月で30回通える短期集中コースで「どこに行ってもしゃべれるようになりたい。“本物”を目指します」と誓った。

 帰国後は関係者との食事会などが続き、祝勝会も大阪や福岡などでも予定されるなど大忙し。それでもロードワークは続けており、来月上旬には本格的な練習を再開する予定だ

 

王者・木村翔 タイ合宿へ出発 田中恒成との3度目防衛戦「絶対に負けられない」

タイ合宿に出発した木村翔(左)と黒田雅之
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 ボクシングのWBO世界フライ級王者・木村翔(29=青木)が26日、成田空港発の航空機で合宿地タイのバンコクに向けて出発した。木村は来月24日に敵地で指名挑戦者で同級1位の田中恒成(23=畑中)と3度目の防衛戦を行う。

 中国でのV2戦前には実施できなかったが、タイ合宿は木村にとって試合に向けて体にスイッチを入れるための、いわば“儀式”。「まずは自分の基礎であるフィジカルとスタミナを上げてきたい。そこは絶対に負けられない試合なので」と表情を引き締めた。

 タイ合宿では厳しい環境の中、1ラウンド4分の練習を1日12ラウンド、スパーリング8回+ミット打ち4回などの形で行う。練習パートナーとして日本フライ級王者・黒田雅之(32=川崎新田)も同行。70ラウンド超のスパーリングを消化する予定だ。

 世界最速に並ぶプロ12戦目での3階級制覇を狙うエリート田中との対戦。「内容は意識しないけど、歴史にも記憶にも残るような試合にしたい。お互いのベストが出せれば、いい試合になると思う。その結果として自分がKOで勝てればいい」と木村。五輪2大会連続金メダルの鄒市明(中国)から王座を奪取し、初防衛戦では五十嵐俊幸(帝拳)を9回TKOで退けたエリートキラーは1カ月後の決戦に向け、2週間、タイで牙を磨く。

 

さてドクボエの油断とか試合前は言ってましたが、何にもさせてもらえず、実質的に左フックの1パンチでしたね。しかしあれは見えないでしょ

157センチでもずんぐりむっくりではなく締まってますね。暫くは王座保持しそうですね。井上との対戦がみたいもんです。大竹さんお疲れ様でした。

 

伊藤選手、帰国時は歴史に生まれた男山根に話題さらわれてしまいましたが、ひと段落したようなので、これから試合で話題になるように

頑張ってください。

 

で絶対に負けられない木村選手、もう1か月切ってるんですね。チケットの売れ行きも好調のようですが、国内と言っても敵地名古屋。

中国の方がやりやすいかもですが、木村選手の精神力は半端ないでしょう。期待しております。