【AFP=時事】米国のﾌﾟﾛﾎﾞｸｻｰ､ﾛｲ･ｼﾞｮｰﾝｽﾞJr(Roy Jones Jr)が20日､正式にﾛｼｱ市民権を申請した｡ｼﾞｮｰﾝｽﾞは前日の19日､昨年ﾛｼｱに一方的に編入されたｸﾘﾐｱ(Crimea)半島でｳﾗｼﾞｰﾐﾙ･ﾌﾟｰﾁﾝ(Vladimir Putin)大統領と面会している｡ﾛｼｱはこれまでも西側諸国の有名人に市民権を与えており､2013年には仏政府の高率課税に反発した仏俳優ｼﾞｪﾗｰﾙ･ﾄﾞﾊﾟﾙﾃﾞｭｰ(Gerard Depardieu)氏に対して同国のﾊﾟｽﾎﾟｰﾄを発給している｡
ｼﾞｮｰﾝｽﾞは､ﾛｼｱの国営ﾀｽ通信(ITAR-TASS)が翻訳した記事の中で､｢この国で自分の人気が高いことを実感している｡米国でいえばﾏｲｹﾙ･ｼﾞｬｸｿﾝ(Michael Jackson)並みだ｣とｺﾒﾝﾄした｡
｢ﾛｼｱ人の態度には愛を感じずにはいられない｡
それが､この国の人々と一緒にいたい理由だ｣
4階級制覇を果たし､その後はﾐｭｰｼﾞｼｬﾝや俳優としても活動している46歳のｼﾞｮｰﾝｽﾞは､23日に同地でﾎﾞｸｼﾝｸﾞ番組にｹﾞｽﾄとして登場する予定となっている
ｼﾞｮｰﾝｽﾞと一緒に活動しているﾛｼｱのﾎﾞｸｼﾝｸﾞ･ﾌﾟﾛﾓｰﾀｰによれば､同選手は米国市民権を放棄するつもりはないという｡
19日にｼﾞｮｰﾝｽﾞと紅茶を楽しんだﾌﾟｰﾁﾝ大統領は､同選手が人生の｢重要な一部｣をﾛｼｱでの活動にささげるならば､喜んでﾛｼｱ市民権を与えると述べている｡【翻訳編集】 AFPBB News
まだ現役なのは知ってましたが、ﾛｼｱでマイケル・ジャクソン並の人気とはしりませんでしたね。アメリカとﾛｼｱは緊張関係にありますが、政治的な糸はなさそうですが、でも大統領とお茶しちゃうって凄いですね。世界チャンピオンでも知名度、実績の違いでしょうか。日本でも首相とおちゃ出来る世界チャンピオンが出て来るでしょうかね。誰か日本人と試合してくれないかなぁ～。