「フォロースルー」
は手からボールが離れてからの動作
です。

ボールが手から離れた瞬間から、
QBはボールをコントロールすることは
出来ませんから、

フォロースルーは
セットアップからリリースまでの動作とは性格が違います。

今回は(今回も?)
「フォロースルーは必要ですか?」
と題して考えてみたいと思います。

12月頭から映画のキャスティングの
仕事が入り、突然忙しくなってしばらく投稿出来ませんでした。
久々のブログ更新です。

やっと一段落、自分の出演まで少し時間が出来ました!


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伸ばした腕の先からボールが離れた
あとの動作が
「フォロースルー」
です。

ボールをリリースしたあとのQBの動きで
「腕を振り下ろす動作」
が印象的ですね。
腕を力強く素早く振り抜く姿も
見ていてかっこいいなあと感じます。

フォロースルーの動作は
「考えてやっている」
のか
「考えなくてもそうなってしまう」
のか、あなたはどちらですか?

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スローイング全体を捉えた場合、
セットアップからテイクバック、
フォワードモーションを経て
ボールをリリース、
そのままフォロースルーという感じで
「スローイング動作の一貫」
として考えることができ、

肩より上で振られた腕が役割を終え、
特に考えなくても上から下に
振り下ろされる動作が出ます。

物理的に自然な動きですね。

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「フォロースルーは必要ですか?」
と尋ねられたら
「必要です」
と答えます。

上で書いた通り、肩の上で振っていた
腕が下に降りてくる自然な動きですから
必要と言うより
「あって当然の動き」
と言えます。

実戦の場では、
ディフェンシブラインのラッシュを食い止めようと踏みとどまり下がってきた
ラインメンの頭越しにボールを投げる
こともあり、この時は意識的に
「フォロースルーを止める状況」
であったり、
「フォロースルーができない状況」
もあり、これでもボールを投げること
は出来ますので、

これを考えるとボールを投げる上で
「絶対に必要な動作ではない」
とも言えます。

とはいえ、これは
「意識して動きを止める」
わけですから、

「フォロースルーは起こるのが自然」
と考えていいと思います。

言ってることをまとめると、

「あって当然だけど、
絶対必要な動きではない」
となり、フォロースルーすべきなのか
どうなのか、
よく分からなくなりますね。

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フォワードモーションからリリースに
向けて腕はムチのようにしなり、
そのしなりを使ってボールに勢いを
乗せます。

勢いのついた腕を急激に止めると、
どうなるでしょう?

瞬発的にボールに勢いを乗せて、
投げることは出来るのですが、

止めた衝撃が腕全体
=上腕部・前腕部・手・指
に伝わるだけでなく、
「手首・肘・肩」
といった関節に大きな負担を強いることになります。
時には腰にも負担がかかります。

手首は比較的柔軟に使うことができても
「肘・肩」
にはかなりの負担がかかりますね。

特に
「腕のしなりの中心」
にある肘への負担はかなり大きく、
QB経験者の多くは
「肘の痛み」
に悩んだ経験があるのでは思います。
僕も大学時代に経験しました。

余談ですが、
僕の学生時代(1990年前後)は
恐ろしい時代で、
肘の痛みがあると、休憩時間に
「冷やしてこい!」
と言われ、水道水をザーザーかけて
冷やし、痛みが取れたら練習再開、
「肘はそうやって強くなるんだっ!」
と言われたのを覚えています。
※絶対に真似しないでください。

僕は社会人になって肩も痛めました。
スポーツは体に良くないのかも
しれません(苦笑)

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フォロースルーは
「腕を下に振り下ろす」
印象が強いと思いますが、J.I.的には

「腕が体の前から下に振り下ろされて
いく」
感じです。

イメージとしては
「リリースとフォロースルーは一体」
と考える動き方です。

前回のブログ

「リリースの40cm」
を書きました。

リリースの40cmがターゲットに
まっすぐ向かっていく動きですが、

フォロースルーはその延長線上にある
わけですから、

フォロースルーにおける手の軌道は
単なる
「上から下への動き」
ではなく、

「上から前、そして下」

と、前への動きを強調したいです。

ボールをリリースした直後の手は
継続された体軸回転のダメ押しにより
ほんの少しだけ前に(ターゲット方向に)
押し出され、
前に出るのが限界に達して仕方なく
下に降りていく感じです。

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ボールを投げるのに必要は動作の
勢いを和らげ、
「腕にかかる衝撃を和らげる」
という意味ではフォロースルーは
あった方が良さそうですね。

「リリースの40cm」
は腕の伸びと体軸回転の複合動作です
ので、

フォロースルーは
「腕の振りと体軸回転の勢いを吸収する役割」
を担っていると思います。

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腕の振りの勢いの吸収のための
フォロースルーは僕の中では
「2段階の吸収」
を考えています。

前回のブログの中でスパイラルについて触れた時、
「ショートパスは肘から先の回内で....」
「ロングパスは上腕の内旋を加えて....」
といった意味合いの事を書いたのですが、これに関係しています。

人差し指からボールが離れる時、
腕はおよそ
「ゼロポジション」
にあります。
「グリコの看板」
みたいな手・腕の位置です。

「力なくバンザイ」
している感じですね。

「力なく」といても
悪い意味ではなく、

「リラックスしてる」
という意味です。

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この位置から振り下ろすのですが、

ショートパスにおいては
主に肘から先で投げるのですが、

肘から先の動きの勢いを吸収する
フォロースルーは
真っ直ぐ伸びた腕が
「ゼロポジションから肩の高さまで
降りてくる」
くらいで十分だと僕は考えています。

ウォームアップのキャッチボールで
短い距離を投げたときのフォロー
スルーは、
腕はだいたい肩の高さくらいで止まり、
腰まで振り下ろす感じはあまりないと
思います。
一連の動作として腰まで振り下ろしてもいいですが、

 腕の振りの勢いをそれほど必要としないショートパスでは
「肩の高さまでのフォロースルー」
で勢いを十分吸収できると思います。

ちなみにここでいいう
「ショートパス」
は、実質5ヤードから10ヤード
くらいを投げるパスのことです。

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ロングパスにおいては
「腕全体の勢いを吸収する必要」
がありますので、
上記の
「肩の高さまでのフォロースルー」
で肘から先の勢いを吸収し、さらに、

「肩から腰までのフォロースルー」
で上腕の勢いを吸収してあげる必要が
あります。

同時に、ロングスローでは体軸回転も
鋭さを増していますので、

「肩から腰までのフォロースルー」
で体軸回転の勢いも吸収する必要が
あります。

よく言われる表現に
「右の人差し指を左のポケットにいれるように振り抜く」(右利きの場合)
がありますね。

ちなみにこれは僕の感覚ですが、
腕全体を振り下ろす時、
「上腕が内旋されている」
と下まで振り抜きやすいように
感じます。

上腕の内旋が進んでいないと
腕が肩の高さより下に降りていきにくい感じがあります。

ショートパスでは肘から先のひねりは
強いですが、上腕の内側へのひねり
はそれほどでもないので、

「肩の前で止まる」
ような動きになってしまう気もします。

前回のブログで書いた
「スパイラルをかける動き」
と関連付けられますね。

(注)「内旋」は厳密には上腕ではなく、
肩関節の動きです。

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近年は腕の振りの方向の変化が顕著で
一概に
「左のポケット」
とは言えなくなってきています。

以前は上から下にの
「オーバースロー」
が主流でしたが、

以前紹介したTom Bradyの
フォロースルーは
「左脇の下」
に抜けていく感じでしたね。

近年は、
「より体軸回転を活かした
スローイング」
に変化してきているのでこのような
横に振るような腕の動きになるのですが、

実はこの動き方から考えると、

鋭さを増す横向きの体軸回転による
腕の振りの勢いを吸収するには、

腕を下に振り抜くだけではなく、

前足に体重移動しながら
「継続的に体軸回転し続けること」
でも勢いを吸収できると言っても
いいかもしれません。

右利きの場合、

前足へ体重移動しながら体軸回転が
進み、右肩が2時から1時くらいの
ところでボールをリリースすると
思うのですが、

リリース後の体軸回転と体重移動は
「勢いを吸収するための役割もある」
と考えてもいいと思います。

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体重移動の話が出ましたので軽めに
触れておきますが、
フォロースルー時のバランスを整える
ことを考えて投げると、
リリースで無理をすることが出来なく
なります。

リリースでの無理な動きのつけは
フォロースルーで解消するしかない
ですからね。

「全体をバランスよく」
を考える場合、
フォロースルーにフォーカスすれば
いいのかもしれません。

前にも書きましたが
手順を逆向きに考え
「リバースコンストラクション的に」
スローイングを考えてもいいと
思います。

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フォロースルーは
「リリースの後の動き」
ですから、
「体のやや前方の上から下へ」
の動きです。

スローイング全体のイメージをする時、
90-90ポジションと
フォロースルーのイメージは強いと
思うのですが、

「自分がどの位置でボールをリリース
しているか」
のイメージをもてている人は意外と
少ないと思います。

「どの位置でリリースしているか」
が掴めれば、
そこからちょっと前に出て下に降りて
いく軌道が
「あなたのフォロースルー」
です。

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「どの位置でリリースしているか」
をイメージする際、

「腕が伸びた状態での位置」
をイメージしてください。
もちろん個人的体格や個人の感覚的な
好みがあると思いますが、基本的には

「腕を伸ばしてリリースする」
を前提として考えてください。

腕を伸ばすことで
「リリースの40cm」
が達成できます。

「そこからのフォロースルー」
の意識を高めると体の動き・腕の動きがダイナミックになるように思います。

日本人は一般的には欧米人と比べて
体が小さいですから
「持ってるものを精一杯使う動き方」
を身につける必要があると思います。

「日本人の体格にあった動き」
はこの考え方がいいかなと思います。

「アメリカ人とは体格・筋力が違う!」
は事実ですが、
骨の並び方・関節の機能にほとんど
違いはありません。

使い方次第です!

「日本人にあった動き方がなんなのか」もう少し考え直した方がいいのかなと
感じながら動きを見ると、

また違ったものが見えるような気が
します。

今回は、この辺で。

ありがとうございました。

 

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祝!上映決定!!

フィリピン映画

「The Missing」


フィリピンのトップ俳優

Ritz Azul

Joseph Marco

Miles Ocampo

と共演させて頂いたこのホラー映画、


クリスマスの12月25日から


にて、

「全世界配信」

です!!

(有料配信です)


 1月上旬で上映終了予定でしたが、

好評につき1月31日まで延長です。


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「開催延期!!」

になっていた

Metro Manila Summer Film Festival

正式エントリー作品のフィリピン映画

「The Missing」

に建築学の大学教授 Riku Watanabe役で

出演しました。

 

夏にはプレミアとパレード参加予定!!

 

でした..........

が、コロナウイルスの影響で残念ながら

開催延期となってしまいました。


が.........


12月開催の

Metro Manila Film Festival 2020

正式エントリーが決定しました!!


今回は残念ながら

プレミア・パレード参加は

出来ませんが......


よろしければご視聴ください。

応援、よろしくお願い申し上げます!


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ホテル日航福岡ウエディング


「花嫁の父親役」

で参加させてい対してだきました。

もうそんな年代です!

「ホテル日航福岡ウエディング」


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なんと3億回突破!!!

 

フェリーの上で英語を喋っている変な

おじさん役で出演させていただきました

動画、現在6ヶ国語に翻訳されていますが、

全て合わせて

「再生回数3億回突破!!」

いたしました!!

 

関門PR動画「Come on! 関門」

 

映像業界の鬼才、江口カン監督作品です!!

最近では映画「ザ・ファブル」

「めんたいぴりり」

で有名ですね!

「スニッカーズ」のCMも!!

 

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☆☆☆☆ 現在休止中 ☆☆☆☆

『スポンサーになってみませんか??』

 

毎月第2・第4火曜日

21:00~22:00放送の

アメリカンフットボール応援ラジオ番組

「山口で、アメリカンフットボールを

盛り上げよう!!」

ではスポンサーを大募集中です!!

 

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企業様でも、

アメリカンフットボールを応援したい

気持ちを表現してみませんか?

 

こんなに面白いのに、

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アメリカンフットボールを、面白おかしく、

「居酒屋のおっさんトーク」

的な感じで語る一時間!!

 

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このブログへのメッセージでも結構です。

Facebook等でご連絡いただいても結構です。

 

よろしくお願いいたします。

 

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ジョーイシカワ(Joe Ishikawa)

プロフィール

 

野球は左右投げ左右打ち。

高校時代は陸上部棒高跳び選手。

大学でアメリカンフットボールを始める。

以降QB、オフェンシブコーディネーターを担当。

社会人時代、会社のバスケットボール部

ではスモールフォワード。

カナダでも草フットボールをプレー。

 

カナダ生活15年を

世界的スキーリゾートのウィスラーで

スキーインストラクターとして過ごす。

カナダスキー教師協会 Level 3 国際資格取得

カナダスキー競技コーチ協会 Level 2取得

カナダスキー教師協会検定員

 

同時にフレンチレストランの厨房にて

シェフを勤める。

 

その傍ら、

「ハリウッド・ノース」と呼ばれる

カナダの都市バンクーバーで俳優活動開始。

 

帰国後、英語力・料理経験を生かし、

英語発音指導、料理指導、糖尿病食開発。

上級ヨガインストラクター資格取得

(タイ国公認資格)

(ルーシーダットン=タイ式ヨガ)

 

日本で俳優・タレント活動開始。

母校のアメリカンフットボール部のQBコーチ

 

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私が出演させて頂きしました

 

映画「形のない骨」

(2018年7月公開 by エレファントハウス)

 

のDVD、好評発売中&レンタル中です!

 

田中英二役で出ております。

(メインキャスト紹介欄参照)

 

映画 「形のない骨」

 

監督は

「CM界の『女性美の魔術師』」

と呼ばれている小島淳二氏。

 

ドリカムのMVなんかもやっている方です。

 

小島監督のその他の作品、

こちらのサイトからご覧いただけます。

 

http://www.teeveeg.com/

 

よろしくお願い致します!

 

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他にも、こんな作品に出ています。

 

NHK福岡制作

「福岡美人がゆく!」

主演の奈緒さんの上司役で出ています。

 予告編オープニングに奈緒さんと一緒に

出てます!

NHK福岡制作「福岡美人がゆく!」予告編

 

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「A kind person」

Adfest2018 アジア太平洋広告祭

新人監督賞 銅メダル受賞作品

 

これには

 

「自殺志願のサラリーマン」役で出てます!

 

これらもよろしくお願い致します。

 

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次回は、

 

「QBのスローイング 前への体重移動の

受け止め方」

について書いてみたいと思います。


本当はフォロースルーまで書いて、

「改訂版!これ見りゃ丸分かり 

QBのスローイング」

を書くつもりだったのですが、


その前に足元を固める意味で

「下半身のこと」

を書きたくなりました。


スローイングのことを書いていると、

どうしても上半身、特に腕の話になってしまうのですが、

上半身を支えている下半身なしにスローイングは成立しません。


この下半身の使い方の中で

「前足への体重移動をどう受け止めるか」

について書いてみたいと思います。