ただ、もはや年越しまで時間がないので、ほとんど結果だけを書き止めることになりそうな点、ご容赦ください。
まあ個人的なメモ書きと思っていただければ間違いないと思います。
◾️総評
◆「1.x 番手」若手女優たちのブレイク!
今年のテレビドラマの総括としては、「2番手」と目される若手女優たちが光り輝いた/見事に脱皮した1年といえるのではないでしょうか?
「2番手と目される若手女優たち」とは、具体的には、以下のような方々です。
飯豊まりえ 『何曜日に生まれたの』
堀田真由 『たとえあなたを忘れても』
松本穂香 『ミワさんになりすます』
高橋ひかる 『ハレーションラブ』
プラスアルファで以下も?
桜田ひより 『あたりのキッチン!』
森川葵 『褒めるひとと褒められるひと』
生見愛瑠 『セクシー田中さん』
『日曜の夜ぐらいは...』
いずれも主役を何度も張っていて、十分売れている役者さんなのですが、どちらかというと、主人公の親友とか恋敵とか脇役的な印象があり、誰もが両手をあげて「ブレイクした」と言えるには何故か今ひとつ達しているとは言い切れない感じです。
熱烈なファンの方々にすれば「いやいや2番手じゃなくてとっくに1番手だよ」と苦言を呈されるかもしれません。
であれば「1.x 番手」とでもしておきましょう。
そんな若手女優たちが、これまでにないほど光り輝き、魅力を振り撒いていました。そして今回の成功が彼女たちに自信を与え、より一層の輝きとなって、次の作品に活かされるのではないでしょうか。
◆社会に適応できない人々が居場所を見つけていく物語たち
いわゆる「普通の人々」の集団から疎外され、生きづらく感じている人々が、周りの理解ある人々にも支えられて居場所を見つけていく物語が多くみられた1年でした。
◎『いちばん好きな花』
◎『セクシー田中さん』
◎『日曜の夜ぐらいは...』
◎『初恋、ざらり』
◎『たとえあなたを忘れても』
◎『君に届け』
◾️ドラマ大賞
◎『何曜日に生まれたの』
飯豊まりえさんが光り輝いていました。
いわゆる「こもりびと」が周りの愛情にも支えられて自らを解放していく過程を複層的に丁寧に描きましたが、それより何より飯豊まりえさんの魅力を最大限に引き出すことができた点が成功の鍵だったと感じます。
◾️ドラマ準大賞 / 企画賞
◎『ブラッシュアップライフ』
手垢が染み付いた「繰り返し生まれ変わり」ものを、見事な企画力/構成力で斬新な作品に仕上げた手腕にあっぱれ!
「今度はこう来たか」と感嘆することしきり。
◾️上智まさはる特別奨励賞
◎『たとえあなたを忘れても』
◎『ミワさんになりすます』
◎『セクシー田中さん』
◎『褒めるひとと褒められるひと』
◾️意欲作だが好みが分かれるで賞
◎『いちばん好きな花』
◎『波よ聞いてくれ』
◾️優勝作品賞
◎『コタツがない家』
◎『あたりのキッチン!』
◎『日曜の夜ぐらいは...』
◎『初恋、ざらり』
◎『彼女たちの犯罪』
◾️その他の佳作
◎『しょうもない僕らの恋愛論』
◎『この素晴らしき世界』
◎『リバーサルオーケストラ』
◎『くすぶり女とすん止め女』
◎『最高の教師』
◎『VIVANT』
◎『ばらかもん』
◎『君に届け』
◾️ツッコミどころで話題を提供したで賞
◎『真夏のシンデレラ』
◎『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』
※注目の男優、女優も描きたかったのですが、時間切れで、また次の機会に譲ります。
以上です。