昨日は、月に1度の定期健診に、泌尿器科に行ってきました。
隣町の病院まで、もちろん往復徒歩です。
検尿と血液採取でした。
検尿の結果は、合格点でした。
血液採取はPSA検査で、前立腺癌を調べるのが目的です。
結果は1月後に判明しますが、たとえ最悪の結果でも、治療はしない方針です。
今日から、「私のジャズ談義」を数回お届けするつもりです。
それほど、ジャズにのめり込んだという訳ではありませんが、やはり人生の節々には、ジャズがありました。
一部ジャズ素人の独断偏見もあるかと思いますが、ご容赦願います。
「私のジャズ談義①」
最近YouTubeで、ジャズサックス奏者、中村誠一さんのチャンネルを見つけました。
中村誠一さんといえば、初代山下洋輔トリオのメンバーでした。
実は、私、大学2年生時(1972年頃)、教室でトリオの演奏会があり、聴きに行きました。
当時は、山下洋輔トリオは大人気で、教室も学生で一杯でした。
私の同級生の親族が、ドラマーの森山威男さんで、その関係から人生初ジャズライブ鑑賞となったのです。
私は、一番前でした。
私の目の前は、森山さんのドラムがセッティングされていました。
約1時間半にも及ぶ時間は、ほぼ森山さんのドラムの音しか聞こえてきませんでした。
ピアノの山下洋輔さん、サックスの中村誠一さんの存在は忘れていました。
森山さんのドラムがあまりにも、アグレッシブ過ぎたのです。
それ以来、私、ニュージャズとは縁遠くなりました。
今でも、少し苦手な分野です。
中村誠一さんは、チャンネルの中で、プロのジャズミュージシャンと対談されていました。
その中で、中村さんが強調されていたのは、「ジャズは適当でいい」という言葉でした。
もちろん、本質はやや違うとは思いますが、私的には少し感動しました。
当然、他のミュージシャンの方は、少し苦笑いをされていました。
中村さんは、しばらくして、トリオを退団されました。
その理由の一つに、音楽に行き詰まりを感じたことと、演奏(フリージャズ)に限界を感じてきたからだと仰っていました。
おそらく、本音だと思います。
それにしても、中村さんお若いです。
当年77歳です。
ジャズボーカリストのお嬢さんもチャーミングです。