2024年5月9日雑記 | C'est ma vie

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毎日平凡でいられることの、非凡さを求めています。

先日、ドイツの興味深い記事を見つけました。

 

 

それは、タコ(蛸)に関する記事です。

 

 

 

 

あるドイツの水族館で、タコの面倒を見ている女性の飼育員がいました。

 

彼女は、日々せっせとタコ君に餌をやります。

 

しかし、タコ君は穴(壺)の中から出てきません。

 

 

ある日のことです。

 

突然、そのタコ君が、飼育員の女性の近くの水面で泳ぎ始めました。

 

 

お腹が空いている風でもありません。

 

 

そして、突然、タコ君は、その女性飼育員の腕に巻き付いたのです。

 

 

数分間でした。

 

 

その後、タコ君は、天国へと旅立ったとのことです。

 

 

このタコ君は、普段お世話になっていた女性飼育員に、最後のお礼を言いに来たのでしょう。

 

 

ドイツでは、タコは頭が良く、様々な記憶も覚えている動物という認識です。

 

 

 

ドイツでは、タコは特別保護動物の申請をしているようです。

 

 

この記事は2年前ですので、現在の申請の状況は分かりません。

 

 

とにかく、ドイツでは、タコはほとんど認識されていません。

 

悪魔の化身という認識です。

 

イカとタコの区別もつかない国民もいるのです。

 

 

辞書に、もちろんタコは載っています。

 

 

ただし、世界的に有名なドイツの絵入辞典「DUDEN」(1977年版)には、タコは載っていないのです。

 

 

こども用の絵入辞典には載っているかもしれませんが。

 

 

ドイツ人はタコは食べませんが、地中海料理店では、食べる人もいるようです。

 

しかし、抵抗はあるようです。

 

 

学術的からも、元々、タコは未だに不思議な生物のようです。

 

地球の進化論とは、逸脱しているようです。

 

 

実は、宇宙から来ているという説もあるのです。

 

 

 

まあ、先ほどのタコと飼育員の心温まる話は、感動はします。

 

 

しかし、私的には、また西洋先進国病が始まったか、という感想です。

 

 

鯨、イルカもしかりですが、知能が高い動物は保護すべきであるという考え方です。

 

 

それ自体は悪くはありません。

 

 

しかし、牛や豚をがつがつ食べる国からは、聞きたくありません。

 

 

もちろん、種の保存が大切なのは分かります。

 

 

牛や豚は、飼育され、種が絶えることはありません。

 

 

ただし、タコは知能に優れ、情に厚い、

 

ゆえに、保護すべきだという単純な思考はどうもいただけません。

 

 

数は多くいても、牛や豚も頭が良く、情に厚いです。

 

 

私は、今日、ここに宣言します!

 

 

これからも、タコ、牛、豚には感謝しながら、腹に収めることを!!