ただ平和だったから戦後70年戦わないですんだが

今日まで、日本が侵略を受けた場合に、
自衛隊が応戦しない組織団体であったのならば
リスクは劇的に増えるといえるだろう。

しかし、応戦するのが当然の組織団体なら
まったくそのリスクは変わらないと思う。
いわゆる銃火器による死のリスクだ。
365日、日本を守っている組織団体であればその危険性は
すでに存在しているわけで

海外に赴いて任務を遂行しても
日本にいても死のリスクは存在する。
体が2つなら別だが、同時に両方の危険を受けるわけではない。
1年365日が増えれば日数分リスクは増える。が
そんなことは閏年に1日増える以外はない。

365日以上リスクは増えない。

大体、国会でおおっぴらにそんな議論をして
テレビで流れていては
世界の笑いものだ。
国連常任理事立候補どころか
非常任理事すら任せられない。

リスクを議題にする時点で韓国にも負けている。
平和を守るには死をも恐れないぞという
ハッタリも必要である。

怖い怖いといっていて平和は守れない。
そんな気迫では戦わずして負けてしまう。

むしろ中国が悪いほうに向かわないために
日本のリスクを最小限にするために
安保法制でアメリカと周辺国とで
協調することが必要なのだ。

尖閣自体は個別的自衛権の範疇だが
南シナ海も日本にとっては
無関係ではないしそこにかかわる国は
単独ではない。

東・南シナ海を共同で守ることが重要だ。
しかも、時間的余裕はない。

安保法制をせずしてどう国土が守れるのか
どう守るのか聞きたい。

その方法があれば何の問題もないだけのことだ。
橋下さんが政界を本当に引退するかしないかは

維新が本当に維新なのか問われている。

残念ながら維新の国会議員は
議員になるがための維新でしかなかった
と思われても仕方がない。
大阪都構想以外何をどうするかがないのだから。

橋下さんについていれば安心だったから。
先の大阪都構想の敗退での引退発表で
議員を発奮させたかったのだろう。

もちろん生半可な気持ちで言っているわけではないだろう。
議員が本気で維新を起こ覚悟があるなら
これからもがんばる覚悟は出来ていたと思う。

そんな矢先の議員の失態。
議員の身を切る改革の不協和音。

石原議員(元都知事)の政界引退。

一人で政局を引っ張ることは
誰にでも出来ることではないし、
向かい風も半端ではない。

やはり仲間は必要だ。
橋下さんの
右腕左腕になれる人が集まり
議員が橋下さんを守り抜く覚悟がなければ
やってはいけない。

ただ続けてほしいというのは残酷なことだ。
確かにこれほどの逸材はいないといって過言ではない。

何しろ、ほぼ私利私欲にまみれているこの政界にして
私利私欲に走っているのではなく、
むしろ無欲だ。

政界の有象無象がこぞって叩き潰すのに
つぶし甲斐のある頼もしい人物でもある。

これだけ大阪の問題を説いて勝てなかったことを
自分と議員総力の力不足とはいえ、結果は結果だ。

これが日本の現実でもある。

自分で考えない。
わからないから今のままで良いや。
関係ないさ。

そんな声があるのも事実。

数式や年号をすぐに覚える
頭がいい人は多いいのだろうけど、
国民・市民が自分で考え判断することが出来なければ
政治家の質も下がるばかり

安保法制騒ぎを見ても
嘆かわしい限りだ。

技術立国になれたのは個を滅して仕事をしてきたから。
手放しには喜べないのだ。

ブラック企業、派遣・独居老人の増加、
子供たちに降りかかる災難
地震だ、津波だ、噴火だと世も末のような有様。

技術で金持ちを豊かに出来ても
多くの人を幸せにできないのなら
一体今まで日本は何をしてきたのか

橋下さんの力をもってしても変えられないのならば
議員が何人いても変えられるはずもないということ。

未来は決して明るくはない現状。

既得権益団体の壁は思いのほか厚い。

安保法制反対以外の野党集結ができる
ツワモノがいなければ
橋下さんを呼び戻すことはできない。

橋下さんが喧々諤々していないと
政治はもちろん経済的にも活気がなくなるだろう。
東京オリンピックも
盛り上がりに欠けた物になってしまうかもしれない。

日本中湿気まくりだろう。
AIIBはアジアの国々のための
インフラを投資するものではない。

シルクロードに名を借りた中国のオイルラインだ。
中央アジアには道路やパイプライン、
さらに中継都市を作るだろう。
海のシルクロードにはかつての香港のような
中国の軍港ができるだろう。
それに付随するインフラの投資である。

最終目的地は産油国。
こちらでも新しい国ができようとしている。
そう考えるとやはり無関係ではないだろう。

さらに、アメリカが表だって言えない
リーマンショックのように
中国で問題のある理財商品を
暗に参加国に売りつけて損を回避・回収することである。

内政をコントロールするために反日を利用する中国政府。
南シナ海で領土を広げようとしている中国
とてもまだまだ信用できる国ではない。

AIIBは中国にとって都合のいいことだらけ。
に出来ている。

本当にアジアのインフラに投資するなら
技術と経験のあるADBにしたほうが安心安全である。
邪心があるからAIIBに参加できるのだ。
日本の中国寄り議員のせいで、
中国政府は、どうせ日本は
尻尾振って参加すると見ていたものだから
目論みは大きく外れた。

日本がそんなにADBに出資するなら
どうして参加してくれなかったのかと、

逃した魚は決して小さくはなかった。