今日は、会社(梅田にあるUビルの28階)のワタシが座る席から、箕面の山々の稜線が青く、
くっきりと見えました。
このように、山の稜線が青く、山水画のように美しく見えたりしますと… ふと、あの言葉を
思い出しますね。
『大和は 国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる大和し美し』 (古事記)
…でしたっけ? 懐かしく思い出しますなぁ~ ^^;
(へえ~ いったい、いつのハナシ?と聞かないで下さいっ (笑))
人間の目で見える光のことを、可視光線というそうですが、人間の目は「赤・緑・青」の光を
感じることができる細胞で、できているそうです。
ご存知でしたか?
…で、この光の違いを感じられる細胞が、それぞれ3色の光の強さがどれくらいなのかを
感じることによって、「この世界には、たくさんの色がある」と判断しているそうなんです。
また、物質には決まった色の光を吸収したり、反射したりする働きがあるそうで、例えば、
赤色に見える苺(イチゴ)は、主に赤色の光を反射して、緑色と青色の光を吸収している
状態なんだそうです。
すると、人間の目の中には、苺に反射した赤色の光がたくさんはいってくる状態になるので、
その物体(=苺)が、「赤く」見えるんだそうです。
それはつまり、この世の中の物体には「色がついている」のではなく、「決まった色の光を
反射する性質を持っている」だけなんですって。
…今日の箕面の山々は、山の稜線自体が青いのではなくて、青い光を反射していて、
それがワタシの目には、青く美しく映る、ということになるんですね。
…なんだかな~ そういう仕組みって、この世の中のいろんなことと共通しているような気
がします。
そんなコトをあれやこれやと考えていると、ふと、仕事中に「ぼーーーーっ」と遠い目をし
てしまったりして。
おっと。いかんいかん^^; 仕事しなくちゃ。
…今日は、みなさんのお席からは、どんな景色が見えますか?
(なみき)