生きてさえいれば。 | うつ病主婦のここまで元気になったわけ。

うつ病主婦のここまで元気になったわけ。

うつ病日記。10年間のうつ病克服の日記。
10年間の治療法や、大切な気づきについて。

おはようございます。

ここ数日、本当に厳しい寒さでしたね。

もう、私は冬眠しかけていました。

今日は、ありがたいことに
少し暖かなようです。


2月から、次の減薬を始めようと
思っています。

ここ、1、2年は
減薬開始とともに

家をでて、一人暮らしをしている
娘が
私が、減薬による離脱症状で
動けなくなるので

家事やその他を、私に代わって
するために
一か月ほど、帰って来てくれます。

これを、娘は
「まあ、まあ介護」
と、呼んでいます。

娘は、一人暮らしで
バイトをしながら、絵を描いています。

娘の描き方は
一度始まると、長い時は
7時間ほど、ぶっ続けで描き続け
画部屋から、出て来ません。

ですから、私の代わりに
家事をしたり、ペットの世話をしたり
その合間に、絵を描くというような

器用なことが出来ません。

なので、「まあ、まあ介護」の間

バイトの日数も減らし
絵も描けない状態です。


私は、こんなに娘に
負担をかけていいものなのか。

なんて、情けない母なのか

毎回、とても悩むのですが…


ところで、年末に保護した
黒猫ちゃん、キキちゃんですが

先住犬2匹を、あっという間に
手下に、従えて
女王として、君臨しました。

ご飯もよく食べて
リビングを歩き回り

楽しいお正月だったのですが

2日頃から、また動かなくなり

すぐに動物病院に行き
そのまま、集中治療室に入院になりました。

そして、そのまま
弱りきった心臓は、動かなくなりました。

もっと、もっと
愛して、慈しんであげたかった。

お葬式の前も、
終わってからも

たくさん、たくさん泣きました。

そして、たくさん泣いた私は、

これは、キキちゃんからの
メッセージだなと思いました。

キキちゃんは、

生きている。

そのことが、どれだけ素晴らしいことか。

生きている。

ただ、それだけで
もう、十分なのだと。

だから、ママ
生きてね。生き抜いてね。


うつ病の回復期。(あるいは、薬のせいで)

しんどくて、辛くて
思うように、体は動かなくて。

子供達に、
ごめんね、こんなママで。
何も、してあげられなくて

お友達のママのように
してあげられなくて
ごめんなさい。

いつも、いつも
そう思って、自分を責めていました。

でも、今は思います。

これって、子供達にしてみたら

すごーくウザイ母なのでは?
ごめんなさい、ごめんなさいと
思われて

鬱陶しいだけの母だったのでは?

キキちゃんのメッセージ。

生きてさえいれば。

だとすれば、
どんな姿の母であったとしても

そこに、愛さえあれば
それで、良かったのかもしれない。

身勝手ですが、
そんな風に思うようになりました。

娘よ
2月から、またお世話かけます。

「いーよー。お互い様だからさっ!」

少年のような顔で
娘が答えました。


可愛い、可愛い
キキちゃん。

次に会う時は
いっぱい、いっぱい
あそぼうね。

ありがとう。