先日の「婦人警官(女性警察官)」を巡る記事で、コメントを戴いた。

 

 

 その頂いたコメントには、1970年代後半から80年代にかけて、婦人警官の制服にロングブーツが採用されていたことが書かれていた。確かに当時のスチールをネット等で拝見すると、婦警の制服(勿論スカート)の足回りに黒のロングブーツを着用している姿がいくつも出てくる。

 

 

 

 中には、当時ドラマで演じたのか、キャンペーンの一コマだったのか、ミニパトと婦警姿の山口百恵が並んだスチールがあって、その時の山口百恵も黒のロングブーツを着用していた。

 

 

 まあ、70年代(昭和46~55年)は、まだ子供だったんで、今となってはうろ覚えで恐縮ながら、当時は流行もあって、「猫も杓子もロングブーツ」とばかりに、巷にはあらゆるジャンルでロングブーツが氾濫していたような気がする。だからこそ、我々とその前後の世代は、その前から始まった特撮ドラマヒロインのコスチュームも相まって、ロングブーツに特別の思い入れがあるのかもしれないヾ(- -;)ヾ(- -;) もっとも特撮ヒロインのロングブーツ姿も、そんなブームの一環だったろうが(;^_^A

 

 ところで、婦警のロングブーツは、兵士の長靴やヒロインのそれと同様、過酷な行動(勿論犯人逮捕を含む)を強いられる者にとっては、「足を守る」という意味では理にかなっているかもしれない。ただ犯人を追う時には走りにくかったとは思うけどね(;^_^A

 

 それにしても、ロングブーツ姿の婦警のユニフォームは、かの軍帽(学生帽?)を彷彿させる グレーと黒を基調にしたやや野暮ったい帽子と共に、いかにも「昭和」な出で立ちだ。個人的には今のデザインのものより、こっちの方が「婦人警官」ってイメージが強い。それでいえば、今の制服が「女性警察官」、そしてこっちの方が「婦人警官」なんて色分けが出来るかもしれない(;^_^A そんな、いかにも「昭和」な婦警の制服に、戦後「昭和」の安定期を象徴するファッションであるロングブーツの組み合わせは、それ自体「昭和」の郷愁を掻き立てる(;^_^A

 

 とは言っても、現行の制服にロングブーツを組み合わせたコーデの女性警察官(こっちはタレントによる「一日〇〇長」の類だが)も見つけることが出来た。これまた結構サマになっている(;^_^A

 

 

 

 

 先日の記事の通り、婦人警官(女性警察官)は、来るべき私版「謎なぞ七色レディ」の「七変化」リストに既に入っているが(;^_^A、その時は、上のスチールの例に倣ってロングブーツ姿の女性警察官(今回は逆にこう敢えて書く(;^_^A)も登場させようかなぁ。何、映画は飽く迄”妄想”否「空想」の世界だからね(;^_^A(;^_^A