数ある中から、このブログをご覧いただきましてありがとうございます。
前回は「「初めてのこと」は「わからない」だけであり、「むいていない」わけではない」というお話をさせていただきましたが、今日は「「従前と同じで良い」と安易に決めない」というお話を致します。

会社内や、地域の集まりで物事を決める時によく聞くセリフの一つに、
「昔は〇〇だったから、それに合わせた方が良い」
というものがあります。

勿論、従前の考え方を否定しようという気持ちはないのですが、時代はどんどん変化していますので、本当にその考え方で良いのかを考察する必要があると筆者は考えています。
その時はその考え方に決めて実際に実行してきたわけで、それはそれとして間違っているわけではありません。
しかし、その考え方が今の世の中に適合しているかは、キチンと検証して必要に応じて見直していく必要があります。

筆者が実際に経験した事例です。
筆者が居住しているマンションの管理組合の理事を決める際、「理事の業務をアウトソーシングしてはどうか」という話が出ました。
現役世代は、平日なかなか時間が取れないほか、休日も家庭のことなどで、しっかりとした管理組合業務ができないし、奥さまに参画してもらうにしても、共働きの世帯が多く状況は同じ。そもそも、土日お仕事の方も多いという現状がありました。

この内容を従前の理事の方に相談したところ、「忙しくてもやるのが理事としての責務」「アウトソーシングする経費の無駄」と言って取り合ってくれない状況となりました。
現在も関係者間で本件は調整中ではありますが、どちらに決定されようとも、その時その時で、本当にそれが一番なのかを検証して、物事を決めて進めていくプロセスは非常に大切であると筆者は考えています。

時代に即した最高のアウトプットができる組織を創造するため、「従前と同じで良い」と安易に決定するのではなく、「本当にそれでいいのか」を検証するプロセスを大切にしていきたいですね。

今日もお読みいただきましてありがとうございます。
担当:Chappy

※ 山下純子さんのブログはこちらです→ https://ameblo.jp/junko-485
※ 純子組女子のリレーブログも見逃せません→ https://ameblo.jp/junkogumi-joshi