数ある中から、このブログをご覧いただきましてありがとうございます。
前回は「組織の中でみんなが安心して幸せに働くためには」というお話をさせていただきましたが、今日は「他人のミスを自分事と捉えて行動していく」というお話を致します。

企業にお勤めの方は、仕事はチームで行うことが多いと思います。
チームの中で個々人に担当が割り振られて、チームとしての業務を遂行していきます。
ただ、そのチームの仕事の責任は、チームの長や、それに準ずる方が取るものです。

最近私のチームで発生した事案です。
ある報告資料を作成する必要があり、その資料に掲載する数値の算出をチームメンバーにお願いしました。
算出された数値について、若干違和感を感じたものの、日々の業務が忙しい中でしたし、長年その数値の算出を担当しているメンバーが算出した数値でしたので、そのまま資料掲載して先方に提出してしまいました。
数日後先方から「何か違和感がある」旨の連絡があり、よくよくその数値の根拠を調べてみたところ、数値が相違していたという事案です。
チームメンバーの算出に使用したエクセルファイルの関数の設定ミスで数値が相違してしまったようです。

この事案は、このチームメンバーのミスですので、当該メンバーだけが責められるかというと、それはお門違いというもの。
全ては確認を怠った上司や先輩の責任です。
勿論、ミスをしたチームメンバーに注意喚起をする必要はありますが、全ての原因がチームメンバーにあるかというとそうではなく、確認を怠った上司や先輩にも非があります。

人は自分に都合の悪いことが起きた時は、自分の責任を回避するために他人事として捉えがちです。
でも、人のせいにしても何も解決するものはなく、自分にも非があったのではないか、どのようにすればそれが防げたのかということを考えていかなくてはいけません。
特に組織において、上に立つ人はそれを意識していく必要があります。

ミスや間違いは人間が行なっている限り発生するものですし、それを回避する策も考えていく必要があります。
しかし、ミスや間違いが起きた時に、その人一人の責任にしたり、対岸の火事としての認識ではなく、自分事として捉え、自分にも改善すべき点がないか再度確認していく。
そしてその点を実際に改善していく。
その行動が人を組織を成長させていくのだと考えています。
私も今回の事案を受けて反省し、自己の行動を改善していこうと思います。

今日もお読みいただきましてありがとうございます。
担当:Chappy

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