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前回は「会社では、その人の仕事で活躍する側面にフォーカスする」というお話をさせていただきましたが、今日は「まずは自分の心で相手の話を聞く」というお話を致します。

会社勤務をして数年もすれば、余程の事がない限り後輩社員の指導を行う必要が出てきます。
役職に付き、職責が高くなればなる程、後輩社員の指導の重要度は高くなり、会社から与えられたミッションとして遂行していく必要があります。
この場面で必要となってくるスキルが、「心で聞く」という事です。

「そもそも聞くのは耳の仕事では」という声が聞こえてきそうですね。
確かに声を聞くのは自分の耳です。
ただ、「心で聞く」という準備ができていなければ、耳で聞くことはできません。

皆さまは、何かに集中していて、突然声を掛けられたとしても気付かないという経験はないでしょうか。
これは、耳が聞く対象に向いていないため、気付かない状況になっているのです。
また、音楽を聴きながら誰かの話を聞いたとしても、音楽の方にも聞くというエネルギーを使っているため、集中して一つの事を聞くという作業ができていないと思います。

後輩社員の指導という場面では、相手の話を受け止めて、キチンと聞いて理解して差し上げる必要があります。
これをしないと相手は「この人に話しても無駄だな」という気持ちを持ち、自分に対して心を開いてくれない状況となります。
でも、どうしたら心で聞くことができるのか。

まずは、相手の方が、
・どういう気持ちで話しているのか
・何故自分に話したいのか
この2点を感じとることが大切だと思います。
そして、きちんと相手の方を向いて、しっかりと相手の話を聞いて理解して差し上げる事が大切だと思うのです。

相手の方は、自分を選んでくださって、お話をしてくれています。
その気持ちに感謝し、相手に寄り添って話を聞いて差し上げる。
それは、結局は自分の話を相手に聞いていただける事にも繋がりますし、自己の良好な人間関係を拡大し、自己の成長を促す機会にもなっていくのです。

是非今日から「心で聞く」という考え方を取り入れて、相手の話を聞いてみてくださいね。
普段気付かない相手の側面を知る機会にも繋がりますよ。

今日もお読みいただきましてありがとうございます。
担当:Chappy

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