サブスク契約してしまうトラブル! | 一般社団法人 日本医療・美容研究協会 (JMB)

 国民生活センター越境消費者センターには、国内事業者のサイトを利用していて表示された「スタート・OK・今すぐ視聴する」などのボタン表示をクリックしたところ、意図せず海外事業者とのサブスクリプション契約となっていた!との相談が多数寄せられています。

 スタートなどというこれらのボタン表示は海外事業者の広告ですが、消費者は広告と認識しておらず、自分が利用している国内事業者のサイトの表示と勘違いしスタートなどのボタン表示をクリックしています。その後、クレジットカード情報などを入力することで海外事業者との契約が成立した画面内にも表示されることがあります。

 会員登録や2次元コード読み取り時などにスタートなどのボタンが表示された場合は、広告かどうかのか確認が必要になります。意図しない海外事業者と契約してしまわないよう、寄せられたトラブルについて紹介し消費者に注意を呼びかけますビックリマーク

 

 【相談事例】

 ●国内のオンラインストレージサービスの利用手続きをしたつもりが、知らない海外事業者から登録完了メールが届きサブスク契約をしてしまったことに気づいた、解約したい!

 ●会員カードを更新しようとスタートボタンから手続きをしたら、身に覚えのない契約内容が表示され海外サイトに登録してしまったようだ、事業者の連絡先が分からない!

 

 【相談事例からみる問題点】

 *消費者は広告と気づかずサブスクリプション契約の画面に誘導されている。

 *消費者は契約先の事業者名や契約内容を認識できないままに、クレジットカード情報などを入力している。

 *事業者が最終確認画面を設けていない可能性がある。

 *契約に気が付いた後も契約先の実態などが分からず、問合せ先も分かりにくい。

 

 【消費者へのアドバイス】

 *スタートなどが表示されても、広告ではないかを確認しましょう。

 *登録完了メールが届いていないか確認しましょう。また、クレジットカードの請求をこまめに確認しましょう。

 *事業者への申出の方法がよく分からない場合や不安に思った場合には、すぐに消費生活センターなどに相談して下さい。(国民生活センター抜粋)