害虫・害獣駆除のトラブルに注意! | 一般社団法人 日本医療・美容研究協会 (JMB)

 ゴキブリやハチなどの害虫やネズミなどの害獣を駆除してもらう、いわゆる害虫・害獣駆除サービスの相談が全国の消費生活センターなどに寄せられています。相談はここ数年増加傾向に続き、2023年度は2022年度同期と比べて約1.5倍に増加しています。相談事例では、インターネットで検索して出てきた格安料金を提示する業者に来てもらったところ、ネットの表示とかけ離れた高額料金を提示される事例が多くみられます。特に10~20歳代が契約当事者となるケースが急増しており、注意してほしいトラブルですビックリマーク

 

 【相談事例】

 *ゴキブリが出て怖くなり、ネットで見つけた格安業者に依頼したら高額だった

 *ゴキブリ駆除の中断を求めても、聞き入れてもらえず高額料金を請求された

 *ハチに刺されて死ぬと言われ不安になり、駆除依頼したが高額なので解約したい

 *不安をあおられネズミ駆除を依頼したが、作業内容が不十分なので解約したい

 *ネットで探したコウモリ駆除業者と契約したが、嘘をつかれたので解約したい

 

 【相談事例からみる問題点】

 *インターネット上に記載されている料金と実際の料金がかけ離れている

 *消費者の不安をあおり、契約を急かす勧誘が行われている

 *強引に作業を行い代金を請求している

 *事前に複数見積もりと取って比較・検討することができない

 *交付される書面に具体的なサービス内容などが明記されていない場合がある

 *クーリング・オフ妨害をしている事例がみられる

 

 【アドバイス】

 *極端に安い価格を表示するサイトや広告には注意

 *複数見積もりを取って比較・検討する時間を与えない事業者とは契約しない

 *クーリング・オフなどができる場合がある(国民生活センター抜粋)