元木はオンラインでの打ち合わせを続けていたが、

ある企業の人事の方にボコボコにされてしまい、

デスクで悔し涙を流している。

 

私は企業の担当者に今後の取引を辞退したいと

電話をしたが、担当の方からは謝罪と、

今後も支援をして欲しいという

熱意のこもったメッセージを頂いた。

 

私はオフィスの周りを歩きながら

今後どうするべきか考えていた。

 

 

 

オフィスに戻ると

元木も何か話したそうにしている。

 

小林:「さっきさ、先方の●●さんと電話で話したんだ」

 

元木:「はい」

 

心配そうに表情を浮かべる元木。

 

小:「まず●●さんとしては、元木さんに対して

   厳しい言葉を使ってしまった点は

   ちゃんと謝罪したいと。

   

   その上で取引の停止ではなく、実績もあるのだし

   引き続き支援をして欲しいということだったよ」

 

元:「はい。。。

 

   私にも考えはあるのですが、

   小林さんはどう思いますか?」

 

小:「今回のお話をしたときにさ、

   私が少し話すとさ、

   ●●さんは「それに関しては~」

     ガーっと一方的にしゃべってきてさ、

   30分以上話を聞いていたら、

   もうクタクタになってしまったよ(苦笑)」

 

元:「(><)」

 

小:「なので●●さんと一緒に求職者のガイドが

   できるのか、正直不安にはなったよ。

   

   でも、すごく熱意はある方だし、

   自分が持っているノウハウを元木さんに伝えたいと。

   その上で一緒に成功したいというメッセージもあった。

 

   やる気はある方だと思うので、

   元木さんの気持ちが前向きなら

   もう一回ゼロからやり直すつもりで

   飛び込んでみるのもありかな、

   とは思っているのでありんす」

 

私の言葉を聞くと、

元木は目に力を取り戻したように見えた。

 

 

元:「今回の件では本当に色々と

   ご迷惑かけてしまってすみません。。。

  

     今回のことって、一言で言えば私の準備不足で

   やっぱり私が悪かったと思いました。

 

   ●●さんがそのようなことを言ってくれて

   チャンスを下さるのであれば、

   やっぱり私は■■社のために動きたいです」

 

おお。

なんだか元木がとても頼もしく思える。

 

小:「分かった。

   そしたら●●さんに連絡入れるから一緒に謝って

   もっかいゼロからやりなおしをさせてもらおう」

 

元:「はい!」

 

 

 

 

元木はいつもの元気を取り戻し、

チャキチャキと仕事に取り組み始めた。

 

 

 

 

後日、●●さんに改めてオンラインMTGの機会を頂いた。

 

元木は前回自分の準備不足があったことを謝罪し、

私も一緒に画面越しの●●さんに頭を下げる。

 

●●さんも自分の話し方が悪かったと元木に謝罪をし、

今後に向けて弊社の最新の情報を持ち帰ってくださいと、

熱意ある説明をして下さる。

 

打ち合わせの空気が

急に軽くなったように感じた。

 

 

 

人と人のことなので、

時にはぶつかってしまうこともあるけれど

会話をし、信頼関係を深めていくのは

とても素敵なことだなと改めて思った。

 

 

ここまでしてくれた企業様には

うちもしっかり向き合いたい。

 

さて、ここからが大切だぞ。

 

満面の笑みで打ち合わせをしている元木を見ながら
私は今後の行動プランについて考え始めた。

 

 

 

今回もお読み頂きましてありがとうございました。

 

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